人吉駅(熊本県人吉市)の構内に現存する貴重な石造建築物の人吉機関庫について。その1、外部編。
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タケ@ALL-A @take_all_a

2019年の熊本旅行から肥薩(ひさつ)線の続きで、今回は人吉駅(熊本県人吉市)の構内にある #人吉機関庫 について。厳密には同駅に隣接する車両基地である人吉運転区(旧 人吉機関区)の施設だ。 pic.twitter.com/7xYJjozZ9s

2020-08-13 21:03:56
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初期の機関庫はレンガ造が多くて石造は少なかった。その中でも現存する石造の機関庫は人吉の1件だけ、しかも現役というたいへん貴重な産業遺産である。7月の水害で明治期の橋梁が流失してしまったため、人吉機関庫の希少性はさらに増したことになる。 pic.twitter.com/DXYBcMItdu

2020-08-13 21:06:22
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以前に述べた通り、人吉駅が開業したのは八代〜人吉の開通と同じ1908・M41のこと。車両基地も同時に設置され、当初の機関庫は木造だった。現存する石造機関庫は2代目で1911・M44に竣工した。初代の機関庫は現存しない。 pic.twitter.com/VpjuUkHjQr

2020-08-13 21:09:06
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そして1944・S19と1949・S24の2度、機関庫の両方の妻側に長さを延長する形で増築が行われる。この増築部分は2017・H29に撤去されて竣工当時の姿に復原された。よって、妻側(短辺方向の立面)が再び外から見えるようになったのはごく最近の話。 pic.twitter.com/DtbYlPSL87

2020-08-13 21:18:32
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もっとも、復原といっても屋根材は吹き替えてあるし、当初付いていた開口部の扉は撤去されたままと、竣工当時の外観が完全に戻ったわけではない。 pic.twitter.com/E1JSsWYfZm

2020-08-13 21:21:49
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蒸気機関車(SL人吉)が機関庫内に停まっているときは、このように越屋根から盛大に煙が出る。(このときの内部を撮り損なった!) pic.twitter.com/N2JRsbz6gy

2020-08-13 21:28:00
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7月の豪雨で肥薩線が被災したため、SL人吉も人吉駅に来ることができなくなった。この光景が戻るのは何年後か。 pic.twitter.com/BrQTaYNzar

2020-08-13 22:15:45
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人吉機関庫に入る軌道は3線。それに合わせて3連アーチが並ぶ。 pic.twitter.com/WOm7T4RLaO

2020-08-13 22:17:02
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控えめながら装飾も施されている。 pic.twitter.com/E1h9zip6Jv

2020-08-13 22:17:26
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平面的には、3線の軌道が並ぶ機関庫部分の横(写真右手)に諸室が付く。 pic.twitter.com/oWwnJ8aKga

2020-08-13 22:33:57
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人吉機関庫の設計者は亀山留三郎という岡山出身の石工で、肥薩線では球磨川第三橋梁の橋台も手掛けている。ただし、機関庫の鉄骨造の小屋組はさすがに彼の担当ではなかろう。 pic.twitter.com/3SVYDpSRMv

2020-08-13 22:35:28
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人吉機関庫を敷地外から見るのは自由だが、敷地内や内部の見学は事前に申し込みが必要。7月の豪雨災害後の実施状況は分からない(しばらくは難しいと思う)。詳しくは人吉温泉観光協会などに問い合わせをしていただきたい。 pic.twitter.com/ES9iemm7FW

2020-08-13 22:45:30
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付室側の立面。柵で規制されてこれ以上は近づけなかった。 pic.twitter.com/Hl5CsY0Rsq

2020-08-13 22:57:31
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機関庫の石材は人吉市の北側に接する山江村で産出したもの(機関庫内のパネルより)。 pic.twitter.com/nyTkblDtJN

2020-08-13 22:58:55
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まとめたひと
タケ@ALL-A @take_all_a

団地・建築・土木・産業遺産などを紹介するサイトALL-Aとそのブログ版ALL-A blogなどを運営。また、共同参加型建築サイト「建築マップ」のメンバーとしても活動。このアカウントでは福岡とその近県から西日本を中心に、団地・建築・産業遺産関係のニュースと私見をツイートします。

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