お題「自由お題」
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ゆらりゆらり/詩《低浮上中》 @yurariuta

休日の冬の朝 まだ夢の中にいるあなたに そっとキスをして台所へ向かった 昨日の残りのシチューを温め 簡単なサラダを作って食パンを焼き ベーコンエッグを乗せる お揃いのマグカップに珈琲を注ぐと 香りの合図であなたが起きてきた 頂きますと手を合わせ 幸せそうに食べてくれるあなたが 大好き

2021-01-09 22:01:02
夢夜 @ruya_reve

煩い、うるさい、ウルサイ。 何か喚いているその口に手近なものを詰め込んだ。 まだ何か音がするから更に詰め込む。 ――ああ、やっと静かになった もう帰ろう。ここは不愉快だ。 暇乞いをして背を向ける。 見送りの挨拶もないから振り返って蹴飛ばしてやった。 痛みで声も出ないか。 ま、自業自得だ。

2021-01-09 22:01:32
RAY/※※※ @growler_ray

雲ひとつない空を見る度に、君のことを思う。元気にしてますか、おかわりないですか、また会いたいです。と。 遮るもののない空にそうして言葉を紡げば、同じ空を見ている君にきっと届くと思っているから。 …送られてきた手紙には、そう書かれていた。 「空の向こうから、随分クサイ手紙が届いたね」

2021-01-09 22:01:46
夢夜 @ruya_reve

キャンバスに描かれた光景に魅入られていると背後から声がした。 「気に入ったかい?」 「うん、すごく」 静かな湖面に淡く銀色に煌めく満月が映り、うっすらと虹もかかるその絵は幻想的で吸い込まれそうだ。 描いた本人がふっと笑う。 「完成したら君にあげるよ」 その笑顔が儚くて――少し、怖い。

2021-01-09 22:02:57
夢夜 @ruya_reve

怒りや悲しみ、悔しさ。 それら全部を込めて文字を綴る。 幸せな時も創作はできる。 だけど、負のエネルギーが強い時に書いた作品の方が評価は高い。 それもどうなんだろうとも思うけど、今の私の原動力はマイナスの感情だ。 私が私を許せる日が来るまで、私は自分の暗闇を創作にぶつけるのだろう。

2021-01-09 22:04:00
うたこ@7/10ス55a @Lwt2lFSJKFiBHRK

開催ありがとうございます。 本年も、よろしくお願いいたします。 #深夜の真剣140字60分一本勝負 @140onewrite お題 自由ということで、新年ぽく「夜明け」 pic.twitter.com/tRBdeSM6Hy

2021-01-09 22:05:54
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星泉 @hosiizumi38

ランドリーにご年配の方々が出入りしていた。私が入店した時は誰もいなかった。自車に戻ると隣に車が停まっていた。運転席に壮年男性、助手席に高齢女性。隣の助手席の扉に、自車の運転席の扉が当たらぬよう気をつけた。30分後。店に行こうとし、動揺した。助手席に女性がいない。出た気配は無かった。

2021-01-09 22:07:34
花滝ちかる @chikaru_toka

失恋してメソメソしてるアイツを慰めて、傍にいるうちに3ヶ月経過。 「今まで…私の我が侭に付き合ってくれて、ありがとう。でも、もう止めるから…終わりにさせる為に、私をちゃんと振ってください!」 待て。終わりにされたら困る。オレは叫んだ。 「嫌だ!我が侭なんか、これからも言ってくれ!」

2021-01-09 22:08:52
ケンタシノリ @kentasinori

菅笠を被った股旅姿の渡世人は、山道を通る途中で荒くれ者たちに囲まれた。 荒くれ者たちは、その男の命を奪おうと切れ味鋭い刀で襲い掛かった。そんな相手に対して、渡世人の男は怯むことなく自らの刀で次々と斬りまくった。 渡世人は、山道に転がった血まみれの屍を後にして次の目的地へ向かった。

2021-01-09 22:12:50
はごろもとびこ @peeUsausa

まんまるなのは、お月様だけではない。指で輪っかを作り目の前の景色を眺める。お皿、電球、カップ、ボタン。狭い部屋の中にもわんさかある。「ねえ、なんで月だけ?」振り返れば大柄の彼が本を読んでいる。「練習したんだ」「どうして?」彼は私の頬を撫でてこう言った。「君の瞳を見つめるためさ」

2021-01-09 22:13:57
KTQ @wholiveo

「歴史は勝った側が書くものなのよ」あの時、君はそうつぶやいた。後に「男の歴史は、顔に表れるのよ」とつぶやいた。 スマホの自撮りに映る自分の顔を見てみる。自分の顔は、自分が行きたい未来の方を向けていられているだろうか? 歴史に刻まれもしない無辜の者たちの声が聞き入れられるなら鬼になる

2021-01-09 22:22:38
秋月蓮華 @akirenge

君に恋をしている。 それを一生言うことはない。 自分にとってはとても長いのだけれども。 「かみさまが側にいる生活に慣れてるから」 「それはそれで」 実家が神社の彼女は神官になるためにこの場所に来ている。彼女が慕う神は別にいるけれども。 「楽しいです。今が」 こっちもだ、とは言わない。

2021-01-09 22:47:04

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