2014~2018

桜も開花したのでアイコンの挿頭花を桜にしましたー。 あんまり桜ぽくないけど山桜に桜萌黄の色目(衣と総角の紐で)です pic.twitter.com/TfzmGWKSgf
2015-03-27 19:57:19

アイコンの挿頭花が藤になりましたー。狩衣(薄色)と衣(萌黄)で藤のかさね。 【かくしてそ人の死ぬと云ふ 藤浪の ただ一目のみ見し人ゆゑに】 (如此為而曽人之死云藤浪之直一目耳見之人故尓 詠人不知 万葉集12-3075) pic.twitter.com/LCLu32uaQa
2015-04-28 07:28:12

今日は賀茂祭(葵祭)路頭の儀などが行われます ということで今日だけアイコンを葵鬘に葵の色目(狩衣淡青、衣淡紫)に。 挿頭花やしつらえに葵や桂が使われます。 【人もみなかづらかざしてちはやぶる神のみあれにあふひなりけり (貫之集)】 pic.twitter.com/p77GsoyRWl
2015-05-15 00:32:35

アイコンに菖蒲鬘。菖蒲(しょうぶ)の葉と花穂だけでは地味なので、花時の燕子花を添えて、色目も燕子花(狩衣淡萌黄、衣淡紅梅)。かきつばたといえばの歌から背景業平菱。 【唐衣着つつなれにしつましあれば遥々来ぬる旅をしぞ思ふ(伊勢物語)】 pic.twitter.com/MlKPvGyxxx
2015-05-16 01:21:57

菖蒲鬘はショウブの葉を使う。鬘は、もとは【草冠に縵】つまり鉢巻きで、やはり葉や茎の長いもの、蔓を使ったものが多く、花ものは少ないように思う。短い物を編んで繋げた可能性もないことはないが、長く伸びる性質の素材がめでたく思われたのではないかなあ、という想像。
2015-05-16 01:50:55
忘れるところだった。アイコンの挿頭花を紫陽花に。 今回は色目は設定していません。 【あぢさゐの下葉にすだく螢をばよひらの数のそふかとぞ見る】(拾遺愚草/藤原定家) pic.twitter.com/GRpS3R35fg
2015-05-29 00:42:59

アイコン色替え。 お気付きの方がいらしたかどうか解りませんが(^_^;) 実は、一週ごとに色を替えてました。 【あぢさゐのよひらの八重に見えつるは葉越しの月の影にぞありける】(崇徳院/久安百首) pic.twitter.com/K7BOvVSuqU
2015-06-26 00:06:21

アイコンやっと模様替えしました 撫子(河原撫子/大和撫子)に、紅と淡紫で撫子のかさね 白露の玉もて結へる籬(ませ)のうらに光さへそふ常夏(とこなつ)の花 [新古今集/夏/275/高倉院]※常夏は撫子の異称 pic.twitter.com/gEvTnSm2q1
2015-08-19 06:00:56

アイコンを12月仕様にしました。 【世の中は数ならずともひゝら木の 色にいでゝはいはじとぞ思ふ】 (夫木和歌抄/民部卿為家) pic.twitter.com/g0ydgeTRwd
2015-12-01 19:56:50

アイコン変えました 【冬ながら空より花の散りくるは雲のあなたは春にやあるらむ】(清原深養父/古今330) 雪の歌はこれがたぶんいちばん好きだと思いますが 今年は暖かくて私の所では初雪もまだなので、あまり気分が出ませんね… pic.twitter.com/wW00T8j978
2016-01-05 08:49:05

立春大吉 アイコンを模様替えしました。 白と蘇芳で梅のかさね。 【久方の天つをとめの衣手も梅が香よりや春は立つらむ】(肖柏 春夢草 中:春上) pic.twitter.com/XukNDp8r4i
2016-02-04 08:07:46

アイコンを模様替えしました 山桜の挿頭花です 【春雨に濡れてたづねん山桜 雲のかへしの嵐もぞ吹く】 (金曜集/春/55/藤原頼宗) pic.twitter.com/K4yxzCQmfk
2016-04-01 22:48:59

アイコン模様替えしました 藤の挿頭花に狩衣(薄色)と衣(萌黄)で藤のかさね 『春深くなりにけりとは住の江の岸の藤波折るにてぞ知る』(好忠集) pic.twitter.com/BLV64dKvNE
2016-04-22 13:07:13

という訳で今日だけ挿頭花を葵にしときます 【もろかづら二葉ながらも君にかくあふひや神のしるしなるらん】(後拾遺集/雑5/1141/藤原道長) (二葉葵と桂を会わせて鬘(かづら)にするので「諸鬘」とも) pic.twitter.com/D5c1Asuclr
2016-05-15 12:33:27

こそっと紫陽花の挿頭花に変えました 去年はこっそり色変えていってたんですが今年はもう予告しときます…使い回しだし 【今もかも来ませ我が背子見せもせん植ゑしあぢさゐ花咲きにけり】(新撰六帖6/2133/藤原知家) pic.twitter.com/VL9yBTEwsy
2016-05-16 00:58:54

@sakana6634 少しずつ色を変えてきましたあじさいの挿頭花 これで最終verです。 【夏もなほ心はつきぬあぢさゐのよひらの露に月も澄みけり】(長秋詠藻・藤原俊成) pic.twitter.com/VnvTUVRd5v
2016-06-25 00:32:05

立春大吉ということで、アイコンを梅の挿頭花に変えました。 梅の花香にだに匂へ春立ちて降るあは雪に色紛ふめり (続後撰集/巻一春上24/伊勢) 歌には白梅のほうがよかったけど pic.twitter.com/oIacUHtViY
2017-02-04 00:32:24

アイコンの挿頭花と衣の色を変えました さくら色の衣にもまた別るるに春をのこせる宿の藤波 (風雅集/巻四夏/304/式子内親王) pic.twitter.com/U0bxV9urb6
2017-04-30 14:24:53

こっそり挿頭花を変えました 「世の中は数ならずともひひらぎの色に出でてはいはじとぞ思ふ」(夫木抄巻き二九/14074/藤原為家) pic.twitter.com/7yOgpBfstO
2017-11-24 00:55:22

アイコンを模様替えしました ――冬のうたとてよめる 雪降れば冬ごもりせる草も木も春にしられぬ花ぞ咲きける (古今323/紀貫之) pic.twitter.com/ArXnJtgUOY
2018-01-07 13:46:40

アイコンのお色直しです 今日降りし雪に競(きほ)ひて我がやどの冬木の梅は花咲きにけり (万葉8/1649/大伴家持) pic.twitter.com/ARez1GgczF
2018-01-25 21:27:14

桜の季節が超高速すぎてアイコンの模様替えのタイミングを逸してしまったのでUPしておきます… 山桜に桜萌黄の色目(衣と総角の紐)です 【惜しめども散りはてぬれば桜花 今は木ずゑをながむばかりぞ】 (新古今集春下/146/後白河院) pic.twitter.com/8q69mzeJLI
2018-04-09 21:12:13

アイコンを山吹に変えました。色目は総角の緒も入れて青山吹。狩衣の文も山吹立涌です。 【春風はのどけかるべし八重よりもかさねてにほへ山吹の花】 (拾遺集/雑春/1059/菅原輔昭) pic.twitter.com/JhIWQN8efu
2018-04-22 03:14:27

そういえばこの絵、最初はくちなしの挿頭花にしようと思って描いてたんですよね 結局他の花にしちゃったんですけど… だから『内緒』のしぐさなのでした
2018-04-22 03:35:27
アイコンを模様替え。狩衣・衣の薄色と萌黄で藤の色目。文は臥蝶丸、背景は藤立涌。 【ぬるゝさへうれしかりけり春雨に色ます藤のしづくと思へば】 (金葉集/春/87/源顕仲) pic.twitter.com/2PgBX0xHrS
2018-04-28 19:43:03

アイコンを模様替え。花も色目(淡萌黄と淡紅梅)もかきつばたですが、みづらに挿すにはちと苦しいので菖蒲鬘ということで… 【かきつはた衣に摺り付けますらをの着襲(きそ)ひ猟する月は来にけり】 (万葉集/巻17/3921/大伴家持) 花摺りで彩った衣を重ね着て野辺に出る。端午節供の薬狩の様子を詠む。 pic.twitter.com/QVDHni15CG
2018-05-04 02:51:41

明日は葵祭ということで 挿頭花を諸鬘(二葉葵と桂) 色目を葵(狩衣淡青、衣淡紫)にしておきます 【人もみなかづらかざしてちはやぶる神のみあれにあふひなりけり】 (貫之集) pic.twitter.com/MMFjAMlmF1
2018-05-14 19:31:37

咲いてるのを確認してきたのでアイコンを紫陽花に。かさね色目はないようなので好きな色で。 【今もかも来ませ我が背子見せもせん植ゑしあぢさゐ花咲きにけり】 (新撰六帖/巻6/2133/藤原知家) pic.twitter.com/QORh9GGJs8
2018-05-26 13:28:36

紫陽花の色変わりはこれで終わりです しばらくはこのままになるかな… 【あぢさゐの花のよひらにもる月を影もさながらをる身ともがな】 (散木奇歌集/源俊頼) pic.twitter.com/TRCeRU7XpP
2018-06-23 22:18:41

並べるとこう… なおこんな事をやっておいて何なのですが、色が変わるのは逆輸入されたセイヨウアジサイで、和歌に詠まていた自生種はガクアジサイやヤマアジサイなどの白い花だったそう。『紫陽花』もよくある漢名の誤訳。萼が四片であることから『よひら』とも呼ばれ『夜』にかけられる例が多い。 pic.twitter.com/JdETqJ1OT3
2018-06-23 22:42:14

【あかねさす昼はうちたしあぢさゐの花のよひらにあひ見てしかな】(古今六帖/巻六/3912) 今は晴れた日にしおれていると雨の日に見たいな、と思ったりするけれど、昔はどちらかといえば『雨』より『夜』に、やはり近しかったものらしい。蛍と共に詠まれたものも数首ある。
2018-06-23 22:54:05
挿頭花の花を凌霄花に。 伝来は古く、延喜年間の『本草和名』に記載が見えるが、専ら薬草としての扱いで観賞用に栽培されたのは江戸時代からという。和歌にめぼしいものを見つけられなかったので宋代の詩を。 【玉簪花】(呉震齋) 素娥昔日仙家、醉裏從他寶髻斜。遺下玉簪無覓處、如今化作一枝花。 pic.twitter.com/S7YkQYGY2h
2018-08-04 17:19:12

あ…一字抜けてた…素娥昔日『宴』仙家 でした。 昔、素娥が宴に酔い、玉簪を下界に落として失くしてしまった。その簪は今は凌霄花となって咲いている、という。
2018-08-04 17:30:17
いつもアイコンの挿頭花を替えるときに歌を添えてるけど、大概は和歌植物表現辞典から選んだり、そこで和歌の中ではどういう表現をされていたかを調べて別のものにあたったりします。 挿頭花や鬘、髻華など 髪と植物も浅からぬ関わりがあるからそういう意味でもはずせない…
2018-10-01 13:11:362018年末~(Ver.UP)

アイコン画像を更新しました~~ 実は今までのアイコン絵をリファインしています~すごい!年内に!クリスマスに間に合った! 【世の中は数ならずともひひらぎの色に出でてはいはじとぞ思ふ】 (夫木抄29/14074/藤原為家) pic.twitter.com/jVlj8A1h41
2018-12-21 00:51:53

アイコン画像を更新しました~ 白と蘇枋の梅のかさね。 今日降りし雪に競(きほ)ひて我がやどの冬木の梅は花咲きにけり (万葉8-1649/大伴家持) pic.twitter.com/TLxC7rFL5a
2019-01-11 00:29:29

アイコンお色直し。 山吹は去年描いたのですがー、山吹の挿頭花といえばやっぱり童舞胡蝶が描きたかったので今回は色々パーツが増えました 【胡蝶にも誘はれなまし心ありて八重山吹を隔てざりせば】 (源氏物語/第二十四帖/胡蝶) pic.twitter.com/TTRQdfEkvF
2019-04-16 06:17:25

アイコンの挿頭花を藤に改めました。狩衣の表淡紫、裏濃紫で白藤のかさね。 【藤の花かけてぞしのぶ紫の深くし夏になりぬと思へば】(躬恒集) pic.twitter.com/Kgst0cBVsD
2019-05-07 22:56:38

アイコンの挿頭花を葵祭の諸蔓(葵と桂)に。狩衣の淡青と衣の淡紫で葵の色目。 【あふひ草てる日は神の心かは影さすかたにまづなびくらん】 (千載集/夏/146/藤原基俊) pic.twitter.com/zBxaECqc7I
2019-05-15 22:53:14

アイコンの挿頭花を菖蒲鬘に。といっても葉っぱなので、花菖蒲を添えて。かさねも狩衣の菜種と衣の萌黄で菖蒲の色目。ちょっと透かしてみました(アイコンではわかりにくいけど…) 【…ほととぎす/来鳴く五月の/菖蒲草/蓬かづらき/酒みづき/遊び慰ぐれど…】(万葉18/4116/大友家持) pic.twitter.com/oH3DUAd3yr
2019-05-17 00:56:07