棒鱈です

宮元 @heligero

弊アカウント現パロ尾形 お母さん→正直女として見てる。彼氏になりたい。でも俺の気持ち知ったら傷つくよな。息子でいいよ。 杉元のお父さん→欲しい。うちに持って帰りたい。俺のお父さんになってほしい。トメにあげたい。 勇作さんと杉元→お前らは俺の弱みを握っておくべきだと思う。好きなのかも

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勇尾のツリー twitter.com/heligero/statu…

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勇作さんは逆にめちゃくちゃ愛されなかった人の気持ちはあまりわからない方なのかもしれない。

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そして尾形は尾形で祖母の愛を受け取っていたわけで、彼は愛を知らないのでも理解できないのでもなく、与えられても受け取る器を持たないだけなのだと思う。だから受け止め、分け与え、溢すことのない、美しい器たちに、「それをもっとよく見せろ」「ちょっと割ってみていいか」などとちょっかいかける

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彼はそれで、その、本当に祝福された自分というものを求めているのか。ヴァシリとの命のやり取りのなか、自分の狙撃能力こそが祝福であると、そして祝福とは回り回れば運命を引き寄せる呪いなのだと、ヴァシリを通して己を穿つ日が来るのではないか。まあ野田サトルはもっと面白いこと考えてると思うが

宮元 @heligero

私は尾形が好きだし、勇作さんも好きだ。勇作さんが清いから好きなのではなく、勇作さんの清さというのは父親にデザイニングされたもので、彼には無垢なりて作られし人形の悲哀がある。人形は破壊者を呪ったりしない。ただ運命を受け入れる。人形を破壊した罪悪感が破壊者に呪いを見せる。

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私は人形の悲哀が好きだし、そんな美しい人形に、「あなたは人間のはずだ」と問わずにはいられない、散乱するビスクの破片をかき集める尾形の血塗れの人臭さも好きだ。それは兄弟愛ではないけど、尾形は勇作さんに人間でいて欲しいと思っている反面最も彼を神聖視している矛盾を抱えて歩んでいる。

宮元 @heligero

その関係性を愛と呼ぶ人もいる。尾形自身が持つ美醜のつかないそれを捧げた人が勇作さんであることを尾形は自覚しても認めないだろうな。

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尾形は、「あなたに私の何がわかるのですか」も、「私にはあなたがわからない」も、言いそびれたまま彼を永遠の無垢へと誘ってしまった。人間のやりとりをしそびれたんだよな。

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アシリパさんもまた父親にデザイニングされた娘なのだが、彼女は自分自身の明日を見つめている。彼女が人を自分の手にかけないのは願掛けでもなんでもなく杉元がたまたまそれを望まない、まあつまり勇作さんを無垢たらしめた物と同じで実は尾形と杉元は根底が超似ているのだよな。信じる力の発露の違い

宮元 @heligero

もうとっくに、アシリパさんは勇作さんに重ねられるような人ではなくなっているけど、勇作さんの「ありえた未来」を重ねられているところはある。尾形ほどではないが杉元も結構勇作さんトラウマなのかもしれん。

宮元 @heligero

「アチャが鶴見中尉をこんな哀しい人にしてしまったのか」。尾形は、「父が兄様をこのような哀しいお方にしてしまったのですね」と勇作さんに言ってもらえていたなら、どうだったんだろう。

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勇作さんと尾形よ。 twitter.com/heligero/statu…

宮元 @heligero

現パロの尾形と勇作さんがあるなら、尾形が勇作さんに心を許す条件としては勇作さんが自分の父親の非を責めて、オトンとマジ喧嘩するぐらいしかないだろうな。あと、兄様って呼ばないこと。尾形は決して自分の家族ではないことを認めないといけない。

宮元 @heligero

勇作さんには尾形のお母様が見えていないのだ。そこを直視した時に勇作さんは兄様ではなく百之助さんとようやく視線を合わせることができると思う。

宮元 @heligero

勇作さん、同じ父を持つ人としてしか尾形を見れてないからな。違う母を持ち、その母の人生が全く違うことから、全ては始まってるのに。

宮元 @heligero

尾形から兄弟になりたいとか、友達になりたいとか言わない限り、勇作さんの立場からは本来、彼を兄様などと呼んではいけないんだよ。

宮元 @heligero

本編ではそれで余計に尾形が勇作さんを落とそうとする理由になってはいるけどね。

宮元 @heligero

現パロでも絶対に異母兄弟がいい。絶対に、異母兄弟がいい、尾形のお母様を都合よく処理しないで、お願い

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補足すると、罪悪感について…尾形に罪悪感は、無いと思う。無いけど、無自覚に…欲しいのかもしれない。罪悪感を自分なりに妄想してる…のかもしれない。彼が死ぬときわかるんだろうか。

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尾トメと勇尾の現代パロディのツリー

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初めて母が久しぶりに会った父に「私は息子を彼氏代わりにするような女じゃない」と強い口調で言った日、隣で静かに「俺はトメの彼氏でいいけど」と思っているギリギリすぎる息子・尾形くん

宮元 @heligero

脳内でお母さんを名前呼びする息子キショすぎるけど現パロの尾形はお母さんのこと万巻の想いを込めて「トメ…！」と思ってて欲しいし、縁日の射的で取ったもんを「ありがとう百くん」て言われた時からトメが欲しがるものは大体手に入れたいと思っててほしい　あんまり見かけないタイプの尾形だな…

宮元 @heligero

でもそうやな！？トメ…欲しいのはなんもなくて、一つあるとしたら憎きお父ちゃんやもんな！？百くんはあればっかりは取ってこれんもんなあ！？現パロってこんな思いさせるためにするもんやっけ！？

宮元 @heligero

トメは百くん（ひゃっくん）のこと愛してるけど、百くんさえおったらいいわとは言うてくれんもんな！？ダメなお母ちゃんだからお父ちゃんが離れちゃうんだごめんねって謝ってくるたびに「泣くな！！俺がいるだろうがトメ！！」て脳内で叫ぶ尾形まともじゃないけどまともなんだよな

宮元 @heligero

尾形はお母さんの電話番号を「トメ」で登録しとって、学校とか職場でたまたま画面覗かれて「おまえお母さん呼び捨てすんなよ最低な…」とか言われるけど、誰も尾形が「俺のトメ…」と思いながらそれを設定したことを知らんのよな　怖…

宮元 @heligero

でも、この尾形も、お母ちゃんが「百くん私もう生きていたくないな」とか言うたら、「わかった」っていうて、お母ちゃんに死を持ってきてあげてしまうようなメンタリティだと思うな　いや現パロなんやから頼むしっかりして…

宮元 @heligero

「兄様とお母上は母子でいらっしゃるのですよ！？近親相姦はいけませんよ！！」「お言葉ですが勇作さんから俺に対するアレやそれも立派な近親相姦ですよ…」「ゆ…勇作と兄様はギリギリセーフでは！？」「そう…もうセーフかどうか考えてる時点で俺とトメを引き剥がすことはできません」「トメ！？」

宮元 @heligero

「だけど勇作さんが思ってるようなことは起きません　母が望まないものは俺も望まない」「そんな想いを秘めて生きてゆけるのですか」「秘めてないですよ　勇作さんには話したじゃないですか」「それは兄様が私が他言できないものと知って…私の気持ちを知っての上で…」「お互い告解といきましょうや」

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「私を弟と思ってくださらないのは…好都合と考えたこともあります…」「ほぉ　前より少しはお利口になられましたな」「兄様は優しいお方ですね　だから私は兄様を愛しているのだと思います」「いま全力で皮肉をですね」「それも含めて」「……」「父には教えなくて良い　勇作との秘密にしてください」

宮元 @heligero

尾トメも勇尾も欲しいからって欲をかくな

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「お母ちゃん、あんまり泣き言ばかりじゃあね。百くんに心配かけんようにしないとだめね」って頑張って仕事先とかでお友達作ろうとするお母さんかわいいという気持ちと「そいつらはトメのことなんとも思ってないだろが」の間で揺れている尾形の話を聞くことで兄様とデートできる勇作さんの煉獄の午後

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「まず前提としてですね、お母上は兄様の所有物とかではないのですよ」「兄貴に説教垂れるおつもりですか」「またそうやって勇作の心をくすぐってぬるっと逃げようとしますね！いいですけども！」「まあそんなことは百も承知の上で…あの人がまた誰かに裏切られたら俺は法を犯しかねん」「でしょうね」

宮元 @heligero

尾トメのトメは幸次郎のこと好きで不幸とかは望んでないし、向こうの家庭の話自体を聞きたがらないような女だけど、小さい百くんが「お父さんのこと好きじゃない」と言った時は「一緒にいたら好きになるよ」って笑ってた　百くんはそうなのかなあと思った　そうなのかなあ

宮元 @heligero

「そんなわけないだろトメ！トメは男の趣味が悪すぎる」「御言葉ですが兄様、父はですね…一緒にいると好きになってしまいますよ！」「なんだァ…やんのか…」「やりません…！でもその…あの人は…仕方ないな〜、とか、ちょっとだけですよ〜、とか、そんな気持ちにさせるのです！」「タチが悪すぎる」

宮元 @heligero

「だから、私は兄様が父と一緒でなくて良いと思うようになりました　昔は一緒に住んで共に父を愛せたらとも思ったのですが」「俺が今度は親父の気持ち欲しさに勇作さんを始末するとかそんなんですか」「いえ…父に絆される兄様、見たくありませんので！」「たくましくなりましたな…」「うふふ…」

宮元 @heligero

尾トメの尾形はお母さんが心配な時にめっちゃ汗かく(マザコン尾形シリーズ)

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尾トメの尾形は彼女いたことない(お母さん一筋なので)、そして女性からもモテたことはない(影も薄いし、話しかけづらいオーラがある)、でも勇作さんはそんな尾形が大好き、でも尾形はお母さんに勇作さんと会ってること秘密にしてる(トメ、浮気じゃないんだぜ)(トメとお前は付き合ってない)

宮元 @heligero

ほかこの尾形には通ってる射撃場でよく一緒になり、一言も言葉を交わしたことはないがアホみてえにすげえスコアを競いあっている謎のロシア人のお兄さんなどの静かなる知り合いがいるが、杉元とかは高校時代以来何年も遭遇していない

宮元 @heligero

あと、なんと料理をする　優しい息子だからというわけではなくトメが台所に立っていると心の底からどす黒い不安な気持ちが這い上がってくるので、なるべくトメを台所で見かけたくないため率先して台所を使う(前世のアンコウ鍋や殺鼠剤の記憶がじゅわっと染み出てくるのだ、つらい)

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でもお母さんが自分の作った料理食べて「おいし！」と笑うところは的の真ん中撃てた時と同じくらい良し！と思うので尾形は今日もスーパーに行くし、勇作さんが成城石井で買ってきておいしかったのでおすそ分けしてくれた高いバターなども「あれ美味しかったです」と言って次も差し入れさせたりする

宮元 @heligero

え、お母さんと二人暮らしなんですか？あったりまえだろ　トメから離れる理由がねえよ　お母さん想いの好青年だと彼を思うほど彼を眺めている人間もいないのでひっそり、じっとり、陰日向でそうしている　でもお母さんに新しい彼氏ができたりしたら、その男を殺しちまう前に出ていかないと、と思ってる

宮元 @heligero

お母さんの幸せを願っているようでいて、その実は自分の不安要素をしらみつぶしにしながら生きているだけの素朴で複雑な男、尾形さんちの百之助くん。

宮元 @heligero

トメは消極的な女だが夢を見る　あの人の一家を皆殺しにする夢　自分は重くて古い猟銃を持っている　後ろから息子が自分を支えて、「トメならできる、やってしまえ」という　あなたは本当に私の息子？どうして私を名前で呼ぶの「いいから前を見て」

宮元 @heligero

「俺はあなたの地獄から生まれた　俺と一緒に地獄へ帰ろう　お母さん　さあ　お父さんに狙いを定めて　俺がついています」やめて！！と叫びながら飛び起きたら台所にいた息子が駆けつけてきて「ゴキブリ？」て聞いてくる　「どっか、逃げちゃった」って思わず嘘をつく　「毒餌置こうか」「うん」

宮元 @heligero

「まあ虫出ても俺呼んでくれたら大丈夫だよ　俺がついてます」俺がついてます　いったいどこまで？　何も言わないでいると息子は「あ、鍋」と台所に戻っていった　こんな優しい息子のことを私はなんだと思ってるんだろう　駄目だなあ…

宮元 @heligero

尾形は珍しく勘が働かなかったので「俺とトメの家に入って生きて出られると思うなよ」とゴキブリに対して思っていた　のんきだね