『異世界食通』(著:はった/駄兎本舗) https://booth.pm/ja/items/3249312
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> 電子書籍として読みやすいよう、しおりやリンクを搭載したPDFで公開し この一文の時点でちゃんとしている度がすごい

2021-09-10 00:41:10
eightone/はった@委託開始! @eightone1985

【PCは何者?】 『異世界食通』というグルメ番組の出演者です。 彼らは様々な世界から雇われ、異世界の美味を食レポすることでギャラを受け取ります。もちろん視聴者を魅了するほどギャラはアップ! 『大食い』『繊細な舌』など、全17種のスキルから2つスキルを選び、個性的な美食家を作りましょう! pic.twitter.com/NR7MKaGKeb

2021-09-09 22:55:05
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eightone/はった@委託開始! @eightone1985

【どんなルール?】 大喜利×ダイスゲーム! PCが食べる料理はプレイヤー自身が考えます。 ヒントは、舞台となる世界×手札に書かれた言葉×PCのキャラ性の3つ! つまり、架空料理を提案する面白さと、それを食べてロールプレイする面白さを一辺に楽しめる欲張り仕様なのです! pic.twitter.com/FTqVAIByGp

2021-09-09 22:56:02
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eightone/はった@委託開始! @eightone1985

【どんなシナリオができるの?】 グルメ番組『異世界食通』は放送回ごとにドラマになったりバラエティになったりするので食べ歩きバラエティから本格社会派シナリオまで対応可能です。 また、4つのサンプルシナリオと6つのサンプル背景によって、すぐにでも色々遊ぶことができちゃいます! pic.twitter.com/t7dMrThyA3

2021-09-09 22:57:07
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𝑽𝒊𝑽𝒊 /🍅🦈 @ViVi_shark

まだダウンロード終わってないんだけど、これたぶんグルメカードのデッキを差し替えたらコンセプトグルメバトル(例:点心対決)みたいなのできるわよね

2021-09-10 00:43:27
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ポストアポカリプス飯とかできるの愉快

2021-09-10 00:44:08

𝑽𝒊𝑽𝒊 /🍅🦈 @ViVi_shark

『異世界食通』booth.pm/ja/items/32493… )でいつもの(通読しながらなんやかんや言うやつ)をやっていきます

2021-09-10 19:59:41
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「異世界のグルメを食べ、食レポをするTRPGです」(BOOTHから引用) 作者ははったさん。その筋(インディーズロールプレイングゲーム界隈)では有名な『リミットボール』『蒸壁のエスピオナージ』のひとですね。

2021-09-10 20:01:39
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ところでこのテーマだと、『RPGトイボックス』(2020,著:長田崇、はった、潮屋俊、スイ)に収録されていた『異世界妄想料理RPG 界渡りの味』を思い起こします

2021-09-10 20:04:20
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さて、中身に入っていく……前に、同梱の案内文がこんな感じ(画像参照)になってるんですよ。 非常に気が利いています軽量版があるとか、画像アセットが独立ファイルで提供されているとか。ユースケースがよく考えられている、という観点においては最強ですね pic.twitter.com/2hvWOv53QS

2021-09-10 20:07:16
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当然、PDFにはハイパーリンクやブックマークによるナビゲーションが充実しています。すばらしい

2021-09-10 20:08:24
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p2先頭に「このTRPGは異世界で食レポをするゲームです」とある。ゲームの主題が明瞭に提示されているのはよいこと

2021-09-10 20:09:19
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「食レポ」である以上わりとやむを得ないんですけど、テレビ番組の文脈を基本としている(p3)のはちょっと惜しい気もします。(想定ユーザー層にテレビ番組を見る層ってそんなにいるのだろうか?)

2021-09-10 20:12:12
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まぁ『孤独のグルメ』と言い換えれば一気にメジャーになりますし、そういうものかもしれない。「キャラクターはテレビ番組であることを認識していなくてもよい」という主旨の記述もありますし

2021-09-10 20:12:18
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PCは「ボーダレス」と呼ばれる世界移動者。流行の異世界転生や異世界転移をふくむ(両者の区別はここではとくに気にしないものとする)。MtG風に言うならプレインズウォーカー。

2021-09-10 20:13:25
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PCのミッションは「視聴者からの感情を稼ぐこと」。演出評価型のシステムっぽい?

2021-09-10 20:14:53
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プレイ人数は2~4人(GMを含む)、想定所要時間は1~2時間。(p4) 御しやすいボリューム感ですね

2021-09-10 20:16:10
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ポストイット(ようするに使い捨てられる紙片)を使うとあります。やや珍しい

2021-09-10 20:17:53
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サンプルシナリオ P28 ~ 39 が4つ(『ご当地食べ歩き取材』は6種あるため実質9つ)ある」(p5)の、たいへんよいですね。初動が整備されている

2021-09-10 20:19:27
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ゲームルールよりもワールド(複数の世界の存在を前提とするゲームなので、より正確を期するならメタワールド)設定を先に置いてあるのは、たぶんこれが描写重視のゲームだからですね

2021-09-10 20:22:20
𝑽𝒊𝑽𝒊 /🍅🦈 @ViVi_shark

「旨そうに食事できることが条件です。その資質を持つ者の元にスカウトが現れます」(p8)、PCの定義として強度が高い

2021-09-10 20:24:07
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p10、矢印(白)と背景(水色)のコントラストがちょっと弱いですね(つかってるハードウェアによってはちゃんと見えるけど)

2021-09-10 20:27:11
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「スキルとは、PCの食べ方を表現する特技です」(p11)とか、説明にいちいちキレがある。よい。

2021-09-10 20:29:43
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ところでハイパーリンク部分がもうちょっとハイパーリンクであるとわかりやすいほうがよかった気がします。(その逆側(平文としての読みやすさ)に意図的に舵を切ってそうではあるんだけど、リンクになってることがわからないのもそれはそれで不便というか便利にたどり着けない)

2021-09-10 20:31:10
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シーン(p15) このゲームデザインならシーンの普遍的な規定がなくても動作しそうだけど、それはそうとシーンの普遍的な規定を1ページでまとめてるのはワザマエですね

2021-09-10 20:33:47
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ハピネスチェック(p16) 番組モノでありながら「視聴率」ではない尺度を導入してるのはめちゃめちゃ上手い。なかなかできることではない。

2021-09-10 20:36:10
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ダイスによるスコア算出ルールは、よくあるメカニクスの組み合わせ(合計算出、一定条件振り足し)でありつつも、総体としてうまく捻られている

2021-09-10 20:42:37
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そういえば演出評価型ではなかった。スコアはふつうに疑似乱数で決まる

2021-09-10 21:42:00
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カード群に書かれたフレーズを満たす料理を考えるルール。『キャット&チョコレート』と同じ考え方ですね。 料理ネタのゲームだと料理を起点にしがちだけど、そこを逆転させてゲーム性にしてるのが上手い。

2021-09-10 20:45:34
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料理を考えるのはプレイヤーの課題である(=PCの課題ではない)というデザイン(p19)、よい

2021-09-10 20:47:55
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p20~22、ゲームのフロー 各単位シーンに具体的な趣旨をあらわす名称が設定されてて(例:「出演者紹介シーン」「イートシーン」)、いつ何をするのかが明瞭。(なので「シーンの普遍的な規定なくてもいけない?」と思った)

2021-09-10 20:50:46
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「セッションの感想をSNSに投稿することで(中略) 、ギャラを 10 点獲得できます。これをコマーシャルといいます」(p23)、最高のネーミングだ

2021-09-10 20:53:33
𝑽𝒊𝑽𝒊 /🍅🦈 @ViVi_shark

これ、ゲームルール本体は23ページまでで完結してるんですね。そのあとは助言やコンテンツ。導入しやすい。

2021-09-10 20:58:20
𝑽𝒊𝑽𝒊 /🍅🦈 @ViVi_shark

あー、“ゲームが「番組」の体裁をとるがゆえに、「番組の企画」としてシナリオの方向性が必然的に定まる”仕掛け(p27)はすごい

2021-09-10 21:00:34
𝑽𝒊𝑽𝒊 /🍅🦈 @ViVi_shark

このゲームでシナリオのサンドボックス型/レールロード型みたいな区別は要らない気がしなくもないんだけど、このゲームだからこそダイバーシティのために必要なのやもしれないな……

2021-09-10 21:02:23
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ワールドを二次創作にしてもいい(p28)、イイっすね。任意の既存ワールド/既存キャラクターの食文化を描写するツールとして使える

2021-09-10 21:03:50
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シナリオ『ラーメン奮闘記』に出てくる食通NPC、最高

2021-09-10 21:04:57
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サンプル背景 異世界ファンタジー(ラノベスラング)の「ソード&マジック」、スペースオペラっぽい「コズミックオーシャン」、サイバーパンクめいた「サイバーフューチャー」、ポスト「ミュータントアポカリプス」、ちいさくてかわいい「メルヘンワンダーパーク」、ごった煮の「ボーダレスタウン」

2021-09-10 21:11:32
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ほかの作品でたとえるなら、ソード&マジックが『葬送のフリーレン』、コズミックオーシャンが『スターオーシャン』、サイバーフューチャーが『ニンジャスレイヤー』、ミュータントアポカリプスが『Fallout』、メルヘンワンダーパークが『ちいかわ』、ボーダレスタウンが『血界戦線』あたり?

2021-09-10 21:14:16
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ゲームの拡張ポイントを、単なるルール(オプショナルルール)にせずに、アレンジ例として記載してある(p53)のはライティングがうまいな~~。これならルール総量は増えないからね……

2021-09-10 21:17:16
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そして「他のゲームに輸出」してもいい、と書いてある(p53)あたりもよい。このゲーム見て最初に考えるのはわりとそれ。

2021-09-10 21:18:15
𝑽𝒊𝑽𝒊 /🍅🦈 @ViVi_shark

索引(p54~55) 最強の索引。 用語集を兼ねるのは前作(『蒸壁のエスピオナージ』)を踏襲しつつ、レイアウトはより洗練されているし、各ページへのリンクも当然ある。最強の仕事。

2021-09-10 21:24:32
𝑽𝒊𝑽𝒊 /🍅🦈 @ViVi_shark

ルールサマリー(p56~57、または別冊ファイル)が見栄えするのもグッド。(セッション中に視界に入るものは美しくあってほしい)

2021-09-10 21:26:17
𝑽𝒊𝑽𝒊 /🍅🦈 @ViVi_shark

ところでこのゲーム、トランプを使うとはあるけど、本質的には「A面がすべて同じでB面が互いに異なる54枚のカードの組」が必要であるにすぎず、実際に付属のUdonariumルームデータではそういう画像になってるように、トランプ固有の複雑さ(色・スート・数字など)はない

2021-09-10 21:30:34
𝑽𝒊𝑽𝒊 /🍅🦈 @ViVi_shark

というわけで『異世界食通』読みました。DTPに自信アリとのことだけあって、(ごく限定的な箇所を除いて)たいへん読みやすかったです。というかDTPだけじゃなくてライティングと編集とパッケージングにも気遣いが行き届いていて最高ベストルールブック賞(サメ調べ)。

2021-09-10 21:33:05
𝑽𝒊𝑽𝒊 /🍅🦈 @ViVi_shark

ゲームとしては、すべての構成要素が主題(グルメ・食レポ)に寄与している完成度の高さがたいへんよかった。必要なものが必要なだけあって総量がコンパクトで、ついでに拡張性がある。いいゲーム。

2021-09-10 21:34:23
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『孤独のグルメ』とか『ダンジョン飯』とか、あとバトルじゃないときの『トリコ』とか、あのあたりひとととりいけますね。(料理対決向きではない。シチュエーションとしてできなくはないが、本質的に食べる側のゲームなので、PCは対決の主体ではなくなる)

2021-09-10 21:36:28
𝑽𝒊𝑽𝒊 /🍅🦈 @ViVi_shark

架空食文化ネタが好きなひと → たいへんオススメ ◎異世界グルメ物が好きなひと → 食べる側をやりたいならオススメ ◎大喜利系ゲームが好き・得意なひと → オススメ 文書としてクールなルールブックを読みたいひと → たいへんオススメ といったところでしょうか。めっちゃ楽しく読みました

2021-09-10 21:40:17