グラゼニやカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんについて色々追っています
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まきもgpfb @makimogpfb

グラゼニ-パ・リーグ編-読んでて感慨深かったのは 「プロ野球ってのはね…誰のためにもやるもんじゃないんだ 自分のためだけにやるもんなんだ あとは何を言っても全部言い訳!これが原理」と恵ちゃん(女性アナの娘) に言う所だなあ。若い頃に熱く語ってたのを思い出す。そりゃ恵ちゃん懐くわ pic.twitter.com/RU6jVmfYw8

2019-10-24 23:39:52
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まきもgpfb @makimogpfb

原作無印およびアニメでは、チームメートとして、同じ男として熱く樹に同じことを語っていたが、年齢を重ねて、子供にやさしく、かつ真剣に語るという変化もいい。 pic.twitter.com/yZLxUreGEb

2019-10-24 23:50:49
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まきもgpfb @makimogpfb

「野球をやるのは自分のため」という概念は、無印原作およびアニメの、樹を叱咤する場面と、無印原作後半で、渋谷に「おれは自分のためだけに頑張る…」と言う所と、そしてパ・リーグ編で恵ちゃんに言う所などで出てくる。語る対象がチームメート→親友→他人の子供…と変化していくのも良い

2019-10-25 00:01:40
まきもgpfb @makimogpfb

アニメ(15話)では、夏之介役の落合福嗣さんの名演もあって「夏之介がこんなに真剣に怒るなんて」と驚かされたが、それだけ大事にしている信念なのだというのが凄く伝わってきた。 ここらはアニメの醍醐味だし(作画や演出もいい)、高屋敷さんのシリーズ構成や脚本の上手さも感じられる。

2019-10-25 00:17:37
まきもgpfb @makimogpfb

これを踏まえて、原作コミックの高校生編で「みんなの期待に応えてやる」と夏之介が疲弊してしまい、挫折するエピソード(東京ドーム編収録)を読むと感動する。そして無印原作序盤でもアニメ1話でも、子煩悩らしきバッターを仕留めた時、バッターの顔を見ないようにする夏之介を描いたのも意味深。

2019-10-25 00:28:41
まきもgpfb @makimogpfb

思えば、この家族思いのバッターをファールフライにすべく、やけにムキになってボールを追いかけ、「グラゼニ!」と、夏之介は口に出してしまう。ここは、原作もアニメも力が入っており、作品全体の肝の一つなのがわかる。

2019-10-25 00:39:08
まきもgpfb @makimogpfb

以前、アニメ1話は原作の高校生編のエピローグ的な所があるのではないか?と書いたが、高校生時代の夏之介は、クールなようでいて先輩や後輩、監督のために(内心)熱く野球をしており、それ故にアクシデントや挫折に遭う。そういった経験の上で得た悟りが、やはりアニメ1話には出ていると感じる。

2019-10-25 00:53:32
まきもgpfb @makimogpfb

高校生編の夏之介は、3年時の挫折後、監督に「チョーシこいていいんだ」と諭される。 そんな色々があってプロ8年目(26歳)の自分(凡田夏之介)がいて、野球は自分のためにやると決意し、アニメ1話ラストで「これが僕の仕事です」(アニオリ)と悟るようになったと思うと、やはり高校生編のエピローグ的。 pic.twitter.com/Z5CnoiIWLR

2019-10-25 01:20:22
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まきもgpfb @makimogpfb

そんなこんなで、シリーズ全体もそうだが、アニメ1話の構成は分厚い。まさかここまで原作とアニメを交互に楽しめるとは。というか原作を読み進む度にアニメ版で色々と発見があって楽しい。

2019-10-25 01:27:33