
最後の講義「大林宣彦」(NHK) 2018年制作の番組。映画監督•大林宣彦、余命三ヶ月の宣告を受けた中、早稲田大学で学生たちを前に行われた講義の様子を伝える。映画作家としてのフィロソフィー(哲学•哲理)を語る内容だが、そこでは常に戦争体験と未来の平和への希求を、訥々とだが確として述べていた pic.twitter.com/bk2Ct4GFXc
2023-01-08 00:42:25

「敗戦少年」だった自身の原体験が、映画作家としてのフィロソフィーにも大きく影響したのだという。そして自らの作品を「シネマ•ゲルニカ」と称し、直截的な映像表現を避ける理由を、「ジャーナリズムは風化するからだ」と語る。そんな風に、自身の創作の秘訣を詳らかにする大林氏なのであった。
2023-01-08 01:11:36
いくつか驚かされる発言があった。放送時の2018年に於いて、現在の日本が「戦前」であるとの指摘。また、戦争のない平和な世界が実現した暁には、映画は要らないとの発言も。「草原に行って 家族みんなで肌を寄せ合って 青空を見つめようという時代が来る為に」、映画を作るのだと、大林宣彦は語った。 pic.twitter.com/UKlM3nWGHl
2023-01-08 01:54:51
