炎ホと爆轟が両立する世界線だったら、ありうると思うんですよね。プライベートゾーンでホー久と爆の遭遇とか。 炎のセーフハウスでとかが一番ぽい。 焦くんが高校卒業して、ひーろー(SK)になったら、元々炎持ちのセーフハウスは共用になると思ってて。(この頃は炎ホ未満だから、焦は鍵渡されてる) twitter.com/hishoco/status…
2020-11-01 13:24:20炎は焦に「好きに使え」って言うから、焦くんは自宅にしてるマンション別であるので、入り浸ることはしないものの。現場が家からより近い時とかは使ってる。焦くんは炎事務所のSKなので、パパとセーフハウスで遭遇する事は滅多にない(何処で何してるか知ってるからね)
2020-11-01 13:28:39そんな感じのある日、ようやっと炎とくっ付いたホー久くん。関東近辺での予定を片付けて、翌日はお休み。時間が出来たから「今夜会えませんか〜?」みたいに炎に連絡する。 「分かった。もう少しかかるから」って返ってきたから、じゃあセーフハウスで待ってます〜って同僚時代から、時々訪れてた
2020-11-01 13:33:52マンションに出向く。当然貰ってる合鍵を、鍵穴に差し込むんだけど解錠の様子がなく軽く回ってしまう。 『閉め忘れ?そんなまさか…』音が立たないように扉を開けると、玄関には見慣れないゴツめのスニーカー。物取り?空き巣?にしては丁寧に脱いである。こんなセキュリティが整った部屋に入るか?
2020-11-01 14:39:17部屋を荒らすような物音はしない。剛翼を飛ばそうかと考えてたら「帰ってきたんか…?」という声と、人影が顔を出す。 ホ「え?」 爆「はぁ!?」 現れたのは、数年前学生服を纏って荒々しさが目立っていた少年…確か成人していたはずだから、青年の方が正しいか。
2020-11-01 14:45:03「何でアンタが」 「俺は、炎さんと今夜ここで会うことになって…爆くんこそ、どうして?」 「昨日この近くで事件捌いて。しょ…トドロキも一緒で、遅くなったから泊まってけって言うから」 さっき呼び出しのコールがあって、アイツいまは出てるけど直に戻ってくる。 「んだよ、聞いてねぇぞ…」
2020-11-01 14:59:46どうなっとんだ…ブツブツとスマホを取り出して弄る爆。そんな爆を眺めつつ、どっかホテル取ろうかなと考えながら玄関で立ち尽くすホー久。 「とりあえず、上がれよ」 あごをしゃくり諭される。スタスタとリビングへ戻っていく背中を追い、部屋へ入ると胃袋を擽るいい香りが漂っていた。
2020-11-01 15:26:10「あと20分位でトドロキ戻ってくる。したら、俺たちが出てく」 だから、それまで待ってろ。茶、出す。とキッチンに吸い込まれていった爆。 茶を、出す……?意外な言葉にぽかんと固まってしまうホー久だが、すぐ正気に戻り自分もキッチンへ。そこには、迷うことなく食器棚の扉を開き、未使用らしい
2020-11-01 15:43:07ティーカップを手に取り、別の戸棚から茶葉を引っ張りだす。電子ケトルのスイッチを入れると、包丁を持ち下拵え中とおぼしき野菜たちをあっという間に細かくしていく。 淀みなく動く姿にまた驚いていると、爆が顔を上げた。 「んだよ、座っとけ」 「や、居心地悪いし…それ、もしかして夕飯?」
2020-11-01 15:49:56何?と聞けば、鍋。と素っ気ない返事が返ってくる。夕食の仕込みをしているということは、今夜彼らもここで食事を取るつもりだったのだろう。 「え、じゃあ俺が出てくよ。元々来る予定無かったから」 「ここ炎でばーの部屋だろ。家主を優先するのが道理だ」 「あの人なら息子に譲るでしょ」
2020-11-01 15:59:41「それにコレ、折角作ったんでしょ?」 「アンタらが食っていいよ」 「いやいや、ますます悪いでしょ…」 どっちが出てくと押し問答を続けていると、爆のスマホが鳴る。電話らしく、端末越しに会話を始めた。 「ああ。へぇ、なるほどな……は?おい、待て。嘘だろ?………わーった。この後送る」
2020-11-01 16:07:23通話を終えた爆は、怪訝な顔をホー久に向ける。 「ホー久さんも一緒に食ってけば良いじゃねぇか。だとよ」 アイツが。炎でばーにも了承得てるらしい。炎でばーも仕事が片付き次第来るとさ。 「ええ!?何それ?」 「天然野郎共の考えなんか知るかよ」 兎も角、アンタも俺も帰るなって事だ。
2020-11-01 16:31:21こうして何故か四人で食事をすることに。 「やりずれぇから、アッチいってろ!!」 と、怒鳴られてしまったホー久はリビングで座り、オープンキッチンでせかせかと動く爆を眺める。 少しして、左手にブラックコーヒーを右手には紅茶を持った爆がやってきた。 「ん。」 「どうも……爆くんさぁ、」
2020-11-01 16:52:00「あ?」 「随分使い慣れてない?キッチン」 「……時々、来てっからな」 「ときどき」 「アイツ…トドロキ、自己管理クソで俺が飯食わせてんだよ」 現場よく被るしな。と、目線をそらす爆。 「アンタも、たまに使ってんだろ」 調味料とか減ってるし、食器の位置変わってたりするし。
2020-11-01 17:27:58炎もホも料理は殆どしない為、キッチンに出入りする時間は少ない。 それでも、見慣れない調味料が増えてたり、新しい珈琲豆や紅茶があったりするのにも気づいてた。さして気にも止めていなかったが、どうやら持ち込んでいたのは爆のようだ。 「ごめん勝手に。炎さんが適当に増やしてたのかと」
2020-11-01 17:27:58「炎でばー料理しねぇだろ。まあ、いいよ気が向いた時に足してるだけだし」 とこんな感じで、互いに感じてたいた違和感が何か、この日明確になった。 今まで鉢合わせなかっただけで、このセーフハウスには炎・焦以外に、ホと爆も出入りしていたのだということが。
2020-11-01 17:39:56そしてこの晩は、仲良く(?)鍋を囲む四人の姿があったとか。(寝る時どうしたのかは定かじゃありません) 食事中も手際よく鍋奉行する爆に、面倒みられるトドロキ親子とホがいたり。 ホー久と同じ位、もしかしたらホー久以上に炎の味覚の好みを把握してる爆がいたりして。
2020-11-01 17:43:10「オッサンはこれ足した方が好み。トドロキは違ぇ、コッチ(薬味やら、味変調味料を渡してる)」 「……ねぇ、なんで爆くんが炎さんの好み知ってんの?」 って、ギリィ……ってなるホー久。 この爆轟は同棲してないけど、よく互いの自宅には行き来してて、爆の所に泊まった日は弁当を持たされてる。
2020-11-01 17:48:49炎事務所は食堂完備してるんだけど、たまに弁当持ってくる(しかも美味しそう)息子に「自分で作ったのか」と聞いてみたら、爆が作ったと言う。 器用だな…って親父褒めてたぞ。ってその事を爆に伝えたら、3回に1回くらい三人分(炎・焦・爆)作るようになっていたりする。 素直にそれを受取る炎だし、
2020-11-01 17:55:49律儀に「これが美味かった」とか一言、礼を返してたり……そんなこんなで、トドロキ親子の胃袋を掴んでる爆がいるという事実を目の当たりにするホー久。 炎に、お前の手料理が食ってみたいとか、家庭的でいて欲しいと言われたことは無いし、台所立つ時間あるなら二人で過ごそう。みたいにやってきた
2020-11-01 18:00:00から、料理スキルは中の下のホー久。 この日から、こっそりとお料理猛特訓を始めるのでした。 けど、早く上達したい。 背に腹はかえられぬ…と、しょっちゅう爆に「教えて〜手伝って〜」って頼みに行き、ギャーギャー言いながら二人でキッチンに立ってても可愛いなと思っています。
2020-11-01 18:03:41なお、炎ホ・爆轟の関係については 炎→気づいてない(爆は息子の良きライバルであり、目をかけてる新人って扱い) ホ→気づいてる(爆とセーフハウスで遭遇する前から知ってた。何処かで二人がイチャついてるの見たことあった)
2020-11-01 18:09:23爆→気づいてる(怪しいと思ってた。セーフハウスでの一件で確証に変わる) 焦→気づいてない(親父なんかと仲良く出来る人珍しいな…と思ってる) って感じです。爆はハイスペックな男なので、炎ホと組み合わせても面白いスパイスになると始めた、炎ホ+爆轟におけるホと爆の遭遇妄想でした。
2020-11-01 18:14:50