「僕を守ってくれる2人」第7話

ゆうと@妄ツイ @geoff_nogireika

7-1 「麻衣の兄、XXが出所されたらしい」

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7-2 橋) ！！！！！ 奈々未には衝撃が走った 橋) それって本当…なの？ 〇〇) …設楽さんが電話で言ってた間違いないと思う 橋) … 奈々未は下を向きながら 喋るどころが動かなくなった

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7-3 おそらく今は気持ちが複雑に入り乱れている 奈々未にとっても もちろん麻衣もそうだが 思い出したくない男の記憶がその名前に全て刻み込まれている 少し体が震え上がりながら、今は必死に落ち着こうとしているのが分かる

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7-4 〇〇) 奈々未… 床に座り込んだ奈々未の隣に自分も座り込む 橋) … XXの事に関しては 3人に大きな影響を与えた 奈々未と麻衣の耳にやがて入る事は分かっていた

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7-5 この事に関しては隠す事じゃないのはわかっていたが その伝え方が分からず気がついたらこの時間になっていた だがようやく伝える事が出来たら奈々未は衝撃のあまり言葉を失ってしまい 少し震えているのも見て分かった

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7-6 こんな時…僕は何が出来るのだろうか？ いつの間にか僕は奈々未の肩に腕を回している事に気がついた それを理解した時点で遅かったかもしれないが、今の奈々未には必要だと言い聞かせた 橋) … 〇〇) 辛い記憶を思い出させてごめんね 橋) …ううん…〇〇が謝る事じゃないよ

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7-7 〇〇) でも奈々未…僕がついてるから… 橋) … 〇〇) 何があっても、どんな事が起きても僕は絶対に奈々未と麻衣を守るし必ず味方でいるから 橋) あ…ありがとう〇〇 奈々未は少し頭を横に向けて 軽く僕の肩の乗るように傾けた 橋) まいやんはさ… 〇〇) ん？

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7-8 橋) この事知ってるの？ 〇〇) 多分まだ知らないと思うよ…でも設楽さんは何も言ってなかったからなんとも言えないけど 橋) …そう XXは3人のとって…どう説明したらいいのだろう？ 麻衣の兄 奈々未の元カレ そして...

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7-9 俺の親を殺した凶悪犯 これが最も理解してもらえる言い方だと思う 〇〇) とりあえず、今日は家に帰ろう 橋) …うん…でも… 〇〇) ん？ 橋) まいやんには〇〇から伝えるの？ 〇〇) う〜ん 麻衣がこの事を知っているか分からない でも今の僕に出来る事は

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7-10 〇〇) 僕は分からないんだ 橋) うん 〇〇) やがて麻衣は知るとは思うけど、これは麻衣だけじゃなくて白石家の事でもあるから… 橋) そうか(小声)… 〇〇) だから何が正解か正直分からないけど、設楽さんの指示に従えば大丈夫だと思うから 橋) そうだね。分かった

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7-11 奈々未はゆっくりと立ち上がり横並びで家まで帰った だがその間の時間、いつもより奈々未は歩く速度が遅くて、家まで到着するまで終始無言だった そしてやがて家に到着すると 橋) あれ？車止まってる… 〇〇) 本当だ…

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7-12 奈々未の家の前に一台の車が そこから降りてきたのは… ？？) 久しぶりだね〇〇くん 〇〇) 設楽さん！ 昼間に電話をしてくれた設楽さんだった ちなみに階級は警部 設) 元気にしてるか？ 〇〇) はい、お久しぶりです

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7-13 設) 隣は確か…橋本さん 橋) はい、ご無沙汰しております 〇〇) どうしてここに…？ 設) 違う件で近くに来る予定があったから、帰る前に様子を見に来たんだ 〇〇) そうでしたか… 設) ちょうど話したい事があったから来てみたら留守だったから帰ろうと思ってた所

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7-14 〇〇) わざわざありがとうございます。それでお話とは…？ 設) まあ簡単に言うと…昼間に電話した事…と言えば分かりやすいかな？ 橋) (〇〇…そうだよね) 〇〇) 分かりました 設) 少し話は長くなるけど時間は大丈夫？ 〇〇) 大丈夫です。あ…それじゃどうぞ入ってください…

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7-15 全てを察したため 設楽さんを招き入れる 橋) 〇〇… 〇〇) ん？ 橋) あの…えっと… 声をかけた奈々未はずっと暗く 今はそっとさせてあげるのが1番だろう 橋) また明日ね〇〇… 〇〇) うん、また明日n 設) ちょっと待って… 橋) はい… 設楽さんは奈々未を呼び止める

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7-16 設) 橋本さんにもお話したいから、少しだけ時あるかな？ 橋) 私ですか？ 設) 伝えしたい事があるから、時間もらえるかな？ 橋) わかりました… 奈々未は設楽さんの話す内容をあまり聞きたくないはず 暗い表情と弱い声がそれを伝える こうして設楽さんと奈々未を招き入れる

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7-17 〇〇) お茶をどうぞ 設) ありがとう… 〇〇) 奈々未も… 橋) ありがとう 奈々未の隣に腰掛けた 〇〇) それでお話とは？ 設) そうだな…どこから話そうか… 少し鼓動が早くなっている 一瞬奈々未と目があった おそらく僕と同じだろうか 設) 今日電話した時に話した内容覚えてるかな？

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7-18 〇〇) はい… 設) その事で先に確認したいんだけど、〇〇くんはどこまで話を聞いているのかな？ 〇〇) いや、本日設楽さんよりお聞きした事だけです 設) それなら…順番を追って話した方がいいか 〇〇) それですけど、奈々未には電話を頂いた後に説明してあります

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7-19 設) あ…もう話はしてるの？ 〇〇) はい。お聞きした事は説明してます。そうだよな奈々未… 橋) はい、聞いております 設) それなら2人が知ってる事は同じの認識でいいのかな？ 〇〇) はい 設) 分かった…それでは単刀直入に言うと… そしてゆっくりと話を続ける

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7-20 設) 今日〇〇くんとの電話で伝えて通り白石XXは出所しました 自分の心臓が爆発しそうだ 奈々未も自分の胸に手を置いて落ち着こうとしている 設) 正確に言うと明日になるのだけど、彼はこれにより自由の身となります。彼が犯したことの全て、与えた悪影響をもちろん許すことは出来ない

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7-21 彼の過去を考えると、2人の身に何をするか分からない。だからこそ2人も気をつけて欲しい 〇〇) はい… 橋) はい… 設) 二人の気持ちはどう？とかもちろん言わなくていいし聞くつもりもないから、思っている事は自分の心に留めておいてくれ 設楽さんの説明を聞いている間

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7-22 奈々未はお茶に手をつけずに下を向いてるだけだった 設) 今までの中で何か不明点とかあるかな？ 〇〇) この事は麻衣やご両親は知ってるのですか？ 奈々未は喋る気配が無いため、気にしてた事を質問した 設) そのことなんだけど、実は知らないんだ 〇〇) そうなんですか…？ 設) そう…

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7-23 橋) (まだ知らないんだ) 設) 連絡は身元引受人となった場合にだけ届くようになっている。だけど白石さんのご両親はそれを拒否して身元引受人にはなっていないので連絡が届く事はありません。 〇〇) そうでしたか 設) なので警察関係者以外でこの事を知るのは〇〇くんと橋本さんだけになります

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7-24 〇〇) それはどうしてですか？ 設) ん？何が？ 〇〇) その…麻衣とご両親には知らされないのを？ 設) 自由になってもそれを警察より知らされる事はありません。拒否された以上、私たち警察は伝える義務は無くなるのでそれに従うだけです

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7-25 〇〇) そうですか。分かりました 設) もちろんお聞きされたい場合は情報を提供する事も可能だけど、今は私たちからお伝えする事はありません この状況になった時のシステムとか法律は全く詳しくないから何を質問していいのか分からなかった 設) だけど白石さんが知る事になるのは

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7-26 「ばったり彼がご家族と会う」 と 「〇〇くんが直接お伝えする」 設) この２つになる 〇〇) 僕が…ですか… 設) いずれご家族も知るとは思うけど、やっぱり〇〇くんにはせめて知って欲しいと思ってお伺いした。もちろん白石さんに伝えるかどうかは2人に任せるし、それでも問題ないからね

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7-27 彼が自由の身になる事を変える事は出来ない 果たして僕には何が出来るのか？ 今は頭が働かない 設) そこで僕からの提案なんだけど。一定の期間、2人に警官を付き添いで同行させてもらおうと思う 設楽さんから突然の話が出された 〇〇) 付き添いですか？

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7-28 設) まあ…ボディーガードと言えば分かりやすいかな？ 話によれば 僕と奈々未の身に何かが起こってからでは手遅れとなる だから複数の警官の方を順番に同行してもらい警護にあたって頂けるとのこと 設) あの人が何か仕出かすか分からない今、しなければいけないのは2人の警護だ

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7-29 設) もちろん2人の生活を邪魔する事はしません、あくまで遠くから見守る形をとります 〇〇) わかりました 設) それに橋本さん 橋) はい… 設) 橋本さんが希望されるのでしたら女性警官を派遣いたしますがいかがでしょうか？ 橋) はい、それでお願いします 設) 分かりました… プルルル

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7-30 突然と設楽に携帯が鳴り 一旦席を外された 橋) … 静まり返ったリビングで僕は奈々未の方を見た そこには 落ち着いた様子がないまま少し体が震えているのが姿があり いつでも涙が溢れても不思議ではない表情があった 設) 〇〇くんごめんね 設楽さんが戻ってきた 〇〇) いえ、大丈夫です

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7-31 設) 本当に申し訳ないんだけど、本部より連絡があって呼ばれてしまったから今日は失礼するね 〇〇) そうですか。また事件か何かですか？ 設) まあ…そんな感じかな 〇〇) 分かりました。お忙しい中ありがとうございました 設) 夜遅くにごめんね。また時間が合えばゆっくり話そうよ

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7-32 〇〇) もちろんです 設) それじゃ失礼するね。橋本さんも時間ありがとう 橋) はい、ありがとうございます 設) それじゃ。おやすみなさい 〇〇) おやすみなさい 設楽さんは急足で帰っていった 久しぶりに会って思ったのは 今は何が出来るのか分からない

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7-33 だけど設楽さんの指示に従っていたら大丈夫だと思う 設楽さんが帰られた後… 奈々未は静まり返ったリビングのソファーに座っていた 〇〇) 奈々未… それを見て僕も隣に並んで座る そしてそれ以上何も言わずただお互いの肩が触れ合うだけで 無言のまま時間だけが過ぎていった

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7-34 数分後 橋) 〇〇…よ…ね… 〇〇) ん？なんて？ 橋) 〇〇…大丈夫だよね…？ 不安な眼差しで見つめる奈々未 〇〇) 大丈夫だよ。設楽さんもいるし、指示を守ってたら大丈夫だから 僕は大丈夫と言い聞かせることしか出来なかった 奈々未のためでもあるけど これは自分のためでもあった

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7-35 橋) まいやんには…どうする？ 〇〇) どうするって…その伝えるかどうか？ 橋) うん 考えなければならない事があった 設楽さんが言う通り、麻衣はまだこの事を知らされていない 伝えるべきなのかどうか？ ハッキリ分らなかった 〇〇)どうするべきなのかな 橋) … 〇〇) 正直分らないよ

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7-36 橋) そう…だよね。私も分らないよ あまりにも突然の事で頭が追いついてなかった (一瞬の間があった) 橋) 今日はもう帰るね 〇〇) 奈々未…大丈夫？ 橋) 私は大丈夫だよ…帰って一旦心の整理してもいいかな？ 〇〇) うん。もちろんだよ 橋) ありがとう

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7-37 〇〇) また明日ここに来て話そう。それでも多分遅くはないと思うから、2人で考えよう 橋) 分かった そしてそのまま奈々未は帰った 不安なのは僕と同じだろう 過去を考えると奈々未も不安なのは当然だし被害者なのは僕と変わらない 後で奈々未と今後どうするか考えないといけない

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7-38 その夜…夢の中 ーーーーーーーーーー 〇〇) ハァハァ… 今は自分の家にいる そこには複数の人達が集まっていて何かを叫んでいる だけどあまりにも多い数のため一人一人の声が聞き取れない そこで突然振り上げられた腕 逃げようとするも 何故か恐怖心で体が思うように動かない

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7-39 ？？) もうお前って言うやつは存在が腹立つんだよ！ やばい 俺はこのままだと〇されてしまう 「ちょっと？？さんいい加減にしてよ」 「そうよ、彼は全く関係ないじゃない」 ？？) うるせぇ バン！！！ 誰かが吹き飛ばされて 家具や物も粉々になっていて散らかっているでは片付けられない

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7-40 ？？) どいつもこいつもこの野郎の味方なんだな 僕はどうなってしまうの？ 怖いよ 誰か助けてお願い 誰か ？？) ようやくだな〇〇。これで終わりだ 「きゃー」 「やめてぇぇぇ」 ？？) ははは笑笑…叫ぶだけ叫んどけ これで終わりだ ブン ーーーーーーーーーー

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7-41 〇〇) ハァハァ… 僕は呼吸が荒くなりながら目が覚めた カーテンから差し込む朝日と 少しだけ蒸し暑い部屋から 周りが静かで整理されている部屋が夢だった事に気付かされる

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7-42 〇〇) あの夢か… 見た光景の全てが記憶の中から掘り出された あの日の記憶 トラウマの真相 全てが崩れ壊れた瞬間だった 〇〇) 久しぶりに見たな… 寝起きながら、見た夢の内容を全て理解出来た 〇〇) 起きるか…

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7-43 全て分かっている 思い出したくなかった全てが詰まっている 落ち着かせるためにもそのままベッドから出てお茶を冷蔵庫から取り出す ガチャ🚪 白) よし… そして数分後 玄関が開く音と同時に聞こえて来た声 その主が麻衣だと分かった 白) よし〇〇を起こし…

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7-44 〇〇) おはよう 白) 〇〇おはよう！もう起きてたの？ 〇〇) なんとなく目が覚めちゃったから 白) 早起きなって珍しいじゃん 〇〇) そうか？ 白) だって私が来る時いつもまだ寝てるもん 〇〇) (たしかに…) 白) それじゃ早速ご飯作るからちょっと待っててね 〇〇) はい

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7-45 麻衣はそのままキッチンへと向かい 僕はソファーでお茶を飲みながら待っていた その間、僕の脳にあったには設楽さんから聞いた事だった 僕の親を殺したXXは麻衣の兄 その人が本日出所する 麻衣に伝えるかどうかがは僕次第とはいえ どう考えても説明出来そうにない

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7-46 〇〇) (やっぱり伝えるべきなんだろうな、でもちゃんと言えるかどうか…) トントン 〇〇) ん？ 白) 👉ブスっ… 肩をたたかれたかと思えば指で頬をつつかれる 〇〇) あ… 白) フフフ笑…ボーっとしてどうしたの？ 〇〇) あ…いやなんでもない 白) ご飯出来たから食べるよ 〇〇) 分かった

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7-47 麻衣は対面に座りながら食べる 〇〇・麻衣) いただきます 白) 〇〇今日はどんな予定なの？ 〇〇) 今日は… 朝からバイトに行く予定で 夕方から少しだけ大学に行って 夜は… 〇〇) …そんな感じ 白) 今日はのんびり出来るの？ 〇〇) そうだね、課題とかも終わらせてるから忙しくはないよ

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7-48 白) いいじゃん 〇〇) 麻衣は仕事？ 白) 違うよ、今日はおやすみで〜す。その代わりに授業あるけどね 麻衣はいつもと変わらない笑顔で いつもと変わらない朝を過ごしてくれる 週に3〜4度もわざわざ早起きして 朝食を作って、掃除や洗濯もしてくれる この笑顔を守れる強い男になりたい

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7-49 だけど 今の僕には出来そうにない XXの事をちゃんと相談するべきななのに 弱い心を持ってるため戸惑いが生じている 白) それじゃ出発するよ… 結局朝の時間帯の間 麻衣には言えないまま出発時間になった 白) あ…ななみん〜！ 橋) おはよう 奈々未が玄関で待っていた

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7-50 白) おはよう…ギュー 思いっきり抱きつく 橋) おっと…どうしたの？ 白) なんでもないよ、目の前にななみんいたから 橋) それは分かるけど… 白) だって目の前にななみんいたら抱きつくでしょ 橋) いやいや…