雑誌「中央公論」掲載=登竜門認識がどこまでさかのぼれるのか、まだ材料が足りませんね( ˊᵕˋ )保留中ですが、T3頃を仮定しています
2018-11-05 11:28:09昭和の文学青年にとってプロデビューあこがれの雑誌が大正初期そうだったのかどうか、の判定についてはまだ材料が微妙じゃないかなあっておもうんだよね(つまり推し先生二人の出世作は本当にそれだったのか)
2018-11-04 14:46:05同時代を生きていない人による思い込み、決めつけでそうなってる、ということがなぜかたびたび起こる文学畑の事ですゆえ…( ˊᵕˋ )
2018-11-04 14:50:00最近だと「父帰る」が出世作じゃないって言ってるものや、菊池さんが完全に社会主義者区分に入ってるものもあったりなんかおもしろいですね…情報量に慣れてないと混乱するけど
2018-11-04 14:58:22正宗おじいちゃんが文壇神話黎明期以前の頃の作家の現実を細かく座談会でやたらと話すのでほんと長生きさんの沼って夢を壊すような事ばっかりいってるよなあ…ってなるw
2018-11-04 15:04:58s10ごろの大正期文壇生き字引座談会の中の正宗おじいちゃんの言によると世界大戦後、ちっとも作家の生活はよくならなかったけど、菊池君や宇野君あたりが出てきたころから雑誌の数が増えて仕事の量自体が増えた、というような話
2018-11-04 15:10:37これだけみてると本当に別物の職業っていうか職としてなりたっていないから、ムッムが「その程度の本気の癖になめてんの?就職したら??」みたいなことを仲間にいったりしてるのね
2018-11-04 15:14:28白鳥さんだったかなあ、学校の先生に「就職しなくて大丈夫?」みたいなこと言われたって話がある、つまりその時代文章書いて生きてくってそういうこと
2018-11-04 15:17:00大正古い時代ほど多分政治系、あるいは演説ができる文士というよりも論人のほうがインテリ的にはイケてるんだろうな…創作ではなく…ということがちょこちょこおこる
2018-11-04 15:25:35アウトローたちにとっては創作とか詩とか絵のほうがなんかグッとくる何かがあるのかもしれないですけど…なんかワセダ美文ウットリ系の回顧とかロセッティまつりだわ
2018-11-04 15:29:59あとホイットマンはわいせつ物扱いのころもあるらしいです※しらサーたちが割と好きだったアメリカの詩人、特に柳が好きみたいだけど、なんとなくそのわいせつ物扱いの原因をしると おまえはそうだろうな??(仲間内ニコイチ推しだもんな?)みたいになる
2018-11-04 15:35:19このs10年の文芸春秋6月特別号に例の「講座」の派生形か、後継と思われる広告が載ってるんだけど、まあぶんやるの新思潮だねw やっぱり庶民が筆を持つのに貢献したひとなんだよなあたぶん
2018-11-04 15:44:06ちなみにこの広告の名前は「新文藝思想講座」で、責任編集・菊池・山本・久米・大森・直木 という構成になっています
2018-11-04 15:46:08なんか、なんとなくなんだけどこの頃に頭がはっきりしな、記憶力増強とか、イライラ防止グッズと、性欲抑制剤の広告がちょこちょこあって、頭の方の謎器具とかは文藝春秋がだしてたり、特別推奨販売先だったりするのね
2018-11-04 15:59:15あと、戦前の講談社と言えば「どりこの」ですね。大々的なキャンペーンが功を奏し、国民的な滋養強壮飲料になりましたが、レシピが存在せず現在味の再現は不可能らしいです。 twitter.com/HiroshiHootoo/…
2018-11-01 20:53:43宮島秀紀・著『伝説の「どりこの」』届いた。面白い! しかも、どりこのが売られていた戦前戦中戦後の当時を忍ばせる図版が非常に豊富で100点以上あるのではないか? 楽しいよ! amzn.to/1M1GTRB pic.twitter.com/wNqGzTAioK
2016-04-02 17:18:18宮島秀紀・著『伝説の「どりこの」』届いた。面白い! しかも、どりこのが売られていた戦前戦中戦後の当時を忍ばせる図版が非常に豊富で100点以上あるのではないか? 楽しいよ! amzn.to/1M1GTRB pic.twitter.com/wNqGzTAioK
2016-04-02 17:18:18「どりこの」を飲みながら読みたくなったので、やたらと甘くて濃い原液と言う文章から推察して、「まぁこんな感じだろう」と作ってみた。 養命酒を水で割って氷を浮かべてみただけです。 お!見かけも味もそれっぽいぞ! 皆さんもお試しあれ。 pic.twitter.com/8VB36xujbo
2016-04-02 17:33:38う~ん…むしゃさんが仲間の中では「技巧がある」って評価を出してるのは里見である、というのはむしゃさんのかいた文を読めばわかるんだけどおおむねs10年の広告でも小説の表現方法で参考にされるべきは菊池・里見って構成になっているのね
2018-11-04 16:17:35@mikemekimi ちなみにこの庶民向けかな?ってなる小説表現技法の講座的な教本、書いてるのは広津和郎君ですね
2018-11-04 16:19:19おおむね、本来は「私小説」って技巧がないものだったような節があるんだけど、やっぱりある年代まではその二つは共存はしないものなんだろうなおそらく
2018-11-04 16:22:23秋江おじいちゃんいわく、博文館の「大橋乙羽」さんが特に文士を年末年始に便宜をはかってくれたけど、抱月さんと「あの人死んだら事業的に頓挫するんじゃないかなあ」と話し合った思い出を語っている
2018-11-04 16:45:36@mikemekimi あと、徳田おじいちゃんが原稿は買ってくれたけど、買いすぎて実際のらないものがあったよみたいなこといってる( ˊᵕˋ ) やっぱり職として成り立ってるっていうよりも保護領域に居るって感じだよなあ
2018-11-04 16:47:24むしゃさんが自称失業時代とかいっててやっと自分から原稿を持ち込み始めた40~50くらいの頃、実際お仕事はあったことを思うとなんかこう…世代差あるな感すごい
2018-11-04 16:49:40(´-`)oO(ていうか、車夫のほうが賃金がいいの本当になんというかなんというか…やっぱり正宗おじいちゃんが天然すぎるだけなのでは…)
2018-11-04 17:03:45なんだこのボケボケおじいちゃんばっかりいる空間はみたいな感じ※おじいちゃんといっても老大家とかっていうのの可愛いよびかたしてるだけなのだけども
2018-11-04 17:04:54勤め先の進めるまま経費かかりすぎ奴なのでは…( ˊᵕˋ;) 自分妻子いなかったから全然マシ~(意訳)じゃねえだろこれ
2018-11-04 17:07:05めずらしくむしゃ先生自身が原稿料の話をしてる座談会を読み返してるけど、「死」の原稿料は連載一回で四円五十銭で、同期なのか久保田君がこれを答えてる形になってる 「新小説」デビューの久保田君はM44年に60銭とってるよ~という話の流れになってる
2018-11-04 17:19:31むしゃさんの新聞初掲はM43年になるんだけど、この話は夏目さんの思い出話の話やザキタニさんがちょっとだけプロの先輩だよ話にちょこちょこでてくるけど、稿料の話はあんまりしたがらないというか、まだ見つかっていないです
2018-11-04 17:22:18あーここだったわ、「読売が美術系の新聞」として有名だった話の元、 「文壇あれこれ座談会」(s10)だね
2018-11-04 17:26:34こういう見方なんだけど、これは別社の出版人の証言で夏目先生効果(M39年の、今となっては小品扱いの作品)らしいことがわかる🙂 pic.twitter.com/7LcRojDusP
2018-11-04 17:50:51小説で部数が増える証言が多いのは主に新聞のことが多いのだけど、おや、「大菩薩峠」(T2連載開始)の話題だわ…
2018-11-04 17:54:04都新聞に美術評論的なステイタスは無くて所属評論人が読売ぐぬぬ…ってなってた話がこのチョイ前くらいに載ってますね
2018-11-04 17:55:37夏目さんって、売れっ子だけど印税率が割と高いから本屋はもうからなくて…って話が結構語り草になってるようでした (お金出せる出版社が少ない頃だからなのかしら)
2018-11-04 17:58:24@aosasa 岩波がとりあえず困ると漱石さんだよりになりがちだというのは別の本でみたことがあるなあ…ということは、やっぱり漱石さんも若手批評の洗礼を受けた経歴があり、出世作扱いなのに現代では小品っぽく扱われてる初期作のようなものがあり…という「当時としては着々と」した文豪ルートなのか😌
2018-11-04 18:07:20この座談会全体的にやっぱり出版社は気まぐれで安心できないみたいな空気があるね 山本有三さんなんかは「単行本がいきなり出る世の中になったら雑誌掲載と2重取りできるのでちょっとホッとしたわ」みたいな話してるけど果たしてそうなったのだろうか
2018-11-04 18:11:37