初読感想
ええ…タルカスは????
2021-05 悲観人間の振り返り
書き出し
・ベ「迷うということは何を期待しての心理なのか」 ①
・ベ「ウトセラが投薬を行う基準はなんなのか」 ①
・ベの演算チップ機能の実態は謎 ②
・ベは機構内で独立して行動している ②
・ベ「ウトセラは機構に意志を表明すべき」 ①
・ベがヒノオを見る際の「取るに足らない滓でしかない」という目つき ②
・アララギがベに抱く違和感/ベが機械的存在というこではなく、直感として邪悪な存在ではないかという不快感 ②
・ウ「自分は世界の大多数に従う、それは中立という幻想からは遠いことである、幻想とは人が必要とする“生きる意味”を与える武器である」 ③
・ベ「ウトセラが合成人間を増やし(飛躍)人間を減らすことは機構の目的にかなう」 ①
・ベ「ウトセラが成長したヒノオを保護する理由は合成人間を普通の人間に戻す能力を持っているからではないのか」 ①
・ウ「ベの発想はウトセラ意外の機構の合成人間たちには気づけなかった可能性である、ベがそれを思いついたのは何故か、それは二人の共通点でもある/世界が嫌いで仕方がない、合っていないと感じていること」 ②
・ウ「機構の存在意義について、機構には今をどのように切り抜けるかが重要でありベのいう発展性などは必要ではない、発展性、向上を必要とするのは“次”の存在である」 ③
・ベ「不安定性を見せるウトセラへの提言としてはヒノオの性質を見極めるためにここで投薬を行うべきである」 ①
・ウ「いつか自分が決めなければいけないときが来る、人類がやっていることは結局“未来は次のやつが手にする”ということである、それでいいと思うのかそれでは嫌だと思うか。つまりほんとうに面倒」 ③
・カレイドへの報告/ベ「製造人間ウトセラには合成人間たちの能力を自分でも使えるのにできないふりをしていたのではないか?」 ④
振り分け
①ヒノオ能力確認の為に投薬しろ
②ベルベット・アルファベットとは?
③統和機構と“次”について
④火種投下
乱暴に4項目へ振り分け。ベルベットの発言はほぼ①に収束していくの笑う。一方ウトセラは③について、これについて語るときは実質ヒノオへ語りかけているんだろうな。
②にほのめかされる邪悪さについて、このエピソードだけでは何をいっているのかピンとこなかったけど「製造人間は省みない」を読むといろいろと納得する。(個人的に「それはそれ」で読みたくもある)
①の目的は究極的には④で、あーあ従属人間がんばれ…というラストへ。ベルベットが製造液に興味を持っていた可能性もなくはない。