夢へ向けて: 高校2年生編第２話

ゆうと @geoff_nogireika

2 - 51 〇〇) なんだよあいつ… あの顔を見るだけで吐き気がしてきそうだが今回は耐えることができた あいつが出て行った後に大きく息を吐いた だけどまだアイツに歌わないといけないが… とりあえずは何事もなくて安心していた 彩) あのさ 彩が話しかけた 〇〇) どうしたの？

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2 - 52 彩) 〇〇は美月ちゃんと中学の同級生なの？ 〇〇) そうだよ 会話を聞いていた二人に知られてしまった 別に隠してたわけではないんだけど 彩) 知らんかった！ 深) 初めて知った 〇〇) だって言ってなかったからね 深) 中学でも仲良かったの？ 〇〇) う〜ん…まあ…そこそこって感じ？

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2 - 53 深) そうなんだ 彩) それならなーちゃんとも？ 〇〇) うっ…うん… 彩) なら私たちも仲良くせなな 深) そうだね、せっかく転校してきて同じクラスになったもんね 彩) ドラム見つかる前に一回歌ってあげや 〇〇) そう…だな ごめん やっぱりこの二人にアイツと関わりを持って欲しくない

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2 - 54 その気持ちだけが強く心をよぎった 彩) 今日は帰ろうか 深) そうだね 〇〇) はい 少し疲れた心を癒す何かが必要だったが それは家へ帰って何かを見つけよう 結局ドラム探しは明日継続されることにして 今日は家へ帰ることにした

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2 - 55 そして〇〇達3人が立ち去った後の音楽室 静まり返った部屋の扉が開いて そこに1人…部屋へ入る人影があった ？？) 失礼…します 誰も居ない事を確認しながら恐る恐る部屋へ入る そして一度外の廊下に誰も居ないか気にしながら扉を閉めた

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2 - 56 持ち合わせてた鞄を壁際に置いて その中から持参してきたとある物を取り出す ゆっくりとドラムの目の前に位置するスツールへと座ると凄く大きなため息を吐いた そして… ？？) はぁ〜

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2 - 57 飛) 今日も〇〇に声かける勇気が出なかったな pic.twitter.com/a4WL98W1jl

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2 - 58 大きなため息と共に出る悲しい言葉 音楽室で嘆いていた 飛) 今日も〇〇集まってたのに、なんで私はこれほど声掛けられないのかな？ 人影の正体は健二の妹・飛鳥だった 〇〇達の3人が集まっている事を兄・健二から知ったた飛鳥は こっそり1人で音楽室へ向かっていた

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2 - 59 〇〇とおそらくバンドメンバーらしき人達と集まっている光景を遠くから見ていることしかできなかった 人見知りが発動して一歩の勇気がでなかった そんな飛鳥は1人… 周りを少し警戒しながらあることをしていた なぜ飛鳥は〇〇に声を掛けたいのか…？

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2 - 60 〇〇、彩と深川の3人が答えを知る将来はそう遠くなく 新たな未来への道が始まろうとしていることになる … … 第3話へつづく pic.twitter.com/c1c5H40Ntq

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