遅すぎる初恋 4

ひかちゃ @hikacha_moutsui

1. アラーム:〜〜〜🎶 菜緒:う〜ん。 朝の8:00に菜緒が起きる。とても眠そうにしていた。それには理由がある。 菜緒:（ﾊｧ不安すぎる...。もーなんで自信ないのに約束しちゃったんだろ。） それは来週〇〇に家に来てもらう約束をしたがその時にする事が関係していた。

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2. その後菜緒は朝の準備をして会社に向かった。 〇〇:おはよ。 菜緒:おはようございます。 〇〇に会い挨拶をする。 〇〇:今日調子悪いの？ 菜緒:え、別にいつも通りですけど。 菜緒の不安が表情に出ていたのか〇〇は菜緒の体調をきにかける。 〇〇:ならいいけど...。

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3. 〇〇は心配そうに返す。 菜緒:大丈夫です！心配しすぎです！ 菜緒は〇〇に笑顔を見せる。 〇〇:ﾌﾌｯ分かったよ。 〇〇も少し微笑む。 菜緒:（バレてない。良かったー。） 菜緒は心の中で安心するがまだ不安は消えない。

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4. その後朝の会議を終えて何事も無く昼休みに入る。 〇〇:今日も一緒に食べる？ 菜緒:いえ、今日はちょっと他の人と食べます。 〇〇:あぁ、そう。 〇〇は少し残念そうな声で言う。 〇〇:（まあ、友達も出来たんだろうな。やっぱり僕なんかには興味無いよね...。） 〇〇はショックを受けていた。

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5. 菜緒:美玲さん。 一方菜緒は美玲の所にいっていた。 美玲:ん？なに？ 美玲は菜緒に呼ばれ顔を菜緒に向ける。 菜緒:実は...〇〇さんに告白しようと思うんです。 美玲:えー！告白！？ 菜緒:声でかいです！ 美玲:あ、ごめんごめん。 菜緒:告白したいんですけどどうしても不安で。

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6. 菜緒はずっと引っかかっていた悩みを美玲に打ち明ける。 菜緒:〇〇さんは何か言ってましたか？ 美玲:う〜んとね、言ってたよ！ 菜緒:それは..どういう内容ですか？ 菜緒は恐る恐るその内容を聞く。 美玲:それはね〜、菜緒が〇〇とデートに行く時に私に何着ていったらいいか聞いてきたじゃん？

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7. 菜緒:はい。 美玲:実はねその前に〇〇も相談してきたんだよ。 菜緒:え！？そうだったんですか！？ 美玲:うん。何着ていったらいいか聞いてきたんだよ。 菜緒:それ言って下さいよ〜。 美玲:ごめんごめん。笑 まだ言わない方がいいかなって。 菜緒:...まだ？

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8. 美玲:ﾊｯ!? 美玲は口を滑らせてしまう。 菜緒:まだってどういうことですか！？ 菜緒は当然食いつく。 美玲:...もういいか。成人男性がデートに着ていく服をわざわざ相談すると思う？ 美玲は諦め〇〇の秘密を菜緒に教える。 菜緒:どういうことですか？もうちょっと分かりやすくお願いします！

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9. 美玲:鈍感だなぁ。〇〇は菜緒の事が好きなんだよ。 菜緒:！？/// 菜緒は衝撃を受けた。まさか〇〇が自分の事を好きとは思わなかったからだ。 美玲:〇〇は断らないと思うよ？ 菜緒:そ、そうなんですね...。/// 美玲:顔赤くしちゃって〜。 菜緒:そんな事分かったら誰だってこうなりますよ。///

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10. その後昼ごはんを食べて話をしてたら昼休みが終わった。 菜緒:...ﾁﾗｯ 菜緒は集中出来なかった。まぁ、そうだろう。 〇〇:なに？ 菜緒:な、なんでもないです。/// 〇〇:ならいいけど。 〇〇は何故菜緒が顔を赤くしてるのか分からなかった。 そして2人とも今日の分の作業が終わる。

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11. 〇〇:僕は帰るけど菜緒はまだ残る？ 菜緒:私も帰ります。 〇〇:分かった。 2人は会社を出る。 菜緒:あの、こと後予定ありますか？ 〇〇:ないけど..どうして？ 菜緒:この後私の家に来てけれませんか？ 菜緒は〇〇がこと後予定がない事を知り自分の家に呼ぶ。 〇〇:うん。いいよ。

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12. 〇〇は笑顔で返し菜緒の家に向かう。 〇〇:お邪魔します。 菜緒:ソファとかに座っていいですよ。 〇〇:ありがとう。 菜緒は〇〇をソファに座らせる。 菜緒:それで、伝えたい事があるんですけど..いいですか？ 〇〇:うん。いいよ。 この時〇〇はあんな事を言われるとは思っていなかった。

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13. 菜緒:...す、好きです。/// 〇〇:！？...今なんて？ 〇〇は自分の耳を疑った。 菜緒:好きです！/// 菜緒はさっきよりもはっきり言う。 〇〇:えっ、/// 〇〇は今起こってる事が信じられなかった。 菜緒:〇〇さんは私の事どう思ってますか？/// 〇〇:...僕も好きだよ。

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14. 〇〇は菜緒の気持ちに答えた。 菜緒:..ｷﾞｭ そしたら菜緒は何も言わずに〇〇に抱きつく。 〇〇:え！？ちょっと...。/// 菜緒:これでやっと付き合えますし抱きつけます。 〇〇:（意外と甘えん坊さんなんだ）/// 〇〇は菜緒が意外と甘えん坊という事に気づく。 〇〇:ちょっと、離して。///

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15. 〇〇は心臓が止まりそうになっていた。 菜緒:嫌なんですか？ 菜緒は上目遣いで言う。 〇〇:いや、そういう事じゃなくて..。 菜緒:じゃあ離れません。 菜緒はそれどころか抱きつく力を強めてきた。 〇〇:ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ そんな菜緒が愛おしく思えて〇〇は無意識に菜緒の頭を撫でる。 菜緒:///

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16. 菜緒の顔は見えなかったがおそらく顔を赤くしたのだろうと〇〇は思う。 菜緒:それと、お願いがあります。 しばらく抱き合って菜緒が口を開く。 〇〇:なに？ 菜緒:一緒に住みませんか？ 菜緒は前から思っていた事を言う。 〇〇:菜緒がそうしたいならいいよ。 菜緒:本当ですか！？やったー！ pic.twitter.com/EJR4a4utkq

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17. 菜緒は手を挙げて喜ぶ。それを見て〇〇は幸せを感じる。 〇〇:可愛いね。 菜緒:！？/// 菜緒は〇〇に初めて可愛いと言われ、照れる。 〇〇:照れた所も。 〇〇は甘えてくる菜緒を少しいじめる。 菜緒:もう、やめてください！/// 〇〇:嬉しいくせに。

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18. 菜緒:それは、嬉しいですけど...。恥ずかしいです。/// そんな感じでイチャイチャして時計を見るともう帰る時間になっていた。 菜緒:今日はありがとうございました。 〇〇:いや、こちらこそだよ。あと、僕達もう付き合ってるんだからお互い呼び捨てで敬語抜かない？ 菜緒:お！いいですね！

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19. 〇〇:じゃあ、また明日ね。 菜緒:待って！ｸﾞｲｯ 菜緒は〇〇の袖を引っ張る。 〇〇:ん？ 菜緒:ｷﾞｭ 菜緒は無言で〇〇に抱きつく。 〇〇:...これからよろしくね。 菜緒:うん！ その後なかなか菜緒は離れなかった。

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20. 〇〇:そろそろ帰らないとだから離して？ 菜緒:...ｽｯ 菜緒は渋々〇〇を離す。 〇〇:ありがとう。また明日来ていいかね。 菜緒:うん。 〇〇:じゃあ、お邪魔しました。 〇〇は菜緒の家の玄関を出る。 菜緒:えへへ〜。ﾆﾔﾆﾔ 菜緒は〇〇が出た後機嫌良さそうにリビングに戻る。

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21. 菜緒:（付き合っちゃった〜。）ﾆﾔﾆﾔ 菜緒は自然とにやけてしまう。 〇〇:（初めての彼女は菜緒か。これからが楽しみだな。）ﾆﾔﾆﾔ 〇〇も明日からの事を考えるとﾆﾔﾆﾔが止まらなかった。 そんな感じで2人は付き合いこれまで以上にお互いの事を好きになったのでした。 つづく...