2021年10月14日
(※夢十夜ではない) 世界を飛び越えてイチャイチャ(?)する炭善から三つくらい受信した話。死ネタとたいして必要性のない女体化と名前のない我は強いオリキャラとメンタルが心配な炭善が多め。兄弟子ごめん。 大正の彼らの思う神仏とは全く似ても似つかないご都合かみさま的なものがほんの少しかかわってます。喘がせちゃったのでR18。
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朴@底辺 @hzy195

「この日のためにギャルゲーと乙女ゲーをやりこんだ俺に死角はなかった」から始まる主人公炭×親友情報通ポジ善♀

2021-10-06 16:56:27
朴@底辺 @hzy195

刈る刈る刈る。 絶つ絶つ絶つ。 この箱庭が、少しでも長く続くように。 奴の唯一が早く、見つかりますように。

2021-10-08 04:15:55
朴@底辺 @hzy195

自分用メモ ■情報通キャラという名前の付いたモブキャラ善♀ ■一体刈れば箱庭の時間が一日延びる ■沈毒をあおる善

2021-10-09 01:11:05
朴@底辺 @hzy195

■「不器量な女でしょう、その分安くて」 ■もう、帰っては来るなと言い含めた。「身請けしてやりたい女がいる」としたためた手紙を細い脚に縛りながら。本当にそうできたならよかったけれど ■――とぷん、 ■たんじろうは、寝る前にカレンダーの日付に〇をつけておいてくれる ■――介護だ

2021-10-09 16:06:40
朴@底辺 @hzy195

■エナジードリンクの殺傷能力舐めるんじゃないよ ■「神様、かみさま、ありがとうございます」 ■なあ、そのためなら俺なんでもするよ。鬼だって斬るし、得体のしれないゲェムの登場人物にだってなるし、逃げだした先で毒だって煽るよ。

2021-10-09 16:06:41
朴@底辺 @hzy195

■そういう時には、俺は左手の薬指にはまった指輪を念入りに磨いて、そうっと右手の薬指に嵌める ■予感があるんだ。お前の運命が見つかった時には、俺はコロッと死ねるだろうって ■なあ、だからそうだな、俺の命が尽きたときには。その時は、飛び切りの顔で幸せそうに笑ってくれ

2021-10-09 16:06:41
朴@底辺 @hzy195

■――指輪は、左手の薬指にちゃんとはまっていた

2021-10-09 16:06:41
朴@底辺 @hzy195

■お前が嫁を貰って、子宝に恵まれて、心からあふれる幸福をにじませた笑顔が見られないことが、俺への罰だと気づいたのだ

2021-10-09 16:08:10
朴@底辺 @hzy195

■「あの方の筆おろしをしたのは私ですよ」 ■「かいがくさま、お会いしとうございました――」

2021-10-09 16:13:53
朴@底辺 @hzy195

■わからない。俺の部屋は、飛び切り防音にしてもらったから。たんじろうがリビングにいるのか、自室にいるのか、俺の耳でもよくわからないのだ。ただ、そうだなあ、ドアを開けたらテレホンセックス真っ最中とかだったら、さすがにちょっと笑っちまうかな。他人の情事は、はたから見ると結構間抜けだ

2021-10-09 19:19:46
朴@底辺 @hzy195

■れろ、と耳の裏を舐められ、キュウッとささやかな痛みと一緒に吸い上げられる感覚があった。いつから始まっていたのかもう忘れてしまったが、学生時代?相当前からこの行為は始まっていたように思う。俺は、なんだかそうされるのがわけもなく嬉しくて、気持ちがよくて、どうだってよくなるのだけど。

2021-10-09 19:26:42
朴@底辺 @hzy195

「んっ…」 吸血鬼は、血を吸うときに獲物に快楽を与えるのだったか。お日様が得意どころかお日様そのものみたいな吸血鬼。何それ最強じゃん、とふふふと笑える。

2021-10-09 19:26:42
朴@底辺 @hzy195

■俺はもう二度と、嘘の匂いだらけのお前の手紙を読みたくはない。

2021-10-09 20:38:15
朴@底辺 @hzy195

■見た目がいやだなあと思った。舌触りも嫌だ。のど越しも嫌だ。嫌なものだらけだけども、まるで酒のようにつるりと飲みこむ。本当に酒に少量混ぜられていたのは、わずかな期間だ。 ■「お味はいかがですか」味覚も嗅覚も、とうに相当死んでいるけど。「好きでもねえ男の精液飲み込むようなモンかな」

2021-10-12 02:06:12
朴@底辺 @hzy195

そう返すと、女はにこりときれいに笑った。 ■「――さあ、私の手持ちの毒はこれで全部です、いかがでしたか」「そう」 ■「あなたの勝ちだよ」 ■そして、俺の勝ちだ。 ■女はにこりと笑うと、力尽きたように倒れ伏した。 ■そして、両手を空に差し伸べる。

2021-10-12 02:06:13
朴@底辺 @hzy195

■「ああ、かいがくさま。かいがくさま。お会いしとうございました――」一体、何を見てそう言ったのだろう。まさかあの兄弟子が本当に迎えに来たわけでもあるまいが、と思って。

2021-10-12 02:06:13
朴@底辺 @hzy195

■喉をせぐりあがるものがあった。ツンと鉄臭いにおいを感じた気がして、あの血なまぐさい日々と清廉な音たちを思い出して。 ■ああ、悪くない人生だった、と思って。 ■なんだか、とっても安心して。 ■俺は、意地と見栄とで必死に手繰り寄せていた、 ■常中の呼吸を、止めた。 ■俺は十八で死んだ。

2021-10-12 02:06:14
朴@底辺 @hzy195

■「言われたのです。『お前、金髪の、あがつまぜんいつってやつにだけは股を開くな』と、一度だけ」 ■「『あいつと穴兄弟になるのだけは死んでもごめんだ』と」それは、俺だって何ともいやだ。

2021-10-12 02:06:14
朴@底辺 @hzy195

■スッと寄せられた唇を掌で止めた。本当は、平然と受けてやるのが粋であったのかもしれないが。 ■俺は、花街生まれとは言え下男にもなれない奉公育ちで、大事なものは他にちゃんとあったから。 ■「野暮天」と案の定、なんともおかしそうに女は笑った。

2021-10-12 02:06:14
朴@底辺 @hzy195

■なるほど、奴もそういう情緒が育ってきた頃合いらしいと、あの猪突猛進猪頭がいない時に三人でそう笑ったものだ。 ■そして、俺は唐突に気づいた。

2021-10-12 02:20:27
朴@底辺 @hzy195

■俺はコブだ。二人いれば、言い訳は立つ。「家族だ」という言葉に納得できる。だが、一人となれば、明確な異物だ。ねずこちゃんが婿を取っても、たんじろうが嫁をとっても、そうだった。

2021-10-12 02:20:27
朴@底辺 @hzy195

■本当は、ねずこちゃんをとうとうと喚く通りに俺が娶れれば丸く収まる問題だったのかもしれない。だが、俺はその兄の方も同じくらいに大事にしていた。きっと、言葉で言うなら愛していた。たんじろうが嫁をとっても、ねずこちゃんが婿をとっても、俺は、それを心から喜び悲しみに嘆き悔しさにむせび、

2021-10-12 02:20:27
朴@底辺 @hzy195

■同じくらいに、傷ついたのだろう。 ■そして、二人はそれに気づいて、それを許してしまっただろう。 ■だから、俺こそがそれを許しては行けなかった。二心を抱くものが、この竈門兄妹を独占していいはずがなかった。

2021-10-12 02:20:28
朴@底辺 @hzy195

■こいつらは、こいつら一人一人を世界一愛し、守り、大事にするような、そんな一人を唯一とすべきで。 ■そして、その当てはなくもなかった。いや、確かに、あったのだ。支えあうべき選択肢はその時すでに、あったのだ。 ■優しいこいつらが、俺の気づきと選択を待っていてくれた、それだけだった。

2021-10-12 02:20:28
朴@底辺 @hzy195

■俺は、「きょうだい」「かぞく」そういう札を与えてくれたこいつらにただ感謝して、去らねばならない。大丈夫。「家族」とは、離れた場所にいたとしたって、その縁は変わらず途切れないものだから。

2021-10-12 02:20:29
朴@底辺 @hzy195

■ただ、それをそのまま言うのは、野暮で詮無いことだとわかっていたので、俺は、もう一つ飼いならしていた理由を言った。

2021-10-12 02:26:07
朴@底辺 @hzy195

■なあ、たんじろう。俺は、どんなに遅いとなじられようと、あの時に気付けて良かったと思う。 ■あれ以上遅くなったら、どんなに急いで取り掛かって子を作っても、お前の子供はお前の顔を覚えられないかもしれなかった。 ■それでも、遅かったよな。でも、十年ってさ、結構、短いようで、長いんだぜ。

2021-10-12 02:26:07
朴@底辺 @hzy195

■――転機は、予想よりもずっとずっと早く、訪れた。

2021-10-12 02:26:08
朴@底辺 @hzy195

■「あがつまさま」「あがつまぜんいつさまでしょう」 ■格子の中から伸ばされた白い手を、俺は訝しく見やった。 ■人を覚えるのは得意な方だ。顔でも、音でも。それを頼りに奉公していた時もあった。自信がある。 ■しかし、その女は俺の記憶のどこにも引っかからない顔をしていた。

2021-10-12 02:38:06
朴@底辺 @hzy195

■女は嫣然と笑って、「私を買ってはいただけませんか」と言った。 ■――病を抱えたものの音がする。苦痛に耐えて笑うもの特有の音だ。この様子では、おそらく、梅毒だろう。病をまき散らしながら男を受け入れるのは、相当につらい仕事のはずだ。

2021-10-12 02:38:06
朴@底辺 @hzy195

■「悪いけど。俺は、あなたたちを買うつもりで来ているのではないし、」それを知って女を買うほど馬鹿ではないし、心に決めたものもいる。嫌な感じの笑みに、俺は疑問を抱えながらも断ろうとした。「稲玉様のお話をしましょう」 ■私、彼に春をひさいでいたのです。 ■「――話だけなら」

2021-10-12 02:38:07
朴@底辺 @hzy195

■俺は、結局彼女を買った。

2021-10-12 02:38:07
朴@底辺 @hzy195

■「――廻船問屋、いえ貿易商と言うのですかね。そこの息子が、贔屓にしてくださっていたことがあって。言えば、何に使うんだと笑いながらも用立ててくださいましたよ。愉快なことがあったら言えよと、そういって。青白い顔で笑っていました。もうとうに死んでしまいましたがね」

2021-10-12 02:53:44
朴@底辺 @hzy195

■女から、わずかないらだちと憎しみの音が沸き立った。おそらく、病はその男からもらったのだろう。 ■「私も、あの時の吉原におりましたから、鬼の存在は何とはなしに聞いていました。そういうものかと思って、なんとなしに夜に怯えるときがある、その程度。でも、あの方はそれにかかわるお仕事を――

2021-10-12 02:53:45
朴@底辺 @hzy195

あの時のあなたのお噂も聞いておりましたから――なさっているとは、悟っていました」 ■「ある時、鬼が出なくなった――そう、風の噂が私の耳に届いたとき、私、わかってしまったのです。あの方は、あなたに斬られてしまったのだろうと」 ■「悔しいじゃないですか。苦しいじゃないですか。

2021-10-12 02:53:45
朴@底辺 @hzy195

こんな商売ですけどね。愛した男の敵を取りたい、それを願って何が悪いというのです」 ■「だから、私はあなたの御髪(おぐし)を拝見したとき、あなたこそが、と思ってお声をおかけしました。当たってよかったとそう思います」 ■そう、と曖昧に笑んで返すしかなかった。

2021-10-12 02:53:46
朴@底辺 @hzy195

■だって本当に俺には何もない。家もない。家族もない。そういう設定が最初から俺にはなかった。必要なかった。気が付いたら夜になって、ひたすら鬼を狩って、狩って、とぷんと暗闇に沈み込んだら、次の瞬間には朝の校門前であくびをしながら堂々とした校則違反者の顔を探す。

2021-10-12 03:47:05
朴@底辺 @hzy195

■俺とお前の接点は、それくらいしかない。だから基本、俺にはお前の受けているような授業の記憶も、昼休みの記憶も、放課後の記憶もなくて、必要なくて、始業のチャイムの音と同時に夜になっているんだ。そして、お前にとっての愛しい日々が、できるだけ長く続くことを祈って祈って、鬼を狩るんだ。

2021-10-12 03:47:05
朴@底辺 @hzy195

それだけだ。 ■そして増えた数値に、ふうん、何かいいイベント起きたの、うらやましいな、そう、わずかに思って、作業のようにそれを伝える。そのたびにわずかずつ増えていく紫の数値に、己のことながら肝を冷やす。 ■だって五十も数えたら来世での縁ができると言っているのだ。

2021-10-12 03:47:05
朴@底辺 @hzy195

百なんて数えたらそれは満タンだ。好感度マックスだ。 ■めでたくラストで結ばれて、来世での「運命の相手」として、かみさまが設定してくれる、そんな数値だ。

2021-10-12 03:47:06
朴@底辺 @hzy195

■青の友愛、赤の情愛、それが混ざった紫の数値が示す数値は、今見ただけでも174。何のバグだ。友愛と情愛の数値が両方合わさって2倍になったとしたって、異常な数値だ。 ■隠しキャラ――俺ですら顔のわからないそいつの正体は、しかしもう、俺にはわかっているような気がする。あがつまぜんいつ。

2021-10-12 03:47:06
朴@底辺 @hzy195

■ただの、「チョロ逸ルート」の、俺だ。

2021-10-12 03:47:07
朴@底辺 @hzy195

■「チョロ逸ルート」「十秒ルート」と呼ばれるルートが存在する。朝の生活指導で、好感度やステータス、ヒロインの動向を教えてくれる「お助けキャラ」のお調子者の風紀委員、あがつまぜんいつ。 ■そいつに一言、「好きだよ」という。そいつは真っ赤になって固まる。画面上にある選択肢は、

2021-10-12 03:47:07
朴@底辺 @hzy195

「冗談だよ!」と「本気だよ」。 ■「冗談だよ!」を選べば、あがつまぜんいつは「なーんだ!俺非モテだからさ、そういうの勘弁してやってよ、本気にしちゃいそうになったよ今」などと笑いながら、――本気で傷ついた顔を必死で取り繕った表情で笑いながら――通常ルートのやり取りに移るだけ。

2021-10-12 03:47:07
朴@底辺 @hzy195

二度と、その選択肢は出ない。 ■「本気だよ」を選ぶと、ますます真っ赤になって目を潤ませたぜんいつは、「ほんと…?」とどこかおどおどと尋ねながら、「…」と少しだけためらいながら、何度も何度も口を開いて。 ■でも最後には、小さな声で、「…俺も、好き」とはにかんだように返してくれる。

2021-10-12 03:47:08
朴@底辺 @hzy195

■それだけだ。 ■「え、それだけ?」と言われそうだが、それだけだ。 ■本当にそれだけで終わる。専用スチル、なんてものもない。本当に十秒で終わるから、いわゆる呼び名が「十秒ルート」「チョロ逸ルート」。 ■「まああがつまぜんいつだから」で終わってしまう。そいつの存在は、たったそれだけ。

2021-10-12 03:47:08
朴@底辺 @hzy195

■しかもこのゲーム、主人公の性別が最初に選べるんだけど、あがつまぜんいつの性別だけはそれに合わせて変えてくるのだ。必ず異性でぶつけてくる。そのためだけに立ち絵を作ってやがる。ある意味特別扱いだけど、クソだ。 ■だから、今、俺は女だ。 ■クソである。馬鹿たんじろう。

2021-10-12 03:47:09
朴@底辺 @hzy195

■馬鹿な夢を馬鹿なそいつに夢見させてしまう、そんなクソ野郎なのが、主人公であるそいつなのだ。 ■ただの、立ち絵と名前が付いただけのモブキャラにまで、そんな場違いな夢を見させる男。ああ、ああ、そいつに似合いだ。

2021-10-12 03:47:09
朴@底辺 @hzy195

■この扱いを憎んですらいて、でもそいつらしいと好いているから、この気持ち悪い数値なのか。なるほど俺らしい数値なのかもしれない。竈門兄妹に対する俺の愛は、どうも自覚よりずっといとわしく、深いらしかった。 ■だから、俺は笑って「より取り見取りだねえ、まあ桜の季節までに一人に絞れよ」

2021-10-12 03:47:10
朴@底辺 @hzy195

なーんて言える。 ■そいつは、不思議そうに首を傾げた。おいまさか、それ知らねえの。 ■「え、そうか知らないのか竈門君。――この学園の中庭にさ、古い桜の木があるでしょ。――そうそう、入学式の時にも咲いてたやつね。あれが咲いてる下で告白すると必ずかなうってジンクスがあるのよ。

2021-10-12 03:47:10
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まとめたひと
朴@潜水中 @hzy195

溺死した 叫ぶのは赤弓受と善逸受 R18横滑り ある程度まとまった作品や壁打ちはプロフカードからどうぞ ちょっとの間鍵かけます おそらくうるさくなるので