緑の人・加藤AZUKI氏による、「実在しないイケメンのイラストに金を突っ込む女オタク」想定からの、マーケティングとして「可処分資産」「処分裁量権を持つ個人」の特定と注力が重要との論旨の連続ツイート

ライブドアニュース @livedoornews

【まさかの】農協が「岩手のリンゴ」を擬人化、話題に news.livedoor.com/article/detail… ジョナゴールドのほかにも、「きおう」「サンふじ」も個性的なイケメンキャラに。今回のポスターはインパクトが強すぎて掲示できないという店もあったといい、担当者は「少しだけ反省します」とコメントした。 pic.twitter.com/MEkpoRsE97

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加藤AZUKI @azukiglg

三日前の話題で今更思ったんだが、所謂「萌え（美少女画）」が 【金が自由になる男のオタクからの可処分資産収奪ｗを目的にしている】 んだとした場合、イケメン展開は、 【金が自由になる女のオタクからの可処分資産収奪ｗを目的にしている】 になる気がした。 twitter.com/livedoornews/s…

加藤AZUKI @azukiglg

当人達が幸せなら、推しに幾ら使おうが構わないじゃないか、というのが当人達の納得かつ仕掛ける側の利益のWin-Winだと思うんだけど、これに仕掛ける側でも納得する側でもない人々が「人権が」「性的消費が」って言い出すと、誰も得しない展開になる。

加藤AZUKI @azukiglg

「実在しないイケメンのイラストに金を突っ込む女オタク」というのは、「実在しない美少女のイラストに金を突っ込む男オタク」の鏡像であると同時にジェンダーの違い以外まったく一致する同位体ではないかと思うんだが、やはりいずれも「可処分資産の使途を自由に決定できる個人（オタク）」が鍵。

加藤AZUKI @azukiglg

所謂、余暇消費は「住居費、食費、その他の生活に最低限必要な雑費を除いた上で、死活問題ではないが可処分資産処分権限者の心の充足を叶えるもの」なので、 1)【可処分資産の処分可能額が大きい者】 2)【処分の裁量権が大きい者】 にアプローチせよ、てなる。

加藤AZUKI @azukiglg

オタク（とされるクラスタ）の多くは、別に裕福なわけでは（必ずしも）ないんだけど、心の充足を暮らしの充足より優先するために趣味に躊躇なく金突っ込む。 美少女（萌え）に金を突っ込む（主に）男のオタクは（当人合意の）金づるとして（消費者を求める仕掛け人側を含む）皆に幸福をもたらす。

加藤AZUKI @azukiglg

イケメンをイメージキャラにした林檎のキャンペーンだって、「イケメン（萌え）に金を突っ込む（主に）女のオタク」で、これも「（当人合意の）金づるとして財布パカーすることに躊躇がない」という人＝可処分資産処分裁量権がある個人（主に女性）を標的にしてる点では、美少女（萌え）と同質。

加藤AZUKI @azukiglg

さほど裕福ではないオタクは、 「自分の生活品質を削った分を心の充足に割り当てている」 「心の充足に使われた金は、それらを支度提供した事業者に支払われ、それぞれの消費に使われる」 ってなる。 やっぱ重要なのは、「可処分資産」「処分裁量権を持つ個人」の特定と注力な気がした。

加藤AZUKI @azukiglg

まあでも、「余ってるところ」或いは「まだ耐えられるところ」から毟ってきて、「足りないところ」「もう耐えられないところ」に付け替える、所謂【富の再配分】を掘り起こすための副材料として、美少女（萌え）やイケメン（萌え）を用いるという戦略は、やっぱアリだとは思う。

加藤AZUKI @azukiglg

育児で余裕がない子育て世代や、介護で余裕がない壮年世代はもはや「余剰金を遊びに使う」という余暇産業の担い手としては危うく、「育児や介護の負担がなく、余剰金を遊びに使う余裕をまだ捻り出せる」という層はかといって、車も買わないし海外旅行にも行かない（そこまではまとまった金がない）。

加藤AZUKI @azukiglg

となれば、 1)可処分額の一単位が小さい（少額） 2)バリエーションが多い（僅かな違いでも別商品として成り立ち、蒐集欲を刺激） 3)配布/頒布場所/配布数が限定されている というようなものは「ローン組んでどかんと買う」「出費が海外に散る」ようなものより国内事業者に旨味が(ry

加藤AZUKI @azukiglg

っていうところまで踏まえると、どこかの文芸評論家の言う「萌えを商材にするのは古くさい」は、やはり「可処分資産裁量権者の特定」「可処分資産単位」なども含めて、「新しい消費者を発見できてないのに、古い消費者を捨てられるのか？」って話に繋がる気がする。

加藤AZUKI @azukiglg

道は幾つかある。 a)育児、介護世代でも可処分資産を消費できる理由（必然） b)可処分資産単位が小さい（少額）ものでも、需要を喚起できる c)(a)(b)を理由に、居住地以外に足を運ばせ、生活に必要ではないものを買い求めさせるモチベーション ここらへんを挙げればよい、てなる。

加藤AZUKI @azukiglg

ぶっちゃけ、 「可処分資産に十分な余裕がある」なら、誰だって金使う。 「可処分資産に余裕はないが、ないと暮らしが成り立たない（例えばスマホでも歯ブラシでも）」なら、誰だって金使わざるを得ない。 電動歯ブラシは高機能贅沢品だが、必需品じゃないかから可処分資産裁量権者次第。てなる。

加藤AZUKI @azukiglg

以前、脱原発に絡んで、靴の買い換えの話をしたことがあった。 「古い靴が気に入らないから新しい靴を買いたいとき、新しい靴を買う前に古い靴を処分してはいけない。靴売り場までの間には砂利もガラスも焼けたアスファルトもあり、裸足では辿り着けない」 みたいな話。

加藤AZUKI @azukiglg

エネルギーを靴に例えて ～靴の買い換えで考える脱原発togetter.com/li/238994 今履いている靴の捨て方への疑問から ～続・靴の買い換えで考える脱原発togetter.com/li/239501 これね。

加藤AZUKI @azukiglg

これと同じで、「男のオタクの美少女（萌え）への消費」を拠り所にするのは気に入らない、という個人の要望は理解する。 じゃあ、「女のオタクのイケメン（萌え）への消費」ならいいのか。

加藤AZUKI @azukiglg

それも厭なら、「余暇産業に平然と金を突っ込む別の金づる」という代替候補の開拓に注力するのが先で。

加藤AZUKI @azukiglg

「オタクの欲望」に頼らなくても余暇産業の顧客が発掘開拓されるようになれば、オタクに撒き餌をする必然も下がるだろうし、そのためには「可処分資産の増額」か「可処分資産裁量権者の発見と誘因」を先にしないとアカン訳で。

加藤AZUKI @azukiglg

「自分が好きな人の恋人を殺しても、自分が好きな人は自分のほうに振り向いてくれる訳ではない」 とはサッチャーの言葉だったか忘れたけど、「オタクを葬ったら、余暇産業の顧客が刷新される」訳ではないってところが、この話のミソなんだろうなあきっと。

加藤AZUKI @azukiglg

どっとはらい。