魏無羨は本当は根っからの英雄でも博愛主義者でもなくてむしろ極端なくらいに恩讐を重んじる人だなあって、温氏への復讐、温情や温寧の一族を助けたこと、はたまた金丹の件を通して思う
2021-10-28 22:26:30夷陵監察寮でのことは復讐でしかない。あの容赦のなさ。 で、温氏残党といわれ討伐された無辜の民がいることを彼は知っていたけれど目の前の命こそ助けても必死に全員を助けようとまではしてない。 だけど温情や温寧たちのことは身を賭して助けたわけで。 金丹のあれこれも"恩返し"なわけで。
2021-10-28 22:32:54っていうのはもう世の中でいくらでも言われてると思うけど、いくらでも考えてしまう。これを江澄は理解したくてもできなかったり、また理解せざるを得なかったり。どちらにせよ理解はしてなかった(または現実を直視できなかった)のは過去の事実としてある。複雑な感情すぎることこの上ない。
2021-10-28 22:36:59だって江澄、どこまでいっても魏嬰のことを英雄だって嫌味として言うんだよ……そういうとこだよ………………視聴者は江澄の言葉を通して錯覚しそうになるけど、魏無羨はきっといわゆる英雄にはなれない
2021-10-28 22:42:13とはいえ性根はかつて天灯に誓ったそれその通りだし、目の前の弱きものを見て見ぬふりは絶対にしない。そういうところが藍忘機と同じ志を持つ者たる所以なんだよね。それにしても、これほど恩讐に従い行動する魏嬰が藍湛との関係性においては恩讐のおの字もない。だから成立するんだろうなあ……
2021-10-28 22:47:54藍湛の存在が恩讐を超えることは雨の中の選択で含光君の手で死ねるなら悔いはないって言ったところで証明されているんですね……まあこれは藍湛が魏嬰の知己たる時点で成立しない証明なんだけれども。でもそこまで言うんだ。あの場で死んで悔いはないなんて、温氏は?ってなるから、やはりそう。
2021-10-28 22:57:24一方で江澄と温情のことも同じように考えるのだけど。温情は温氏本家のやっていたことを見て見ぬふりをしていた、だから同罪だといったことを言われていたと思うけど、彼女には守るべき弟が、一族がいたからというのが大きくて。それは江澄が魏嬰を庇えなかった(当時の江家当主の能力問題はさておき)
2021-10-28 23:05:40ことと通ずる部分がある。惹かれ合うべき二人だったのに惹かれ合うことが許されない、かなわない。相反する現実の理由が同じところにあるからやるせないな〜 こういう人たちってほんとうどこまでも救いがなくてかわいそうでつらい。まあそんな温情にも江澄にも救いの手を差し出したのは魏嬰なわけで…
2021-10-28 23:05:40魏嬰が崖から落ちたときのあの状況、ほんとうに悔いなんてなかったんだろうな……江澄にとどめを刺され、含光君の手で(物理……)死に落ち…………しんど
2021-10-28 23:10:24発作的に言葉になる瞬間だったから一気にがーっと考えちゃった。恩讐を重んじる魏嬰くんにとって恩讐を超えた存在が藍湛さんだったという考えに至ったのがいちばんの収穫でした。はあ……
2021-10-28 23:13:08ずっとちんじょれの話をしているけど、原作忘羨におけるありがとうとごめんねは必要ないはここに通ずるだろうな〜〜わたしはちんじょれのふたりについてはありがとうとごめんねは必要ないの意味合いや使いどころは原作とは異なると考えていますが
2021-10-28 23:14:34なんやかんやちんじょれでいちばん衝動的に泣いたのは思追が魏嬰のことを含光君に似てるって言ったところです 号泣ポイントは46話なんだけど…………それはそれとして……
2021-10-28 23:17:29藍湛さんが阿苑を育てているあいだに江澄は金凌を育てていたのだと思うとものすごいわくわくする このふたりの複雑すぎる関係性に永遠にわくわくする
2021-10-28 23:26:25