聖なる日の奇跡

ロゼ @ROSE_sakamichi

1 〇:寒い… 今日はクリスマスイブと言ってもオタクの俺には彼女が居ない。（ここで〇〇はオタクだから彼女が居ないかのように言っているがただ〇〇が気持ち悪いだけだ）ちなみに俺は乃木オタだ。推しメンは誰かって？ それは"存在そのものが奇跡と評される革命的美少女、齋藤飛鳥だ #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/hhtSVrE5mJ

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2 あしゅの好きなところならいくらでも言える。圧倒的な小顔、最強のツンデレ、丁度いい身長158cm、可愛い、ネガティブ etc.. あしゅはまだ1年に身長が4cm伸びて成長期なのだ。あしゅを見捨てちゃいけない クリスマスだからと家から追い出された俺はそんなことを考えながら歩いていた #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/LiYSgExViU

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3 そして俺は一人行く場所もなく駅の近くのガードレールに寄りかかりながら握手会を思い出していた 〇（あの顔、綺麗で細い手、すらっとした身体、最高だったなぁ） すると突然ニット帽を被り俯いた女の子に話しかけられた ？:すみません今から暇ですか？ 〇:え？ #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/hD78mrzVzj

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4 俺はどこか癒されるその声で聞こえた言葉は空耳かと一瞬思った ？:だから今から暇？ 〇:いや突然なんですか。てか誰ですか？ 俺は少し語気を強くして言った するとその人はゆっくりと顔をあげた。そしてその顔を見て俺は失神しそうになった。しかし君はそんなこと知るよしもない #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/ugP0GjXnOP

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5 飛:可愛い子です そう言って飛鳥は微笑んだ 〇:いや、あの齋藤飛鳥さんですよね 飛:私のこと知ってるんだ 〇:いや、俺… あ、なんでもないです。てか齋藤さん、有名人じゃないですか知ってますよ 俺は乃木オタであしゅ推しだと言おうと思ったが恥ずかしくなりやめた 飛:そうかな？ #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/Rk9GLncSkK

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6 飛:まぁ知ってるなら話が早い。私、今日は久しぶりの休みなの、本当は未央奈と遊ぶ予定だったんだけど急遽、未央奈に仕事が入っちゃたから暇なんだよね。君も暇でしょ、一緒に1日遊んで 〇:え？ 飛:ダメだった？ 〇:あの勝手に暇って決めつけないで下さい 飛:じゃあ予定あるの？ #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/3cMmChQ0ya

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7 〇:いや、ないですけど 飛:ならいいじゃん！ほら行こう そう言って飛鳥は俺の手を引いた 〇:あ… その時、俺の心にはもちろん嬉しい気持ちがあった。しかし今まで大量のお金をかけて長い列に並んで握手していたのはなんだったのだろうかと少し思ってしまった #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/xg3qvwLg8q

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8 しかし冷静に考えれば… 〇（あしゅと今から手を繋いで1日デート…いやお金のことなんか考えてる場合じゃない！いや、待てあしゅが突然現れてデートに誘われる？そこからもうおかしいじゃないか。これはテレビのドッキリかなにかなのか？） 俺は周りを見回した #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/5WS6nUkask

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9 しかし見た感じ隠しカメラらしきものはなかった。まぁプロの隠しカメラを素人が見つけられる訳がないのだが… そして見ると俺は改札の前にいた 飛:電車乗るよ 俺は頷き、言われるがままICカードを出し改札を通った 飛:さっきから全然喋らないけどどうしたの？ #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/uUOyqQRFxQ

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10 飛:もしかして飛鳥ちゃんと一緒に居るから緊張してる？ 〇:うん、まぁそれもあります 飛:あ、突然現れたからなにか勘ぐってるんでだろ？ 〇:はい 飛:安心してテレビとかじゃないから、気まぐれだから 〇:そうなんですね 俺はあしゅの言葉を信じ、後悔させないよう動くことにした #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/9sJRWKiBaV

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11 飛:ねぇなんか堅いから敬語やめてよ 〇:いいですか？ 飛:うん、まぁ気軽に飛鳥って呼んで 〇:わかった 飛:あ、そう言えば君の名前を聞いてなかった。名前はなんて言うの？ 〇:〇〇です 飛:あ、〇〇って言うんだ。今日はよろしくね〇〇 〇:こちらこそよろしく 飛:あ、電車来た #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/3WhVFVQIoe

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12 そして俺達は隣同士で電車に座った 飛:ねぇ今からどこ行くか気にならないの？ 飛鳥は俺を方を見て言った 〇:そりゃなるよ 飛:教えて欲しい？ 〇:うん 飛:本屋さん 〇:え、クリスマスイブなのに？ 飛:うん。ダメだった？ 〇（せっかくのイブなのに…まぁ飛鳥と一緒ならいいか） #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/LenRIXO2Yi

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13 それから目的地に着くまでの10分程、俺は飛鳥と話した。そして意外と飛鳥も普通の人と変わらないんだと感じた。もちろん独特な感性があるとは感じた。でもそこ以外は俺の大学にいる女子と大して変わらなかった。変な話だがこの10分間で俺は飛鳥と普通に話せるようになった #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/DOfJ7lvF8O

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14 飛:よし、到着！ 〇:テンション高いな 飛:だって本屋さん行くし 〇:そうか飛鳥にとっては楽園だな 飛:うん 改札を出て数分歩くと本屋が見えてきた。ここの広さは都内最大らしく中にカフェも併設されているらしい 〇:ここはよく来るの？ 飛:うーん、たまに仕事の合間とかには来るよ #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/VcUXoGzUX1

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15 飛:でもゆっくり見るのは初めてかも 〇:そうなんだ そして店内に入る。すると暖かい空気が俺の冷えた身体を包んだ 〇:てか今日はなんか目星をつけて来てるの？ 飛:小説っていうのは決めてるけどなにを読むかの目星はつけてないよ。ゆっくり見るつもり 〇:そうなんだ #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/S0MAYdE5fM

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16 そしてそんなことを話しながら俺達は小説のコーナーに入った。すると突然飛鳥が目を輝かす 飛:あ、私が読みたかったやつだ！ 〇:お、良かったじゃん 飛:いろんな本屋さんで探したんだけどどこも売り切れだったの。ここで会えると思ってなかった 幸せそうに言う飛鳥は可愛かった #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/8cBuj0VDmD

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17 〇:そうなんだ 飛:じゃあ他のも見よ？ 〇:うん 飛:あ、でもこのあとカフェで本を読むわけだし〇〇も本、探さないとだよね 〇:うん、そうだね。じゃあ1回別れて、あとでまたカフェの前とかで待ち合わせしようか 飛:うん、じゃあ30分後にカフェの前ね 〇:わかった #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/OaGlYH3Dui

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18 そして俺は適当に本を見て回った。しかし自分の読みたい様な小説が見つからず15分が経過していた。そして意味があるのかも分からずただ店内をぐるぐると回っていると飛鳥を見つけた 飛:んー、んー 飛鳥は頑張って背伸びをして棚の一番上にある本を取ろうとしていた #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/FaY63sHaSN

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19 〇:ねぇ飛鳥大丈夫？ 飛:だ、大丈夫！ んー 〇:全然届いてないけど すると飛鳥は顔をムスっとする 飛:いいだろ、別に 〇:取ってあげようか？ 飛:取らせてやってもいい 〇:なんだよ、じゃあ取らないよ 飛:いや、取ってよ 飛鳥は上目遣いで言った 〇:はい 俺は飛鳥に本を手渡した #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/QnaCL5iAw6

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20 飛:ありがとう 〇:どういたしまして 飛:〇〇は読む本決めた？ 〇:いや、まだだけど 飛:なら私もう選び終わったし、一緒に選んであげるよ 〇:ありがとう そして飛鳥に今、読みたい本の感じを伝えると飛鳥はすぐにそれに合った本を教えてくれた 飛:どう、これでいい？ 〇:うん！ #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/Qfm20oVipo

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21 そして俺達はカフェへ向かいホットコーヒーといちごオレを買って席についた。飛鳥は本を読み始めると一言も言葉を発さなくなり、俺は目の前に飛鳥が居るのに何故か一人で居るように感じた そして時間はあっという間に過ぎてゆき18時を過ぎていた… #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/PVxNpIOrpT

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22 すると何時間振りかに飛鳥が言葉を発した 飛:ねぇお腹空いた 〇:あ、じゃあご飯食べに行こうか 飛:うん そして俺達はカフェから出た 〇:なに食べたい？ 飛:ローストチキン 〇:え、そんな限定する？ 飛:うん、クリスマスだからローストチキン食べたい 〇:じゃあお店探すか #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/2p86E62ow2

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23 すると突然、飛鳥が言った 飛:ねぇ寒い 〇:そうかな？ いつもなら俺は手袋をしていないので寒いはずだが今は飛鳥と手を繋いでいるので寒くない 飛:ねぇコート貸して 〇:え、 飛:寒いんだもん貸して 〇:いや、そうしたら俺がさ… 飛:もういいじゃん #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/iLCHhXnTKb

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24 そう言って飛鳥は俺のコートを強引に剥ぎ取った 〇:寒っ 飛:もこもこしてて暖かい 〇:返せよ そう俺が言うと飛鳥は無言で抵抗意思を全面に押し出した顔をした 〇:もういいよ、着てな 飛:ありがとう 〇:あ、一番近い所だとここかな。夜ご飯そこでいい飛鳥？ #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/qQ6CjFE3S0

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25 すると飛鳥は頷いた 〇:じゃあ行こうか 歩いていると途中に光に彩られたクリスマスツリーがあった。 飛:綺麗だね 〇:だね 飛:ねぇ〇〇 〇:え？ 飛:なんか誰かとクリスマスイブに綺麗なもの見れるって幸せじゃない？ 〇:幸せだね 〇（俺は飛鳥と居られるだけで幸せだけど） #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/trP5TgDiHN

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26 〇:じゃあ行こっか 飛:うん そしてそこから10分程歩いて俺達は店に着いた カランカラン 店:いらっしゃいませ 席に案内されると飛鳥は楽しそうにメニューを見始めた 飛:どれにしようかな？ 〇:え、ローストチキン食べたかったんじゃないの？ 飛:なんか他のも気になったんだもん #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/XO5Ty3FbzE

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27 そしてそれからしばらく経ち… 〇:決まった？ 飛:うん。グリーンサラダとローストチキンとオニオンスープとミートソーススパゲティのハーフサイズと鯛のアクアパッツァと… 〇:え、そんな食べれるの？ 飛:たぶん。食べれなかったら〇〇に食べて貰うから #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/gynmgGTuWY

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28 〇:勝手に食べてくれるって決めつけるなよ 飛:じゃあ食べてくれないの？ 飛鳥はメニューで鼻から下を隠し、上目遣いで言った 〇:じゃあ食べるよ 飛:やったね そして俺達は注文をした。俺はその量に驚きつつも何も言わなかった。そして料理を待っていると飛鳥が突然質問をしてきた #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/66rv0NgwbU

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29 飛:ねぇ〇〇は好きな人とかいないの？ 〇:ちょ、突然なんだよ 飛:いや、気になったから 〇:いないよ 〇（飛鳥です。なんて言えるわけないだろ） 飛:ふーん。じゃあ私のものにしてもいいんだ 〇:え、 飛:もう、なに本気にしてんの？ふざけただけだよ 飛鳥は少し笑いながら言った #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/1W9hY02Iys

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30 そしてそうこうしてる間に料理が出てきた 飛:うわ！美味しそう 〇:いっぱい食べな そして俺達は食べ始めた。序盤、俺は小さい身体ながらすごい食べっぷりの飛鳥に驚いていた。しかしすぐにそのスピードは落ちてゆき最終的に飛鳥は3分の1も食べなかった 飛:ごめん。もう食べれない #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/EqJxbp25Ae

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31 〇:思ったよりも食べてくれて良かった 飛:〇〇頑張って食べて 〇:わかった そして俺は頑張って残りを食べた 〇:ごちそうさまでした 飛:お疲れ様 飛鳥はそう言うとメニューを開く 〇:え、なんでメニュー開いてるの？ 飛:デザート食べたいから 〇:え、お腹いっぱいなんじゃないの？ #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/eYtRUkBm7i

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32 飛:え、デザートは別腹だよ 〇:なんだよそれ 飛:じゃあクリームブリュレにしよ 〇:食べていいって言ってないんだけど 飛:でも食べていいんでしょ 〇:まぁね それから注文をして飛鳥は美味しそうにクリームブリュレを食べていた 飛:ごちそうさまでした すると店員が近付いてきた #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/78lc6jdF79

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33 店:お客様、当店ではただ今メッセージカードをプレゼントしておりまして、良ければ大切な方にメッセージを書く際にご使用下さい そう言って店員はメッセージカードを2枚とペンを置いていった 〇:メッセージカードなんて貰えるんだね 飛:なんか得した気分 #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/MNmepI5nNE

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34 すると飛鳥はすぐにペンを持ち、メッセージを書き始めた 〇:ねぇ誰に書いてるの？ 飛:感謝を伝えたい人だよ 〇:え、どんなこと書いてるの？ そう言って俺が覗こうとすると飛鳥はそれを隠した 飛:勝手に見ないでよ 〇:ごめん そして俺も飛鳥にメッセージを書くことにした #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/paUMZTUNHH

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35 内容は飛鳥ちゃんへの今日1日の感謝だ。俺はそのメッセージカードを別れ際に渡そうと書きながら思った。そして書いていると先に書き終わったのか飛鳥が俺の紙に落書きを始めた 〇:ちょっと何してんだよ 飛:え、暇だったから。大丈夫だよ、内容は見てない #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/R1NXeQcueG

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36 〇:いや、内容見てないのはいいけどさ暇だからって落書きするなよ 飛:え、良いじゃん 〇:なんか絵もなぞな感じだし 飛:おいバカにするな 〇:あ、バカにしてたのバレた 飛:バレてるよ 〇:もうそんなムスっとすんなよ。可愛い顔が台無しだよ すると飛鳥の頬が少し赤くなった #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/WsNykXSFsx

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37 〇:え、照れてるの？ 飛:照れるわけないだろバカ！ そしてそれから飛鳥と少し会話をしてから店を出た カランカラン 特に何か話したわけでは無いが俺達は駅に向かって歩き始めた。もうサヨナラは近付いていた 飛:今日、〇〇と過ごせて楽しかった 〇:そう？ 俺は素直に嬉しかった #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/F2v0QobUmM

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38 飛:うん、すごく楽しかった 飛鳥は満面の笑みで言ってくれた 〇:それなら良かった 飛:ねぇ〇〇は私と一緒に過ごして楽しかった？ 〇:うん、楽しかったよ 〇（実際楽しいってよりも夢のような感じだったけど） 飛:なら良かった 〇:今までのクリスマスで一番かも #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/DXDQbYNAAS

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39 飛:それは言い過ぎでしょ そう言いながら飛鳥は微笑んだ そしてもう駅が見えてきてしまった。すると突然、飛鳥が立ち止まる 〇:どうしたの？ 飛:ねぇ今日、一緒に居てくれたお礼にクリスマスプレゼントあげる 〇:ありがとう 飛:じゃあ目つぶって 〇:え？ 飛:早く 〇:あ、うん #聖なる日の奇跡 pic.twitter.com/CvY3woXZMU

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40 俺は淡い期待を胸に目を閉じた… しかしいくら経っても何も起きない。俺は我慢出来ず目を開けた。するとそこにもう飛鳥は居なかった。俺は夢を見ていたのかと一瞬思ったがいなくなった代わりにそこにはメッセージカードが落ちていた。 "また握手会で待ってるね" byあすか #聖なる日の奇跡 fin pic.twitter.com/Unc0Xy3ulc

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これで「聖なる日の奇跡」は終わりです 絶対にありえない設定ですけど一番夢のような設定ではないでしょうか？ クリスマスなのでありえない設定でも許して下さい🙏 僕もデートしたいなぁ…🙄 感想などお待ちしております🙇 pic.twitter.com/PUTTjQSuoc

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