「ギャー!おいこら体型と体重はいつだって女子の秘密だろうがこのクズ兄貴!そんなんだから女子にモテないわけじゃねえのに俺への扱いで引かれるんだよデリカシーを持てこのクズ!」 「お前は俺に文句を言える立場であるのか?」 「ないけど」 「先生が心配してらっしゃるから帰るぞ」 「ウス」
2021-12-25 14:19:32「ていうかこいつに通報したの誰よ?」 「俺たち」 「不死川兄弟とときとう兄弟かぁ勝てねえ~~」 ここに甘露寺さんが居たら刀鍛冶の里編が始まってしまう… 「伊之助え~」「焼肉」「金曜…」「良し」 不死川ときとう組は純粋に喫茶店の客 伊之助は炭善どっちかの幼馴染(決まらない)
2021-12-25 14:27:03こいつは太ったり痩せたり筋肉太りしたりが忙しいからめんどくせえんだな…とか思ってるかいがくくん いや善♀が筋トレしてないわけじゃないんだよ純粋に体質なんだ…
2021-12-25 14:28:36「あ、鬼舞辻ぃいらっしゃいいつものタルトでいい?」 「……こわ、お前怖い」 実は鬼舞辻さんも顧客なんだな 善♀以外はめちゃくちゃ殺意持つけど 「お前の音、俺に結構似てるからなあ」って善♀が何となく苦笑してしまう さみしそうだな 怖いよな 「お持ち帰りで頼むよ」「うん」
2021-12-25 15:53:07前世 「なんで竈門(兄妹)はあんな奴らと一緒に住むんだ?」「たんじろうさんに話しかけようとしてもいっつもあの人がいるから話しかけづらくて…」「顔が作り物みたいなんだよな、金髪ってのも気持ち悪くて、何よりあの目が」
2021-12-25 15:53:08「そんなこと言ってやるなよ、いろいろあったんだろうさ」「でもさあ母ちゃん、俺たち心配だ、竈門の家はいい奴らばっかりだろ、このままあの人がべったりだと婚期を逃しかねなくて」「そんなん見合いでもすればいいだけの話だ、別に悪い子らじゃないし、そうでもすれば『あの子』だってわきまえるさ」
2021-12-25 15:53:08竈門兄妹が気づかなくても全部聞こえてる金の子、何となく肌感覚で察してしまった猪頭、二人で話し合って順番に「わきまえた」 でも「わきまえる」べきだったのは誰だったのかなってそういう話で
2021-12-25 15:53:09でも竈門兄妹は一生泣いた どこに行ったの抱きしめてくれないの話しかけてくれないの さみしくてたまらない寒いんだって きれいなものは全部あふれるくらいにあの人にもらった
2021-12-25 15:54:46猪頭はふん――、って憤りがちょっとあるけど、金の子は苦笑するしかできなかった 「ああいうのって、なんか本能的なものがあるからなあ」って伊之助の頭を撫でた
2021-12-25 15:57:06このぜんいつちゃん♀、普通の義足ならちょっとだけぎこちない歩き方するけどスポーツ用の義足履かせて走らせると下手な選手より速く走るよ
2021-12-25 17:12:39前世冬(雪) 残酷な別れの季節 竈門兄妹が金の子にまとわりつき縋り離れない季節(もちろん猪頭にも纏わりついたけどどちらかといえばそうなったのは金の子失踪後) (めちゃくちゃ様々な意味でありがたい湯たんぽ…と思いながら纏わりつかれてた)(しもやけになる余地もないとか嘘過ぎじゃない?)
2021-12-25 18:39:50猪頭、「わきまえる」ことには同意したけど金の子失踪後の竈門兄妹の情緒不安定さ見かねて自分は山に行かずちゃんと蝶屋敷に腰を据えたってところがある カナアオに微妙な顔で呆れられた
2021-12-25 18:39:51――いとおしい、と思うと、人はなんでも捨てられるのだと初めて知った。 (お前らは、きっとそんなんじゃないんだろうけど) よくわかった。ありがとう、愛しかった。
2021-12-25 20:24:22あがつまくん(前世)、さすがに冬に置いていくことはなかったけど春先に山桜の風と共に去った 結果現世竈門兄妹は冬が大地雷となるという鬼
2021-12-25 20:29:02このあがつまくん髪を伸ばしててほしいんだな 長男が右手で目を細めていとおしそうにその髪を指で梳くんだよ 長女が鼻歌唄いながら丁寧にその髪に油をつけて梳(くしけず)るんだよ そしてそれを見てる猪頭
2021-12-25 20:38:18雪解けの少し冷たくてぬるい風にふっとそれを遊ばせて、それを無造作に切り離して、昔のような短い髪で去るんだな そして現世の竈門兄妹との初対面、(髪型は全然違うけど)そのころの髪の長さと似たような髪の長さなんだよな せめて女性らしくと思って何となく伸ばした 君はよくよく地雷を撒くよな
2021-12-25 20:38:18このツリーほんとに設定がフワフワしていて何なんだ君は 竈門兄妹が記憶持ってるかどうかからよくわからなくなってきてる ただし大地雷()
2021-12-25 20:46:03あんまりに前世でいとおしそうに触れられてしまったもんだから今世で髪を梳かれるのに敏感になってしまったぜんいつちゃんはいるよなあハム太郎!そうなのだ!前世ではぐしゃぐしゃ甘んじて掻き廻されていた宇随さんの構い方すらシビビビビって毛を逆立てて嫌がるのだ!
2021-12-25 21:13:54これもしも竈門長男長女が記憶なくて竹雄くんとかの竈門家視点(記憶あり)で進むとちょっと笑える話にならない?記憶ない(あってもいい)くせにいきなり重い思春期に放り込まれた長男と長女を竈門家全員で誑し込め!って魔改造する話 えっ
2021-12-25 21:19:35相変わらず設定がふわっふわだけど当人たちと周りの気楽さの落差がえぐそう 長男長女だけめちゃくちゃドシリアス あっ親分もあらかた見守ってたからそれなりにシリアス 平和な時代になったもんだなあって誰かが笑って言うような
2021-12-25 21:26:20「お前ら大体が一回確かに死んだ記憶持ってるのにその暢気さったらない」「お前にだけは言われたくないそのセリフ」「ほらかっこいいとこ見せたげて」「武勇伝武勇伝」「デデンデンデンデデンデン」「レディゴー」「うわっ心の底から適当なキラーパス…」
2021-12-26 00:50:07竈門家でも茂くん辺りが「俺だって今世こそはかわいい彼女とチュー位したい」「俺ら前世があって兄ちゃんたち見守ってた分ちょっとだけ早熟だよなあ…」みたいな会話をしてるよ あがつまちゃんと大いに話が合うのではないか(さすがに六太君辺りがそういうこと言ったら長男長女が崩れ落ちて泣くけど)
2021-12-26 00:50:08「まあなんていうか、死の間際ってなんとなく変に曖昧だからな。そういう死に方をしたっていうのはわかるけど痛みの記憶とかは薄いし実感が薄くて」「げんやそれたまにさねみさんが泣いてない?」「泣いてる…」
2021-12-26 00:50:08全くのコメディーにするなら記憶なしでわあわあ騒ぐ竈門兄妹を推すけど普通のラブコメにするなら喫茶店入った瞬間に記憶取り戻して(中途半端でもよき)ぼろくそに泣く竈門兄妹推すよね…いやそれでも竈門家による魔改造からは逃れられないんですけど…(?)
2021-12-26 01:05:01転生竈門家、実年齢のわりに精神年齢成熟しすぎてもし長男長女に記憶がないコメディー時空だった場合長男長女がむしろ末っ子みたいな感じで絡み倒されてそうだなって ほら~俺次男だけど長男に負けない長男我慢ムーブして…いやしてないな割と心のままに生きてるわ俺らって竹雄君談
2021-12-26 10:50:57あと長男長女がそれくらい善♀に会ってからポンコツになってるって言うことでもある 「ねずこ!俺かっこいいか大丈夫か!」「うんいけるいける大丈夫!」「ええそのレベルで頷きあわないでよとりあえず早く会いたいの駄々洩れじゃないもっと頑張れるよお兄ちゃんは…」って花子ちゃん談
2021-12-26 10:53:54転生無惨様も何となく世界こわって思いながら生きてて喫茶店の扉空けたら記憶取り戻してくれていいんだよ? ナンカ視線痛いけどいつものことだし…って縮こまって生きてたら金色の見おぼえなくもない何かがぱちぱちってしながら「いらっしゃい」と笑って声をかけるでしょうの巻(恋ではない)
2021-12-26 10:57:27――別に、俺は死にたがりでも、生きたがりでもない。怖いのは一生に一度誰も守れずに死ぬことだ。望みは誰かを守って死ぬことだ。その人の記憶に残ることがなくたっていい。ただ、俺は誰かの運命に必要とされたい。生きる意味が欲しい、生まれ落ちた意味が欲しい。それだけ欲しい。
2021-12-26 12:33:39――それが、どれだけの欲深の証か、知ってはいたけど。 別に、ほんとはさみしかないんだ。真っ暗で寒い何かは、誰に育てられたんでもなく俺が元から持っている罪の証だったのだろう。かっこつけるなら運命だ。 何も持たなければ、冬の寒さなんて凍えるだけで俺の心を殺さない。
2021-12-26 12:33:40かいがくくんとのファーストインプレッション ――ひでえ姿だった。 前世の師にまた引き取られた時、俺は相当に抵抗したと思う。 なぜあのカスがあんな目で俺に立ち向かって来たのか、あの頃よりはまあ、それなりに平穏と呼ばれる時代に生まれて改めて事実と知って考えた。 考えて、考えて。――考えて。
2021-12-26 13:07:40俺は、師に土下座をしていた。 師は、一度だけ俺を本気でどついた後、「帰るぞ、かいがく」と優しく俺の頭を撫でた。意味も知らない涙が出た。 今は装具士をしているという師について、あの頃と同じように二人きり。うるさいのがいないのが、なんでか少しだけ空虚で、それが疑問に思えたりした。
2021-12-26 13:07:40ひでえ姿だったのだ。 「かいがく、」と師が、気遣うように俺を見ながら、それでも言った、「妹弟子」。 あいつ今は女なのかよ、とそれだけ暢気に思っていた。それくらい、今の俺は穏やかだった。 そいつがいるという児童養護施設に連れていかれて。
2021-12-26 13:07:41――冬に取り残されて凍り付いたような目をしていた。 体に合わない松葉づえだけ渡されて、片足だけでケンケンしていて、体の軸が変な筋肉の付き方で、装具士としてみても、「あの頃」とみても、ただの一般人の視点としてみたってひどく骨格が歪んでいた。
2021-12-26 13:07:41走る周りの子供たちに取り残されながら、必死に、しかしどこか暢気にそれを追いかけている姿は、どうにも凍てついた温度をしていて、己の運命に失望とあきらめだけをたたえていて。 「また来たんですか、」って、師に向けて、そして俺をちらりと見やって、突き放すような物言いをした。
2021-12-26 13:07:41ごん、と音がしたのはその時だった。己の拳がじぃんとしびれて、遅れて傷みが伝わってきた。 ぱちぱちと瞬いたそいつの目から、ただびっくりしたような涙が落ちた。凍った瞳がただのフェイクで、その中からふてぶてしく温かみのある蒲公英の色が見えて。
2021-12-26 13:07:42「帰るぞ、」と、己の声が落ちたのが己で不思議で、たぶん、そいつにとってはそれ以上にありえないことだったのだろう。想像の埒外のことをされたというぎょっとした顔をしていた。 残念ながら、俺はそいつの頭を撫でることなどご免だったが。 そうだ連れて帰るのだと思った。
2021-12-26 13:07:42あの時の師の気持ちが、少しだけわかった気がした。 ――あいつは、本当にうるさく喚いたけれど、俺はあいつの言葉何ぞ聞きたくないので聞かなかった。 ただ、どこか不完全だった空虚が少しだけ埋まった気がした。 桑島家の話。
2021-12-26 13:07:43竈門兄妹に髪の毛に指さしこまれただけでひって腰砕けになる善♀いるだろ() えええこれ美容院とか行けないだろけしからん…ってなるけど閨で耳をくすぐって塞ぐように髪に指先差し込まれたらもう速攻で陥落するチョロすぎる金の子を育てたのはお前らなんだよなあ
2021-12-26 14:18:03