バックレイ級護衛駆逐艦DE-700カリアーの進水式、1943(昭和18)年10月14日撮影。横向進水も日本では目新しいが、デフォー造船所では"upside-down and roll-over"方式を採用しており、次に控えた船体(DE-701オスマスだろうか)がゴロンと転がって進水台にやってくる。 catalog.archives.gov/id/77771 pic.twitter.com/Tqvj1vNNB0
2020-11-30 21:57:50溶接は、下向き<横向き<立ち向き<上向きの順で難易度が上がる。船体溶接をなるべく下向きで行おうとすると、船体は天地逆の方がやりやすい。 mlive.com/news/bay-city/… pic.twitter.com/JbmHzL0Nze
2020-11-30 22:03:05なお、戦後もエイボンデール造船所で同様の方式が取られており、ノックス級フリゲートが建造されているようだ。左手奥に治具が見える。 history.navy.mil/content/histor… pic.twitter.com/2nxNMPKJ4x
2020-11-30 22:10:13戦後、商用造船所でも溶接方向を考慮したブロック組立の仕組みが導入されたこともある。1972(昭和47)年、三井造船千葉工場に設置されたのは、その名も"Rotating and Sliding System"ことROTAS SYSTEM(ロータスシステム)。 pic.twitter.com/Xz0s2QmoCE
2020-12-01 20:41:4420~40万重量トンのタンカーや鉱石兼油槽船の船体中央部のウィングタンク(D型モジュール)を、自動溶接に適した向きで製作した後、回転治具とターンテーブルでブロックの向きを回転させて搭載するもの。 pic.twitter.com/7jSGQaxV7C
2020-12-01 20:52:5140万トンタンカーを連続建造するためのシステムは、40万トンタンカーを連続建造するためのシステムである。航空写真からは、'90年前後にこのシステムがひっそりと撤去されたことが分かる(左:1988年,右:1992年)。 今年2月、三井造船は千葉工場の造船事業からの撤退を発表している。 pic.twitter.com/j54R2xYPOd
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