ういちゃんとととさまとかかさま・3

きりはら🕯🌙 @kirihara_novel

燭台切家のういちゃんはまだ2歳にならないくらいなので、おむつもこもこちゃんなんですけども、まだ赤子の頃からお風呂の時に脱がせるとキャッキャ言いながら逃げ回るのでまあまあ大変ですwさっき光忠がやっと捕まえてお風呂入ってたよ。

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兼さんが歌仙からガミガミ叱られてるところを通りがかったういちゃん。何だか歌仙はすごい顔で怒っている。よちよちと近づいて兼さんの背中に抱きつき、「ばあ！」と歌仙に笑顔を向けた。固まる歌仙。ちゅおい（兼さん）、かなちい？叱られてる側は泣くものと思っているらしい。歌仙が吹き出して終了。

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兼さんから「和泉守兼定はーかっこよくてー？」と振られたら、「ちゅぉぉい！」を仕込まれてるういちゃん。このため兼さんのことはちゅおいと呼んでいる。

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今日もういちゃんはととさまと一緒にお風呂。かかさまはバスタオルを広げて待つ役。急に夜は冷えてきたのであまり時間はかけられない。その上おむつ履かせようとすると「やん」って走り回るので寝る前にひと運動させられるwさあもうねんねだよ、とととさまにひょいと抱えられてぐずる時間。寝グズ。

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燭台切家のういちゃんは、いいこなんだけど、寝ぐずちゃんなのでまあまあ手間がかかる子。眠くなったら途端に電池切れをすることはあんまりなくて、グズグズぐずぐずする。やっと布団に入ったら今度はかかさまの子守唄を聞かないと寝ないwそりゃあ三日月も添い寝からガチ寝入るわ…w

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この間のだいぼうけんでういちゃんが助けたにゃんにゃは、ネーミングセンスゼロの伽羅ちゃんにより、ずんだ、と名付けられました。仔猫を助けてくれたお礼にと光忠がずんだ餡の月見だんごをくれたかららしいです。ずんだが言えないういちゃんは未だににゃんにゃと呼んでいますが…w

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なるほど、愛いものはしまうのが流行りか。なれば初月、ないないしてしまうぞー。台風で興奮してなかなか寝ないういちゃんを寝かしつけるのにかかさまは必死。きゃー！そーらお布団でないないだー。ぱふーと被せてくすぐっていたら静かになった。覗きこめばすやすやと。なるほど愛いものはしまわねば。

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ういちゃんが生まれてあんよができるようになってからの顕現だったせいで他の兄弟のようにだっこ特需が味わえなかったことを最近知って超絶不機嫌な毛利藤四郎。ちなみに今は日に日に増す愛らしさに声出して悶えるのでういちゃんから引き離されている。

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今日は畑でととさまのお手伝いしているういちゃん。大きなお野菜は持てないから、大きめのさつまいもを持たせてもらった。自分でちゃんと掘ったもの。おいちおいちになるぉ。どうやらトマトを口説く光忠の真似らしい。全く誰に似たのやらとかかさまがクスクス笑う。今日の夕餉はさつまいもご飯。

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大倶利伽羅の部屋に助けた猫を見に来たういちゃん。鶴丸がだっこで連れてきてくれた。ちゅる、にゃんにゃ？そうだ、うい坊が助けたにゃんこがここにいるぞ？自称五条の叔父は初月に笑ってほしくて頑張っている。今日は光忠が遠征、三日月が内番だ。手合わせはまだ怖がるからと伊達保育園開所中。

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ういちゃんのお菓子の回数というか量というか、そういうのは全部光忠が管理している。ご飯ちゃんと食べなかったりするから。でもこっそりあげちゃうことだってあるんだ。お土産だったり、味見だったり。みんながういちゃんにいい顔しちゃうからw

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🎃の籠に山盛り入っていたはずのお菓子がなくなっているのに朝イチ気づいたういちゃんが、お菓子はどこ？？とかかさまに泣いて抗議している時間帯（ととさまがないないした）。

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おーしゃ、おかちは？ままぃ（甘い）のは？厨で夕餉の支度中の光忠に纏わりついて必死のういちゃん。ととさまにきいてごらん、とかかさま（本日手合せ）に言われたから伊達保育園でちゅるに頼んで連れてきてもらった。ういちゃんのお菓子はないないしたよ。たくさんあるから、ひとつずつにしなきゃ。

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ういちゃのなの！ういちゃの！！おーしゃのない！！どうやら何の事前通告もなくないないしたのが初月の逆鱗に触れた模様。ととさまはそれに気づかない。あんなにたくさん食べれないでしょう？となかなかわかってもらえない。厨の忙しさにだんだんと光忠が苛つき始めたのがわかった鶴丸はうい坊…と

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手を伸ばしかけるが、こちらも引くわけには行かないういちゃんが、やん！と鶴丸の制止を振り切った。おーしゃや！！わんわん泣きながら出ていこうとしたところに、かかさまがいた。ととさまのこと嫌いなのか？初月。だっこして覗き込むと、ひぐひぐ言いながらもやん…と言う。あー…と鶴丸も困り顔。

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光忠、菓子を出しておくれ。厨の棚に仕舞ったことは三日月も知っている。光忠は昨日初月がもらった菓子の山を出してやった。おかち！ういちゃの！涙でぐしゃぐしゃの顔を輝かせて菓子の山を指差す初月の頭を撫でて、光忠、仕舞う前に説明をしてやっておくれと言う。そこでやっと光忠は気づいた。

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ういちゃん。このお菓子はういちゃんが食べるには多すぎるよね。たくさんあるから。だから、ひとつずつ食べよう？おやつの時にととさまがひとつずつ渡してあげる。誰にも取られないように、戸棚にないないしようね？じっと光忠の言うことを聞いていた初月はこくりと頷いた。ととさまのこと嫌いか？

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んーん。ちゅき。ふふ、そうか。初月のお菓子はちゃんとないないしてあるからな、大丈夫だぞ。あい…。ういちゃんに好きと言われて光忠がはああああと大きな溜息をついて崩れ落ちた。ういちゃんに嫌われたら僕どうしたらいいかわからないよ…よかった…。はっはっはっ。現世の雑誌にはこれから

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もっと言われると書かれておるのに。今からそんな調子では、先が思いやられるなぁ。なあ？初月。あい！ちょっと…ういちゃん…。俺もさっき大包平のところの三日月に言われて思い至ったのだ、どれほど幼くても伝えてやらねばだめだと。だからな、光忠。初月に黙って何かするのは、くりすますくらいに

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せぬか？…うん、そうだね。大人の都合でういちゃんを泣かせたらだめだな。よし！これで納得できたな。まあ多分明日また菓子を探して泣き出す気がしないでもないが。そう言って大広間に向かおうとする三日月の耳許で、光忠は言った。クリスマスと、あと閨ごとはういちゃんには内緒にしようね？

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…もう、ばか…。不意打ちに耳を真っ赤にした三日月は渾身の力をこめて光忠の足を踏んで去っていった。おい、光坊？はは、僕の奥さん、照れ屋さんだからなぁ…いたた…。新底呆れた鶴丸の溜息が廊下に響いた。 #燭三日 #燭三日ファミリー

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新底ってなんだよ。心底だわ。

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ハァイうい坊♫でういちゃんをギャン泣きさせた鶴丸。ポッキーを貢いでご機嫌を取ろうとしたところ、ういちゃんにチョコレートはまだ早いっていつも言ってるよね！と光忠を更に怒らせる結果になるの巻。あと鶴さん1週間はういちゃんに会うの禁止って言ったよね！と接触禁止期間を延長されてガチ凹み。

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今日からととさまとかかさまが出陣。ういちゃんお留守番だ、がんばれ！！

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すでに天保江戸からは帰ってきているととさま。寂しい思いをさせたういちゃんのために今日はおいしいおやつを作ってくれた。寂しくてかかさまの背中にべったりとへばりついて離れなかったういちゃんだが、おやつを見てととさまに飛びつくくらいには喜んだ。

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いい兄さんの日なので、お兄ちゃんぶりたいういちゃんがぽしぇちか殿を相手にままごとをしている。ちっち、まんまあげぅ。ぽしぇちか殿の前にお皿を置いて金平糖をころころ。どーじょ。微笑んで見守るかかさま、震えながらカメラを向けるととさま、こんこん、ちゅる。こちらも平和な週末。

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ういちゃん、ご挨拶しよっか。正月のために仕立てた晴れ着が愛らしい初月がちょこんと正座して元気に新年のご挨拶。あけましておめでとうございます。かかさまの挨拶を真似してもみじの手が畳についた。おねねとーじゃいましゅ！あちこちで端末を取り落としたり悶えて倒れる音が聞こえる。今年も平和。