カイジやグラゼニのシリーズ構成・高屋敷英夫さんについて、色々追っています
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まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷さん担当作の中で、グラゼニの夏之介みたいに顔面アドバンテージが無いけど内面がかっこいい/かっこよくなるキャラって、宝島(演出参加)のジム(私は可愛いと思うが)以来かなー、高屋敷さん的には久々のタイプの主人公ではないだろうか。厳密には、MASTERキートン(脚本参加)のキートンもか?

2019-11-07 23:01:26
まきもgpfb @makimogpfb

MASTERキートンのキートンも、グラゼニの夏之介も、美形ではないが内面が「プロ」で「大人」で「誇り」がある点では共通してるなあと。 高屋敷さんの(脚本的な)傑作回が飛び出したのも、この2作(MASTERキートンは8話、グラゼニは17話)。

2019-11-07 23:06:14
まきもgpfb @makimogpfb

前書いた、 MASTERキートン8話(高屋敷さん脚本)についてのブログ記事: makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2017/09/… グラゼニ(同氏シリーズ構成・全話脚本)17話についてのブログ記事: makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2019/04/…

2019-11-07 23:12:42
リンク カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡 MASTERキートン8話脚本:「義」を貫くには「理」を - カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡 (Togetterのバックアップです。修正や追加などで再構成しています。) MASTERキートンは、かつて英国特殊部隊SASで活躍したキートンが、ある時は保険会社調査員として、またある時は考古学者として世界を周り、様々な事件に遭うドラマ。 舞台はイギリスのウェールズ。日本企業・ヤザワエレクトリック社のウェールズ工場長・滝田修二と、その運転手ギアが誘拐される事件が発生。誘拐話は、元祖天才バカボン演出回にもある。また、カイジ2期脚本も、拉致まがいの方法でカイジが地下に落とされる。 事件は、イギリス警視庁のコス
リンク カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡 グラゼニ(2期)17話脚本:あたたかい秋風 - カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡 アニメ・グラゼニは、原作:森高夕次氏、作画:アダチケイジ氏の漫画をアニメ化した作品。監督は渡辺歩氏で、高屋敷英夫氏はシリーズ構成・全話脚本を務める。2期は1期最終回12話からの続きで、開始話数は13話。 ─── 本作のあらすじ: プロ野球投手・凡田夏之介は、年棒にこだわるタイプで、「グラウンドにはゼニが埋まっている(すなわちグラゼニ)」が信条。そんな彼の、悲喜こもごものプロ野球選手生活が描かれる。 ─── 今回は、コンテがボブ白旗氏、演出が渡辺正彦氏で、脚本が高屋敷英夫氏。 ─── 本記事を含めた、グラゼ
まきもgpfb @makimogpfb

よく考えたらどちらも、キャラの顔面アドバンテージもないし、劇的な状況でもない。 MASTERキートンの場合は電話で身代金交渉してるだけ、グラゼニの場合はラジオスタジオで喋ってるだけ。 それでも飽きさせず、面白い作りになっている。この「アドバンテージ」が無い所からの作劇が凄いというか。

2019-11-07 23:21:05
まきもgpfb @makimogpfb

おまけに、どちらも(顔面アドバンテージが無い所から)キャラの掘り下げにも取りかかっている。MASTERキートンの場合はキートンの義理人情の厚さとプロフェッショナルぶりを、グラゼニの場合は夏之介の内心と負けず嫌いさ、徳永の優しさをよく表している。

2019-11-07 23:28:29
まきもgpfb @makimogpfb

更に言うなら、グラゼニ17話は、前書いたが終盤のアニオリパートで、徳永と夏之介の結びつきを強化しており、原作の、(アニメ化範囲から)ずっと後の展開である、出世して×××になった徳永と夏之介の、より密接な関係を示唆してもいる。このあたりは(いい意味で)恐ろしいところ。

2019-11-07 23:38:17
まきもgpfb @makimogpfb

あと、MASTERキートン8話もグラゼニ17話も、風が吹く→空を映すという終わり方。このあたりも、奇しくも共通していてゾクッとくる。 両作の関係性を見ていくのも面白い。

2019-11-07 23:47:33