カルトとDVの共通点と問題点、カルトの成立条件を満たす要件について

加藤AZUKI @azukiglg

カルトとDVの問題点は、 「頼れるのは○○（教祖、教団、暴力を揮ってくる支配的加害者）しかいない」 と思わせて、選択肢を極端に狭めてしまうことで依存性を高め、「自分で考える」ということを意識的にやめさせてしまうように誘導することなので、その類型に抵触してくるものは大抵カルト。

加藤AZUKI @azukiglg

スピリチュアルな御神体の有無は殆ど関係なくて、 「私にはもうこれしかない」 「あの人だけが救済してくれる」 「あの人以外の言葉に耳を貸してはいけない」 そのような誘導を善意で仕掛けてくるものは、もうその時点でカルトの成立要件を満たしてる。

加藤AZUKI @azukiglg

DVは、一般的に家庭内での暴力、親から子、子から親、夫婦（夫からも妻からもある）、事実婚関係、恋人同士とかが当てはめられるけど、友人同士、先輩後輩、上司部下（パワハラがこれに当たる）、同級生同士（イジメなどがこれに当たる）とかでも、被害者側の思考を奪うという点ではだいたい同じ。

加藤AZUKI @azukiglg

んで、悪意でなく「独善的な善意でそれをする」「自分の善行は崇高だと信じている」「恩恵を受ける支持者が善行であることを保証している」とかが揃ってくると、思考誘導は「正しさのために仕方がない」「正しさのために当然」とかに変貌していって、その枠組みの中にいるともう気づけない。

加藤AZUKI @azukiglg

娑婆と断絶された環境が整備されがちな宗教が槍玉に挙がりがちだけど、「娑婆、外部視点で見られる第三者」から遮断した状態で思考を誘導されるの、ブラック企業の社畜であろうと、スマホを取り上げられた子供だろうと、暗示を掛けられた彼女だろうと、変わらん。

加藤AZUKI @azukiglg

特に、 「宗教などではないが、気高い理想のカリスマがいて、それを信奉する支持者によって形成された価値観が何より優先される集団・コミュニティがある」 ような場合、宗教であるなし関係なしに、理想のカリスマの主張や理念にちょっとでも異を唱えると、信奉者が悪魔祓い始めんだよ。

加藤AZUKI @azukiglg

んで、 「自分はそうした信仰や思考誘導に決して靡かないしレジストできる」 という確信がある人ほど、絆されたり、取り込まれたりとかすんの。 オウムとかでも、学歴が高い者、実社会で相応のキャリアを積んでいる者とかが次々に取り込まれてたろ？ 自負心強い＝承認欲求が強い人は危ねんだよ。