
1. ゲーム表現には、虚構世界の状況をシミュレートするという仮定を措くものもある(びで美後半より) 2. それにアクセスすることで【虚構的真理】の内容を理解させるものが【虚構真理生成物】(プロップ)である(ウォルトンより) まではいいとして……
2021-12-25 15:23:44
3. ゲームメカニクスは虚構世界の意味論とは別の固有の意味論を持つ(びで美4-7章より) 4. したがってシミュレーションとしてのゲームにおいても、ひとまずは【ゲームメカニクスの意味論】と【虚構世界の意味論】の2つを個別に有すると考えられる。 ここまでもいいか。
2021-12-25 15:25:51
こっからが難しいよね。 5. ゲームメカニクスが状況を描写しようとするとき、そのゲームメカニクスがもつデータには【潜勢態データ】と【可能態データ】、つまり事実を決定する判定に用いるデータと、事実が確定した後のゲーム内事実を描写するためのデータの2つがある。(俺考え)
2021-12-25 15:28:29
6. ウォルトン論において、このような【潜勢態データ】が、【虚構真理生成物(プロップ)】においてどのような位置付けになるのか、よくわからない。しかし【可能態データ】のほうは、シミュレーションのゲームにおいて「実現した事実」にあたるので、「ホームズはベーカー街に住んでいる」文と同じ。
2021-12-25 15:31:07
7. 「シミュレーションを志向するゲーム活動」は、(a) 【ゲームメカニクスの意味論】の挙動結果から、間接的に【虚構世界の意味論】(【虚構真理生成物】としての絵・文・音・その他の描写)を得る活動を含むこと、(b) その過程には【可能態データ】だけでなく【潜勢態データ】を併用すること が特徴。
2021-12-25 15:35:41
なーのーでーはー。 (元々は「TRPGにおいて【プロップ】【プロンプタ】【オブジェクト】ってそれぞれどうなってると言えるの?」という質問から始めてたんだけど、別の疑問のほうを先に取り組めた)
2021-12-25 15:37:53