#深夜の真剣140字60分一本勝負 #140字小説 #創作クラスタさんと繋がりたい #小説書きさんと繋がりたい #物書きさんと繋がりたい (@140onewrite ) 様 いつもありがとうございます。 ②燃えるゴミ をお借りしました 【燃えるゴミにすら選別できない】 pic.twitter.com/28mxmrFpYf
2021-04-03 22:00:01使い古しのやり方で火をつけた。 爆発的に君は燃焼した。意外にも。 今では毎日バカなことをして、僕を虜にした気でいる。 いつの間にか家に居て、ゴミの日まで把握している。 ――明日燃えるゴミだからまとめとくね あまりに間抜けだ。こんなことになるとは。 僕はただ、 誰か僕につける薬をください
2021-04-03 22:04:41君とそばに居ると満たされて、君の命から感じられる幸せ以外は全てゴミと決めつけて、私は生きてきた。 だのに、いつしか君は冷たくなったね。そのせいで、急にゴミが増えて大変だよ、全く。 寒いなら、温めてあげるからね。燃やすものならいっぱいあるからね。 ああ、本当に、よく燃えるゴミだなぁ。
2021-04-03 22:05:01俺たち警察官が雑居ビルに踏み込んだ理由、それはヤバい薬をネット上で密売した業者を壊滅に追い込むためである。俺は、主犯格の男の目の前で麻薬取締法違反容疑で逮捕状を突きつけた。 「ど、どうして分かったんだ……」 「燃えるゴミの中に他のゴミと混ぜて隠蔽しようたってそうはいかないぜ!」
2021-04-03 22:05:08「全く、戻ってくるなら何で浮気なんてするのよ何回目?」 「…3回目?」 「4回目よコノヤロー!」 私のグーが見事にヒットしたけど心が痛むわ。だってコイツのいいとこ顔だけなのに。 「ダメ元です結婚して下さい!」 土下座でプロポーズとかバカなの? 神様、バカに付ける薬をください使うのは私。
2021-04-03 22:06:10開催ありがとうございます。 #深夜の真剣140字60分一本勝負 @140onewrite お題 「薬をください」 pic.twitter.com/NlN90SkPEC
2021-04-03 22:10:58君からの手紙で、屑籠が満杯だ。 「私と会えない寂しさを紛らすための薬だと思って」なんて言葉が、どの封筒に入っていたかも、僕はちゃんと覚えている。薬は簡単に毒に変わる、なんて思いながら、屑籠を隅に押しやる。 今はただ、燃えるゴミの日まで、この気持ちに耐えることの出来る薬をください。 pic.twitter.com/nH0YWbc6q7
2021-04-03 22:11:59#深夜の真剣140字60分一本勝負 (@140onewrite ) 本日も開催ありがとうございます。 お題 ①君、僕 ②燃えるゴミ ③薬をください pic.twitter.com/7xgJFtUXTj
2021-04-03 22:14:39「ねぇ君、僕のこと覚えてる?」 教室で席に座っていると、知らない男子に声をかけられた。 「ごめん、どちら様?」 「いや、いいんだ。いきなりごめんね」 悲しそうに笑うその横顔に、心がざわつく。もしかしてまだ思い出せていない事があるの? あぁ誰か、私の記憶を取り戻す薬をください。
2021-04-03 22:17:09「薬をください」そう言って差し出されたガラス細工のような手。玉座にひとりで座る君、僕は殺し屋。一瞬で心を奪われましたなんて、君は信じてくれますか?「こんな物は燃えるゴミにしてしまえ」僕は懐の小瓶と己の全てを投げ捨て、壊さぬように、しかし決して離さぬように君を抱いて走り出していた。
2021-04-03 22:21:23苦しい。 この身体の震えは恐怖か後悔か副作用か。 罪を悔いてもなお我欲は自我を追い越してくる。 重い自分の身体は燃えるゴミ。 空っぽな自分の精神はただの錘。 もう僕は人ですら無い。 ああ、薬をください。薬をください。薬をく ―――脈拍0ppm。 君、僕のようになってはいけないよ。 #140字小説
2021-04-03 22:21:35「君、僕に薬をくれない? ご飯」 散歩に来た公園のベンチに彼は座っていた。 「空腹なの?」 「実はそうなんだよ」 力なく笑う彼に私はアイツのために買ってきたコンビニのお弁当をあげた。そして、 「燃えるゴミに捨てればいいよ。これは食事のお礼」 私を殴り続けていたアイツを彼は殺してくれた。
2021-04-03 22:23:08#深夜の真剣140字60分一本勝負 @140onewrite お題: ①君、僕 ②燃えるゴミ ③薬をください #木槿国の物語 公子≒お坊ちゃま pic.twitter.com/gV8tP2PPK9
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