#読了 記録〈2020年（137冊）下半期71冊〉@umaigos

うまいごす（呉須色） @umaigos

137冊目 『クリムゾンの迷宮』貴志祐介 「火星の迷宮へようこそ。」 サバイバルにおける優先事項は ①水 ②シェルター ③暖 ④食糧 だが順位は ケース・バイ・ケースで入れ替わる。 特に空腹に要注意。 他プレイヤーに奪われない様に。 君の大事な食糧や… 「君」と言う、タンパク源を。 #読了 pic.twitter.com/hZYZau9wAA

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136冊目 『犬の張り子をもつ怪物』藍沢今日 「あなたは、私を死刑に出来ますか」 冷たい鈴音が境内に響き渡る。 女が、あんぐり口を開く。 血も凍る獣の舞踏、暴虐、虐殺。 凶器は〈バケモノ〉。 目の前にあり、立証不可能。 戦慄の法廷。 裁くのは、誰？ 御守りだけは肌身離さぬようーー #読了 pic.twitter.com/R3BjMpUeE8

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135冊目『疾走』重松清 〈誰か一緒に生きてください〉 黒く、粘着質な液体。 あぶくがひとつ 懸命に浮かび上がろうと、もがく。 理不尽な衝撃が 何度もあぶくを砕く。 痩せ散らばった体で水面を目指す。 空気を吸いたい。 誰かと、つながりたい。 その瞬間、 この体が破裂してもいい。 #読了 pic.twitter.com/CZwarmcU7X

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133冊目『煙か土か食い物』舞城王太郎 「貧乏は犯罪の母。復讐は犯罪の父」 原風景は幼少の頃無垢な時代乱暴でも不条理でも揺るがねえ強固な絆が俺の家族マイスウィートホーム乱す奴には破壊暴力屈辱血飛沫全部載せだぜチャッチャッチャッ・ハイ！ 生きてりゃ脳は休まず喋るぜマザファッカ！ #読了 pic.twitter.com/9VcUTIc5fa

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132冊目 『サクリファイス』近藤史恵 「人にはだれでも、適所というものがあるのだ」 ロードレースは団体競技だ。 チーム一丸で死力を尽くし、 ひたすら、エースを勝たせる。 エースが勝てばいい。 エースが勝てば。 知力、体力、時の運。 そして、チームプレイ。 スポーツは、美しい。 #読了 pic.twitter.com/sHkIW3YPP7

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131冊目『ノルウェイの森』村上春樹 「生のまっただ中で、何もかもが死を中心にして回転していたのだ」 変形し続ける孤独な磁石。 歪な二つの極と極が 奇跡的に重なった。 夜、樹海で地場が狂う。 二つは音も無く反発し 永劫の彼方へ弾け飛んだ。 哀しい浮遊。 あの磁力を心に宿して。 #読了 pic.twitter.com/dJcYOOjtPf

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130冊目『風が強く吹いている』三浦しをん 「走りとは力だ。スピードではなく、一人のままでだれかとつながれる強さだ」 走ることに、何の意味がある？ 生きることに。 それは誰かに教えてもらうものではない。 でも決して、一人では辿り着けない場所に、答えがある。 「走るの好きか？」 #読了 pic.twitter.com/gOgDOBeLqx

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128冊目『深夜特急１香港・マカオ』沢木耕太郎 「ある朝、眼を覚ました時、これはもうぐずぐずしてはいられない、と思ってしまったのだ」 命は、生の体験を食べて躍動する。 言語の枠の外で、 地球の迫真が見たい。 昂ぶる魂が、男を突き動かす。 デリー→ロンドン 陸路2万kmの旅が始まる。 #読了 pic.twitter.com/4L6SsGGMqb

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127冊目『バトル・ロワイアル』高見広春 「今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます」 修学旅行は変更です。 国が決めました。 42人、さぁ、散って！ … 友情？ザクッ 団結？ズドン 約束？グシャッ 信じるって、そう、難しい 輝け、青春！ 飛び散れ、脳漿！ 生き残れ、若者！ #読了 pic.twitter.com/mvpIgpqhhC

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11月〈霜月〉の #読了 ベスト5 5位『汚れた手をそこで拭かない』芦沢央 4位『午後の曳航』三島由紀夫 3位『黒死館殺人事件』小栗虫太郎 2位『三体＋三体Ⅱ 黒暗森林』劉慈欣 1位『匣の中の失楽』竹本健治 奇書とドデカSFにどっぷり浸かった月でした。あと蕎麦。12月の本達にもよろしくお願いします🎄 pic.twitter.com/aoQlV9stR3

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126冊目 『三体Ⅱ 黒暗森林』劉慈欣 “わたしがおまえを滅ぼすとして、 それがおまえとなんの関係がある？” 恒星の灯に照らされて、 一人ぼっちの惑星は踊る。 暗黒の壇上で45億年。 孤独な円舞が続く。 いつか友達が欲しいと願った。 遙か遠くにいるはずの。 向こうはどう思ってるのかな。 #読了 pic.twitter.com/L63jkFPcM7

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124冊目『三体』劉慈欣 「宇宙の最後の秘密がすべて明かされたとき、人類はそれでも生存しつづけられるだろうか」 希望が枯渇した世界。 少女が見上げた漆黒。 宇宙は、誰も裏切らない科学だ。 法則こそ一縷の望み。 漆黒も無論、少女を見ていた。 何光年先の眼が？ それは自分で確かめろ。 #読了 pic.twitter.com/KfsNEYlBb4

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121冊目 『匣の中の失楽』竹本健治 「君はどこにいるの」 「どこにもいないわ」 「じゃ、行こうか」 胎内の如き黄色い闇で、 人形達が嘲笑う。 鬼か魔が出ては、 密室を異形に折畳む。 いかにして、匣はつくられたか？ それは死者の辿る虚無。 或いは、 不連続線上に揺らぐカタストロフィ。 #読了 pic.twitter.com/lsZI3OugKQ

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120冊目『同姓同名』下村敦史 「名前というものの 不確かさと恐ろしさーー」 家庭教師、中学生、野球帽、元サッカー部、研究者、細目、団子っ鼻… 沢山の、そして、猟奇殺人犯の〈大山正紀〉。 唯一にして、その他大勢。 曖昧な記号に人生を蹂躙される者達の 名状しがたい挑発的ミステリー #読了 pic.twitter.com/ZjelndBjZD

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119冊目『午後の曳航』三島由紀夫 「血が必要なんだ！人間の血が！そうしなくちゃ、この空っぽの世界は蒼ざめて枯れ果ててしまうんだ」 世界の不整脈が、少年を震わす。 窒息しそうな恐怖。 成長とは、腐敗することか？ 海を見る。 許しうるべき、光る黒い蒼を。 「あしたはお天気だろう」 #読了 pic.twitter.com/838AGa2leO

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118冊目 『汚れた手をそこで拭かない』芦沢央 「だけど、もう止められないのだ。 すべては、動きはじめてしまった」 罪の告白 罪の秘匿 罪の忘却 罪の証言 罪の背徳 罪無き人間などいない。 故に、凍り付いた心臓に砂鉄の様に泡立つ黒い物が、頭と反対の行動を取らせる事を誰が責められよう。 #読了 pic.twitter.com/rOASq6fE6U

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117冊目 『黒死館殺人事件』小栗虫太郎 「それは、一口に云えば遊戯的感情―― 一種の生理的洗滌（カタルシス）さ」 《世のお子ちゃま厨二病患者に告ぐ》 元祖厨二病・衒学の鬼。 明治のオーパーツ。 小栗唯一神を君は体感したか？ 死屍累々が呼んでるぜ。 「サア、これから黒死館に行こう」 #読了 pic.twitter.com/RvENU5E8ML

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115冊目 『Another 2001』綾辻行人 「みんな死んでしまう。死んでしまう。死んでしまう！」 どくん。 闇のストロボが焚かれた。 刹那、世界は暗転する。 死のルールは絶対です。 クラス一丸となって頑張りましょう。 今年は〈ある年〉です。 どくん。 〈夜見山現象〉史上、最凶の年。 #読了 pic.twitter.com/mb40iVTmYe

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114冊目 『Another エピソードＳ』綾辻行人 「見えるの？きみには、僕が」 自分の死体を探す、記憶喪失の幽霊。 死の色が見える、虚ろな碧眼の少女。 沈殿する底の黒から遠く響く、声。 死んだら、みんなとつながれる。 或る夏。 消えてしまう前の。 淡く儚い、誰も知らない哀しい冒険。 #読了 pic.twitter.com/n6uvTAeuqf

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113冊目 『Another』綾辻行人 「虚ろなものたちは、それを何かで埋めようとしたがる」 不可解で凄惨な死の連鎖。 呪いの学級、蔓延る死、虚ろな人形、碧眼の少女… 死は悪意か？ただの現象か？ ただの現象なら、為す術はあるのか？ 「〈死者〉は、誰――？」 それは、まだ始まったばかりだ。 #読了 pic.twitter.com/p2QgGSVRgT

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112冊目『逆ソクラテス』伊坂幸太郎 「敵は、先入観だよ」 家を離れ初めて向き合う小さな社会。 そこでは様々な価値観や決めつけが君を襲うだろう。 親は、子を護る。 子は、自分の気持ちを護れ。 そして言うんだ。 「僕はそうは思わない」 世界なんて１つじゃない。 一泡吹かせてやれ。 #読了 pic.twitter.com/DCi9VqtIq5

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111冊目 『残り全部バケーション』伊坂幸太郎 「ただより高いものはない」 世の中は丸い。 善行も悪事も、 回り回って自分に返ってくる。 因果応報、自業自得、身から出た錆… 何かどれもイメージ悪い。 自分の体は、 ３ヶ月前の食べ物で造られる。 の方がやる気出るでしょ？ 友情もだ。 #読了 pic.twitter.com/Ss1ncjYbs3

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110冊目『シーソーモンスター』伊坂幸太郎 「煎じ詰めれば、バランスの問題」 海と山。DNAに刻まれた対立。 ある種の虫を嫌悪し、 苦い食べ物を吐き、 夜を怖がる様に… どうしようもなく、 どうしようもないモノがある。 均衡と回転。 ２つの物語が、内なる運命と本能との闘いに着火する。 #読了 pic.twitter.com/iGKA89ilxs

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109冊目『クリスマスを探偵と』伊坂幸太郎 「可能性のゲームみたいなものですね」 毎日を忙殺されていると、 ふと忘れてしまう。 一日も無駄にできない。もしかして？ 明日を妄想し眠れなかったあの日。 春の遠足、夏の海開き、秋の紅葉狩り、そして… 12月のその夜に、大いに期待しよう。 #読了 pic.twitter.com/emgA2XYXlw

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108冊目 『実験４号 後藤を待ちながら』伊坂幸太郎 「ロックンロールとは何だ」 熱狂、興奮、振動、狂喜、衝動。 叛逆、反旗、抵抗、攻撃、闘争。 ならば、人が減った地球での意味は？ 「悲しい歌なのに明るいような」 相手がいなくたって、見えなくたって、あの星目掛けてロックは響く。 #読了 pic.twitter.com/ObcnIBd0uM

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107冊目 『フーガはユーガ』伊坂幸太郎 「二人で二つの人生だ。どっちも俺たちのものだ」 父からの虐待、母の蒸発、ぬいぐるみのトラウマ…不遇の双子にはしかし、二人だけの特殊能力があった。 世に特殊能力は数あれど、 比較的、雑魚カードかも知れない。 「けれど、使い方によっては」 #読了 pic.twitter.com/DvX9q7VlOD

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106冊目 『ホワイトラビット』伊坂幸太郎 「今じゃなかなかできない、壮大な遊びだ」 オリオン座ベテルギウス。 距離、642光年。 今その星が爆発しても、 それは642年前の出来事。 星空の騙し絵に、 人々は名前をつけた。 鮮やかな嘘も、まるで星座。 「思い切り、壊しちゃってください」 #読了 pic.twitter.com/CICPo8bkS4

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105冊目 『首折り男のための協奏曲』伊坂幸太郎 「神様はいるんですよ。隣の部屋で仕事をしているだけです」 複数の点がそれぞれ未来へ進みます。 視点の切り替えはOKですが、 それでも未来へ進みます。 え、神様、 巻き戻しもありなんですか？ まさに虫カゴのクワガタを摘む要領ですね。 #読了 pic.twitter.com/lf7SghxpFH

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104冊目 『仙台ぐらし』伊坂幸太郎 「僕は、楽しい話が書きたい」 人生の半分以上を仙台で過ごす伊坂さんが、地元紙『仙台学』に寄稿したエッセイ集＋α。 作家としての地位を確立しつつも、地元の時間の流れと人や猫とのディスタンスの取り方に緩～く悩む重度の心配性、伊坂さんにほのぼの。 #読了 pic.twitter.com/U6BPgRolkA

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103冊目 『キャプテンサンダーボルト』 阿部和重×伊坂幸太郎 「子供は可愛い。いや、可愛いというか、説明が難しい」 当の子供達は至ってシンプルだが。 興奮できるか、否か。 殺人ウイルス、テロ組織、大空襲と爆撃機、発禁特撮映画… 幾多の厄介も「あの頃の俺達」を纏えば、楽勝だろ？ #読了 pic.twitter.com/WkCMqZUlWm

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101冊目『夜の国のクーパー』伊坂幸太郎 「君はいつも、僕たちの近くにいるなあ」 それだけじゃないよ。 我々猫は、いつも人の話を聴いてる。 人の喜怒哀楽を、不可解な行動を、 言い伝えを、戦争を、歴史を眺めてる。 そして、参加したがってる。 ネズミを追ったり、欠伸をしながらね。 #読了 pic.twitter.com/A8PTM4GJFU

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100冊目 『終末のフール』伊坂幸太郎 「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか？」 ８年後に人類は滅ぶ。 生きるとは。死ぬとは。 いま、ここ、自分がいる意味とは。 家族とは。恋人とは。 人との繋がりとは。 幸せとは。 「世界の終わりがそこで見てるよ」と。 #読了 pic.twitter.com/IPHJk8YqGY

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98冊目 『バイバイ、ブラックバード』伊坂幸太郎 「とにかく、別れてほしいんだ」 回想する。愛した５人の女性を。 紅葉狩りとラーメン 車とサンタクロース 階上のキャッツアイ 語呂合わせとカルテ 地場とスキャンダル 回送する。救えない男の人生を。 「おまえにもね、同情はするんだよ」 #読了 pic.twitter.com/Ysolk9khQL

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97冊目 『あるキング』伊坂幸太郎 人は運命の奴隷。王も同じ。 王座を約束された天才野球少年。 待ち受けるフェアでファウルな獣道。 「困難にぶつかったらなら、生まれた時の事を思い出すんだ」 そして、打て！ ゼロの日に漲る感情の光は、 読者の運命さえ眩く照らす。 次は、君の番だ。 #読了 pic.twitter.com/V9e0veFIOE

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96冊目 『SOSの猿』伊坂幸太郎 「僕を見て」 そのSOSをキャッチする人がいる。 それだけでも十分救いにならないか？ 綺麗事だ。 それだけじゃどうにもならない。 ただ、聴いていてくれるなら。 僕は、話をする事ができる。 そして時折、物語は人を救う。 僕のヒーローは誰だ？孫悟空だ。 #読了 pic.twitter.com/SdvEXwEHl8

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95冊目『3652 伊坂幸太郎エッセイ集』 「この文章は、解説というよりはお祈りに近い」 15年の軌跡を気軽＆濃密に辿る一冊 エッセイは苦手と自虐するけど、一つ一つの文章や仕事に手を抜かない人柄が伝わって、もっと好きになっちゃうじゃないか！ 特に干支エッセイ。ニヤニヤが止まらない。 #読了 pic.twitter.com/eWTc5VGZYY

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93冊目 『ラッシュライフ』伊坂幸太郎 「人生については誰もがアマチュアなんだ」 神に憧れる男 リストラ中年 膀胱炎の不倫女 聞き上手な泥棒 画商が買った女 人生に初級も上級もない。 神様が掻き混ぜる運命のレシピ。 手厳しいけど、矜持は捨てるな。 きっと、犬くらいは見ててくれてる。 #読了 pic.twitter.com/FtRuLwT8p8

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90冊目 『ＰＫ』伊坂幸太郎 「これが、こうなります」 ３中篇が時空をうねり、 運命に一石を投じる傑作SF。 未来の悲劇は悪か？ 過去への干渉は善か？ パラレルワールドの迷宮。 伏線の技術もここまで来たか！ もはや伊坂さんのＰＫだな… まぁ、細けぇこたぁいい！ ヒーロー呼んでこいや！ #読了 pic.twitter.com/dx52EBNGwL

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89冊目 『モダンタイムス』伊坂幸太郎 「アリは賢くないが、コロニーは賢いのよ」 仕組みの一部となって働けば、 平和が、ピースが保たれる。 そういうふうにできている。 だが… 人は、アリか？ 違うのなら。 仕組みを知る、勇気はあるか？ 「今の真相はチェンジです。気に入りません」 #読了 pic.twitter.com/Ka54wwPi9q

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87冊目 『魔王』伊坂幸太郎 「俺たちはこうも簡単に統一させられる」 考えろ。 足元の濁流は誰が起こした？ どこに向かう？そこで良いのか？ 「兄貴はどこにでもいるよ」 考えろ考えろ。 この喉が発した声は俺のものか？ それとも、あの人からのメッセージか？ 「そのうち、空に溶けるよ」 #読了 pic.twitter.com/ud9G8hI5hz

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85冊目 『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎 「思い出っつうのは、だいたい、似たきっかけで復活するんだよ」 孤独と逃走には、BGMが必要だ。 それが思い出の曲だったら最高だ。 どうでもいい事を思い出せ。 どっかの誰かも同じ事を思い出す様な。 それができたら、 ちゃっちゃと逃げろ。 #読了 pic.twitter.com/fTwBWPGssJ

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84冊目 『火星に住むつもりかい？』伊坂幸太郎 「ああ、冤罪も罪のうち！」 斬首台から転げた首が、罪の事実。 死人に口無しだ。 終わり良ければすべて良し、とも言う。 次の「事実」は誰だ？ 怖れ、怯み、立ち向かえ。 自分だけの事実さえ胸にあれば、人は思い切れる。 昆虫だって。 #読了 pic.twitter.com/sCNjzrwH3Y

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83冊目 伊坂幸太郎『クジラアタマの王様』 「戦っているのは、僕たちだけなんだろうか？」 世の中は理不尽だ。 次々襲いくる事件、猛獣、病原菌… それでも、乗り越えてきた。 未来を、切り拓いてきた。 誰が？ 逃げる場所は本来、無い。 でも、眠る時位はいいだろう。 夢を、見ないか？ #読了 pic.twitter.com/gwk1wPEvaa

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82冊目 伊坂幸太郎『オー！ファーザー』 「国民の三大義務は、納税と勤労と、親への報告だ」 反発したって、子の考え方・癖・哲学には親の影響が少なからず出る。 だからこそ、父と言う生き物は子の前で格好つける。４人もいると多少ウザいかも知れないが。 それは、親バカなんかじゃない。 #読了 pic.twitter.com/ZjUEjnZRuJ

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80冊目 伊坂幸太郎『サブマリン』 「そのルールブック、古くないですか？」 ある日、幼いビー玉の視界はぐるりと反転した。 正しい人が不幸せで、 悪い奴が幸せそうだ。 罪が、正義が、矛盾が廻る。 世界にどう立てば良い？ 闇でも割れずに、転がり悩め。 いつの日か、プリズムさえ放てる。 #読了 pic.twitter.com/yyQdbIqCWz

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78冊目 伊坂幸太郎『ガソリン生活』 「予感はナビには映らない」 人生の3分の1は布団の中。 でもそこに会話は少ない。 だったら短時間でも 家族や女優や記者や犯罪者達が、 目的地への道のりに高揚して 話に花を咲かす車内の方がよっぽど劇的だ。 愛しい車達も、ワイパー動かして喜ぶし。 #読了 pic.twitter.com/rbQ7722duA

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77冊目 伊坂幸太郎『ジャイロスコープ』 「助言あり〼」 相談しよう、そうしよう。 相談屋さんは案外繁盛。 答えじゃないよ、助言だよ。 だけど仕事はプロのそれ。 ベストを尽くす。 見てる人は見てる。 仕事は勢いも欲しいけど クロージングが一番肝心。 もっと光を。もっと気がかりを。 #読了 pic.twitter.com/vrolg8TOil

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76冊目 伊坂幸太郎『砂漠』 「抗生物質をあげちゃえばいいんですよ」 青春の銃に弾丸４年分。 恋愛、麻雀、超能力、ヤバい事件… 魅力的で物騒な的は迷わず撃て。 アドレナリンの分泌量が魂の価値を決める。 なんてことは、まるでない。 まぁ、折角の弾が勿体ない。 撃ち尽くす程ぶっ放せ。 #読了 pic.twitter.com/fJYVrJDuAt

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75冊目 伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』 「ベリーベリーストロング」 日常に特別なんて、そうそうない。 奇跡にそこまで、頼る歳でもない。 ギア入れたり、疲れたり。溜息混じりの六等星達。 夜だ。 お。意外とみんな、この宙で繋がってんだ！軌跡も似てたり…これも奇跡かな。 #読了 pic.twitter.com/vByiZbarXh

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74冊目 伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』 「正真正銘の一発録りだ」 国会もレコーディングも、延長には金がかかる。 魂の叫びはしかし、無情にもあっさりと悪戯半分に断ち切られた。 でも誇っていい。 時を振動して、その声はきっと届く。ロックは世界を救うんだろ？ だから、腐るな。 #読了 pic.twitter.com/mW87znLqhd

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