法政大学出版局、2003年(原著1995年)
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永太郎(ながたろう) @Naga_Kyoto

ジョン・アーリ『場所を消費する』法政大学出版局、2003年(原著1995年) 時間-空間圧縮、リストラクチャリングといった近現代の社会経済的変容によって、ツーリズムの形態や「場所」の観念がどう変わったかを考察。視覚的消費だけでなく、社会階層分化との関係も丁寧に論じられていた。 pic.twitter.com/HIa3PDnfdK

2021-09-01 09:42:08
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永太郎(ながたろう) @Naga_Kyoto

社会学の主要なパースペクティヴごとの「社会」の捉え方の違いについて。アーリによる整理。アーリは「いかなる理論も死に絶えることなく、いかなる新しい理論も支配的になることがないというパラダイムの多数性」(p.64)が社会学の特質であるとしている。 #場所を消費する pic.twitter.com/4YmZk1z3wt

2021-05-28 06:47:43
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永太郎(ながたろう) @Naga_Kyoto

あとがき曰く「各章をそれぞれ別のものとして読むのがベストであるといった類の書評がおこなわれている」とのことで、特に、第Ⅱ部までと第Ⅲ部以降は別の本として捉えるのがいいんだろうなと。場所の消費の話がなかなか出てこなくてずっとうずうずしてた。

2021-09-01 09:45:43
永太郎(ながたろう) @Naga_Kyoto

第2~4章は社会科学全般の理論的な話で、社会学がどのような性格の学問であるか、「集合的行為」をどう扱うか、社会分析における空間の重要性などが扱われる。第3章では分析的マルクス主義が扱われるが、そのゲーム理論的な視点が後の章とどう関連するのかは捉えきれなかった。

2021-09-01 09:54:13
永太郎(ながたろう) @Naga_Kyoto

そういやタグ作ってたの完全に忘れてたな。この整理は諸々の社会学理論の特色を限界まで単純化したものとしてこれから何度か見返すことになりそう。 twitter.com/Naga_Kyoto/sta…

2021-09-01 10:02:17
永太郎(ながたろう) @Naga_Kyoto

第Ⅱ部は観光産業が発達する背景となる脱工業化と、現代的観光の主な担い手となるサービス階級の出現について。資本家とも労働者とも異なる階級。地理・建築の本だとざっくり「新中間層の出現」とまとめられてしまいがちなところをかなり細かく分析していて、個人的にはこのパートが一番勉強になった。

2021-09-01 10:12:41
永太郎(ながたろう) @Naga_Kyoto

なんというか、他分野の本を読む面白さというのは、普段は「外」からやってくる自然発生的・偶発的なものとして扱っている現象に内在するロジックの解像度が上がることなのかなと思ったり(これは地理学が社会経済的事象の地表への「反映」を扱うことが多いからというのもあると思うけど)

2021-09-01 10:21:00

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