
肥薩線 坂本駅(熊本県八代市坂元町)の続き、車両編。非電化路線なので車両は気動車(ディーゼルカー)だ。手前の赤い車両はキハ220形(デザインは水戸岡鋭治氏)、後ろの白いのはキハ40形。どちらも普通列車。 pic.twitter.com/Gx1SoEtLte
2020-07-28 22:49:07

坂本駅の駅舎やホームを撮っていると、人吉方面からSL人吉が到着した。このときはレンタカー移動で、SL人吉は八代と人吉で撮れば十分と考えて坂本駅の時刻表は全く調べていなかったので、この遭遇は運が良かった。 pic.twitter.com/2I6pSSLNrt
2020-07-28 22:51:10

さらに八代方面から熊本~人吉を運行する観光列車「かわせみ やませみ」も到着。坂本駅でSL人吉と行き違いするわけね(肥薩線は単線)。これもデザインは水戸岡鋭治氏である。 pic.twitter.com/IvlgFOByGR
2020-07-28 22:53:15

ただし、2両編成のうち緑は「かわせみ やませみ」の「やませみ」だが、赤い方は本来は熊本・人吉~吉松を運行する観光列車「いさぶろう・しんぺい」の車両だ。「かわせみ やませみ」の片方が検査中のときは「いさぶろう・しんぺい」が代わりを務めることになっている。 pic.twitter.com/c64AQRzYgY
2020-07-28 22:55:10

カワセミ(翡翠)とヤマセミ(山翡翠)、どちらも鳥の名前だ。肥薩線の沿線のうち八代市と球磨村がカワセミを、人吉市がヤマセミを「自治体の鳥」に選定している。 pic.twitter.com/CLDYKAeaqN
2020-07-28 23:04:26

水戸岡鋭治氏 / ドーンデザイン研究所による「かわせみ やませみ」のポスターとヘッドマーク。どちらも「かわせみ」側のイラスト。人吉鉄道ミュージアム MOZOKA STATION 868(熊本県人吉市)の展示物より。 pic.twitter.com/68CMbgD5Dd
2020-07-28 23:08:06


「いさぶろう・しんぺい」は肥薩線の人吉~吉松(山線)を運行する観光列車で、一部の便は熊本~吉松を運行する。名前の由来は「いさぶろう」が人吉~吉松開業当時の逓信大臣 山縣伊三郎、「しんぺい」は同時期の鉄道院総裁 後藤新平から。
2020-07-28 23:11:25
山線で特に難工事だった矢岳第一トンネル(開通 1909・M42、宮崎県えびの市)の両方の坑口に、2人が揮毫した扁額が掲げられている(私は未見)。山縣伊三郎は「天險若夷」(テンケンジャクイ)、後藤新平は「引重致遠」(インジュウチエン)。写真は扁額の写し(人吉機関区の展示室より)。 pic.twitter.com/012iT1GIwH
2020-07-28 23:16:59


路線の歴史や自然に因んだ複数の観光列車(「はやとの風」も含めて4本)を投入するなど、JR九州は肥薩線をとても重視している。だから、豪雨で甚大な被害を受けようとも廃止はしないと信じているのだが、どうなるだろうね。 pic.twitter.com/JuDimfQfa5
2020-07-28 23:22:59


去りゆくSL人吉を撮影しながら来年(つまり2020年)は後尾の展望ラウンジに座って肥薩線の沿線風景を眺めるぞ、と思ったのだけど、嗚呼… pic.twitter.com/SVG3W0iqbz
2020-07-28 23:25:19
