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@babel0101
自主規制、自己検閲といって様々なグラデーションがある。公権力が補助金などインセンティブ構造を作り出して業界団体に働きかけ業界団体による自主規制をする方法、公権力関係なしに業界団体に等の中間団体が表現者に自主規制をかける方法、表現者が自ら自己を律するという意味で自主規制する方法。
2022-04-14 20:40:47
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@babel0101
最初の公権力が関与する方式は共同規制や強制された自主規制と呼ばれる枠組みであり、行政の行為形式論の新たなタイプとして追加して公法学的規律をかける方向はある。他方で最後の自分自身の自己規律には法が入り込む余地はない。プラット
2022-04-14 20:43:22
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@babel0101
国家による直接規制も怖いが、強制された自主規制も独特の怖さがある。直接規制では民主主義や自由の射程が妥当するが、自主規制になったときの法律の留保原則が働くのか、実体的にも憲法上の権利が迂回的に制約されるのではないかという問題が発生する。
2022-04-14 20:57:59
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@babel0101
こうした危険性を背景としてマルチステークホルダープロセスによる民主主義原理の補完なども言われるが、意見の多元的反映をするだけで民主主義原理を完全補完しうるのかという問題はなお残る。
2022-04-14 20:59:50