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まとめ PCR法検査手順の偽陽性について(Dr.にしださんのまとめ①) 荒らし防止のため、コメント禁止。ツイート主に攻撃することはおやめください。 次のまとめ② RT-PCRにおける偽陰性の原因 https://min.togetter.com/Qyx1cbP 次のまとめ③ 新コロ検査のポイント https://min.togetter.com/B6OHQ2V 次のまとめ④ 日本でも遂に新コロ唾液検査が始動!+新コロ唾液検査 遂に日本でも認可 https://min.togetter.com/2PvbFmt 次のまとめ⑤ 米国にて自宅での唾液検査実施が始まる(Dr.にしださんのまとめ⑤) https://min.togetter.com/e6k443P
まとめ RT-PCRにおける偽陰性の原因(Dr.にしださんのまとめ②) 荒らし防止のため、コメント禁止。ツイート主に攻撃することはおやめください。 前回のまとめ① PCR法検査手順の偽陽性について https://min.togetter.com/79cJuPx 次のまとめ③ 新コロ検査のポイント https://min.togetter.com/B6OHQ2V 次のまとめ④ 日本でも遂に新コロ唾液検査が始動!+新コロ唾液検査 遂に日本でも認可 https://min.togetter.com/2PvbFmt 次のまとめ⑤ 米国にて自宅での唾液検査実施が始まる(Dr.にしださんのまとめ⑤) https://min.togetter.com/e6k443P
ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その1】キリがいいので、ここで新コロに関する検査を簡単にまとめておきたい。現状、新コロの検査には大きく3種類がある。 pic.twitter.com/UAAJokyvcU

2020-05-11 23:01:42
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ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その2】ひとつは、ウイルスRNAを検出する『RNA検査』。国内はもとより国外でも使われていない表現だが、検査法を正しく理解するためには、この名前しか無いと、オジサンは信じております。核酸検査という言葉があるが、これはダメ。だって、核酸には「DNA」も含まれるから。

2020-05-11 23:03:45
ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その3】RNA検査の方法には、現時点で RT-PCR と RT-LAMP の2種類がある。これまでは RT-PCR の独壇場だったが、日本の栄研化学が開発した LAMP法が急速に脚光を浴びつつある。既に RT-LAMP のキットが発売され、日本の衛生研究所でも実際に使用されている。

2020-05-11 23:06:24
ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その4】よって、厚生労働省がいまだに使用している「PCR検査」という表記は、もはや学術的に誤っているのであります。なぜなら、LAMPによる報告が既に上がっているのだから。すぐにでも明日から「RNA検査」に切り替えるべし。さすれば、世界中から失笑されることも無くなる。

2020-05-11 23:09:56
ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その5】新コロの構成蛋白質を抗原として検出する『抗原検査』、そしてCOVID-19感染症の患者血清中に出現する抗SARS-CoV-2抗体を検出する『抗体検査』は、まだまだ海のものとも山のものともわからない。この二つがスタンダードとなるためには、まだまだ時間がかかるだろう。

2020-05-11 23:12:53
ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その6】疫学的調査は別として、COVID-19病棟の最前線で治療にあたる医師が必要とするものは、最も鋭敏にして検出可能時期も早い『RNA検査』であることは、今後も変わらないだろう。

2020-05-11 23:17:25
ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その7】最後に、RNA検査の結果を理解する上での勘所をまとめておく。何度も書いている通り、この検査を「陽性or陰性」で捉えている限り、正しい理解には決して至れない。 pic.twitter.com/qTLNjrqZe4

2020-05-11 23:22:02
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ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その8】まず、横軸はSARS-CoV-2への「感染者と非感染者」となる。症状の有無は、関係ナッシングであることに注意。次に縦軸が重要。上段は「ある濃度以上のウイルスが検出された (detected)」下段は「検出できなかった (not detactable)」であります。

2020-05-11 23:25:02
ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その9】放射能解析など環境学の論文を読んでいると、Detected と ND (Not Detected, Not Detectable)と記載されていて、アタシはとっても腑に落ちる。ところが、なぜか医学の世界になると統計厨が跋扈しているせいか、これが「陽性と陰性」という言葉にすり替わる不思議。

2020-05-11 23:27:21
ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その10】前の連投で述べた通り、ウイルス濃度は1億倍もの開きを持った「連続性をもった数値」なのであります。検出できなければ、それは「陰性」ではなく『検出不能』であった事を意味する。そして、この検出限界は使用する試薬と検出器によって、かなり変わってくる。

2020-05-11 23:30:52
ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その11】さて、検体が患者から正確に採取され、RNA抽出、cDNA合成、PCR増幅、そして検出が成功したとしても、従来の論文報告によれば、新コロRNAが「ある一定濃度以上で検出される確率は7割」程度と考えてよい(良くて8割)。

2020-05-11 23:35:44
ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その12】すなわち感染者であっても「検出不能の検体が3割」を占める。この数字から「感度70%」という統計値が計算されるのだけれど、この名前が数々の誤解を生んでいるのであります。アタシが考えるに、正しく意味を伝えるためには『検出率 70%』がふさわしい。

2020-05-11 23:38:23
ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その13】もうひとつの重要ポイントは、RT-PCRにおいて非感染者からSARS-CoV-2 RNAが検出されることは、決してあり得ない。即ち「RT-PCRの特異度は100%」なのであります。もしも"偽陽性"が起きたとすれば、それは100%人為的ミスによる。

2020-05-11 23:40:35
ドクターにしだ @WataruNishida

【新コロ検査のポイント・その14】独断と偏見でまとめるとこうなる。偽陽性と偽陰性のフォントは、エヴァフォントで有名な「マティスEB」を贅沢に使った💖この表が理解できていれば、メディアに流されることなく、正しく物事を判断し、対策も考えつく事でありましょう。 pic.twitter.com/ofrhv2F8Sk

2020-05-11 23:44:11
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まとめ 日本でも遂に新コロ唾液検査が始動!+新コロ唾液検査 遂に日本でも認可(Dr.にしださんのまとめ④) 荒らし防止のため、コメント禁止。ツイート主に攻撃することはおやめください。 前回のまとめ① PCR法検査手順の偽陽性について https://min.togetter.com/79cJuPx 前回のまとめ② RT-PCRにおける偽陰性の原因 https://min.togetter.com/Qyx1cbP 前回のまとめ③ 新コロ検査のポイント https://min.togetter.com/B6OHQ2V 次のまとめ⑤ 米国にて自宅での唾液検査実施が始まる(Dr.にしださんのまとめ⑤) https://min.togetter.com/e6k443P
まとめ 米国にて自宅での唾液検査実施が始まる(Dr.にしださんのまとめ⑤) 荒らし防止のため、コメント禁止。ツイート主に攻撃することはおやめください。 前回のまとめ① PCR法検査手順の偽陽性について https://min.togetter.com/79cJuPx 前回のまとめ② RT-PCRにおける偽陰性の原因 https://min.togetter.com/Qyx1cbP 前回のまとめ③ 新コロ検査のポイント https://min.togetter.com/B6OHQ2V 前回のまとめ④ 日本でも遂に新コロ唾液検査が始動!+新コロ唾液検査 遂に日本でも認可 https://min.togetter.com/2PvbFmt