コロナウイルスのせいで東京オリンピックが延期など世間は大変だが、このアカウントはマイペースでツイートを続ける。さて、三池炭鉱専用鉄道(福岡県大牟田市)の廃線跡の紹介、第3回は宮原坑(みやのはらこう)から諏訪川橋梁まで歩く。 pic.twitter.com/eiY57LsGIc
2020-03-24 23:46:21国土地理院 空中写真(CKU201616-C6-109 撮影 2016 平28)をトリミングして加工。三池炭鉱宮原坑、廃線跡とも世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産だ。 pic.twitter.com/DX29VYN4PY
2020-03-24 23:47:46跨線橋に差し掛かる。廃線跡内の写真は、2019・R1年11月に開催されたイベント「炭鉱(やま)の祭典」における一般公開で立ち入ったときの撮影である。 pic.twitter.com/MnUSq5tIvE
2020-03-24 23:48:30この橋梁を交差する下の道路から見る。撮影 2018・H30年2月。Googleマップ goo.gl/maps/SMziBo75p… pic.twitter.com/c2I8dVrZfc
2020-03-24 23:53:49レンガ造橋台に鋼製のプレートガーダーが載る。近代の土木 / 鉄道構造物としては一般的な遺構だ。銘板が見つからなかったので名称や竣工年は未確認。橋台は開業当初のものだが、橋桁は架け替えたのかどうか分からない。 pic.twitter.com/h9jXSM1PuM
2020-03-24 23:56:52「三池炭鉱専用鉄道敷跡」が世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産に選ばれたのは、炭鉱の採炭だけでなく輸送も含めたシステムが残っている点が評価されたから。なので、外観の特異性は乏しい。つまり地味。 pic.twitter.com/sOrQnqlzxS
2020-03-24 23:59:25そういう地味な遺構でも総合的な評価に基づいて登録・保全するところは、世界遺産のメリットだといえる。 pic.twitter.com/gtYXnTZ1dh
2020-03-25 00:02:50話を築堤の上に戻そう。少し進んだ位置から宮原坑方面を振り返る。住宅の向こうに竪坑櫓が見える。 pic.twitter.com/3Y0znCLyoQ
2020-03-25 00:06:23三池炭鉱専用鉄道の廃線跡、第3回の続き。築堤を南に進むと次の橋が見えてきた。諏訪川橋梁だ。撮影 2019・R1年11月。 pic.twitter.com/4ZhcidbOqC
2020-03-26 00:22:432本の橋桁のうち片方に水道管が載る。もう一方には載っていないが、側面に別の橋桁を架けてそこに水道管を通している。前回紹介したように将来、廃線跡にレールや遊歩道を設置する場合は、水道管の移設などが必要になるだろう。 pic.twitter.com/YPYl9Xyqtk
2020-03-26 00:24:06通常、諏訪川橋梁は通行禁止だが、毎年11月初旬に開催されるイベント「炭鉱の祭典」のときは点検用通路が開放される。そのおかげで宮原坑と万田坑の間を廃線跡だけを歩いて移動できる。遠くに万田坑が見える。 pic.twitter.com/sq4lYUuGyf
2020-03-26 00:26:07通路上から。諏訪川橋梁の正確な竣工年は未確認。三池炭鉱専用鉄道の全線開通が1905・M38年なので、それまでに完成したことになる。ただし、橋桁のプレートガーダーが竣工当時のものかどうかは銘板が見つからず分からない。 pic.twitter.com/WzHdh10BWd
2020-03-26 00:28:19諏訪川の左岸から見た諏訪川橋梁。撮影 2013・H25年1月。橋脚と橋台はレンガ造で橋桁はプレートガーダー。外側に架かっているトラスの橋桁は水道管用である。 pic.twitter.com/8DuDWfklEf
2020-03-26 00:35:53この先、廃線跡は万田坑を経由して三池港まで延びているが(正確には港の手前で道路によって分断されている)、このペースでは話が長くなるのでレポートはひとまず終了する。続きはそのうち。
2020-03-26 00:48:18