燭三日つめつめ・2

きりはら🕯🌙 @kirihara_novel

はは、当たり前だ。これでも年上なのだぞ？…なあ、光忠。前から言いたかったんだが…待った。言いかけたところで光忠の人差し指が三日月の唇にあたる。んん？僕に言わせて。ここは僕が言わなきゃカッコ悪い。…一緒に暮らそう、三日月。もし、君が僕みたいに寝込んだらって考えたら、生きた心地が

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しない。僕の目の届かないところで、倒れられたりしたら、嫌だ。…ねえ、ここでも、君の部屋でもいい。一緒に暮らそう？熱で潤んだ黄金の瞳。声を発するのも辛いだろうに。三日月は微笑んで頷く。俺の部屋の方が広いから、うちに越してくるといい。まずは風邪を治せ。誓いのキスはそれまでお預けだ。

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キスをしようとしてきた光忠を布団に押し込んで、ピシャリと止めた。はぁ…カッコ悪い…。ふふ、お前はいつもカッコイイさ。その左手に贈る指輪のデザインを考えながら、光忠は三日月の優しく撫でる手で眠りに落ちた。 #燭三日 #右三日スパダリ月間

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寒くてお布団から出られない三日月なので、部屋をあたたかくした光忠が身体のあったまるスープを用意して、さあ眠り姫、あったかい部屋へ行こうねって綿入れ着せて抱き上げる時間帯。代謝のいい光忠の身体の熱が三日月には心地よくて、んん…って寝ぼけたまますりすりするもんだから、理性を保つのが

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まあまあ大変wwだって昨夜も寒いから温めておくれと抱きついてきたのをさんざん啼かせたばかりなのに。何とか我慢して膝に抱えてスープを飲ませ、やっと目覚めた三日月のほんのり桜色に染まった頬がたまらなく可愛くてちゅっちゅしちゃう。ああこのまま盛り上がったらだめだと頭の中では思うのに、

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気がついたら閨に逆戻りしている燭三日。あいつらが非番の時は絶対離れに近づくなとみんな言われているらしい…。 #燭三日 #右三日スパダリ月間

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光忠のシャツ1枚だけ纏ってベッドでぴょんこぴょんこして楽しそうな三日月。み、見えて…る…三日月、だめ…とか言いながら膝ついて見上げてる欲望に忠実な光忠。

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光忠のものが確実に三日月の部屋に増えていき、何故か三日月の部屋着が光忠のシャツだけに変わっている。もちろん光忠の部屋での三日月の着るものも、光忠のシャツだけ。萌え袖に長い裾から覗く白く細い足。膝を跨がせて抱っこする時間がたまらなく好きな光忠。甘えんぼできるから三日月も大好き。

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連休を恋人と過ごすためにしこたま残業して仕事を片付けて疲労困憊で帰宅した光忠を出迎えるは先に風呂に入って光忠好みの甘い香りと光忠のシャツ1枚を纏った三日月。おかえり、光忠💕と玄関で抱きついた時点で今夜の三日月の結末は推して知るべし。