燭三日つめつめ・2

きりはら🕯🌙 @kirihara_novel

初月を寝かしつけた後、赤子がいては楽しめなかった月見酒を酌み交わす。子の前ではさすがにしない、横向きに光忠の膝に座って甘える座り方で。月は見ぬのか、光忠？ずっとこちらを見つめているから、答えはわかっていても訊きたい。僕だけの月を見てるよ。ゆっくりと唇が重なり、盃が落ちた。#燭三日

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おやすみ、とキスをもらって目を閉じたが眠れない。いつもなら穏やかな心音を聞きながら眠りにつけるのに。昼間の演練で光忠が傷を負ったのが堪えたらしい。目の前で、敵の三日月にやられた。大丈夫だよ。僕を傷つけるのも癒やすのも、君じゃなきゃできない。優しい囁きに泣きながら抱きついた #燭三日

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現代遠征で燭台切光忠をこっそり見に行く三日月とか書きたい。煤けた本体を見て、ぽろぽろ泣いて、そなたずっと先では幸せだぞ、永らえておくれ、待っておるよってガラスケースの中で眠り続ける光忠に優しく話しかけて戻ってくる話。追いかけてきた光忠が泣いたの？って訊いたらそなたに泣かされ文字数

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疲れた…と呟いてそのまま僕の膝で眠ってしまった最愛の奥さんに、僕のジャージを着せかけて髪を撫でていたら、「ん…ゃん、みつただ…だめ…」と寝言が始まり、え、三日月？？と慌てているとガバリと起きた。それから僕を見て「みつただのえっち…」と真っ赤になって抱きついてくるから僕は…#燭三日

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まだ怒ってる？怒ってなどおらぬ！背中から抱きしめて顔を覗き込むがそのたびに顔を背けられて表情がわからない。遠征から戻るのが少し遅くなった、それについては謝った。けれど三日月の機嫌は直らない。戻ったら一緒に過ごす約束を反故にしたのだから怒るのは当たり前か…。どうしたら許してくれる？

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…今すぐ休みを取ってまいれ。遅くなった分、妻を心配させたのだ、明日は俺から離れることは許さぬ！お餅のようにふくれた三日月が言いたいだけ言ってまたぷいっと顔を背けた。ああ、もう…なんでそんなに可愛いの。君はどれだけ僕を夢中にさせるの。あと栗のおやつを所望する！オーケー、僕のかわいい

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お姫さま。君のそのお餅のように白くてやわらかなほっぺが落ちるくらいに美味しいお菓子を作ろうね。今夜は僕を挑発したのを後悔するくらいには抱き潰すから覚悟して？な、あ、待て…光忠…。待たないよ？楽しみにしててね、明日も1日閨から出れると思わないでね。…あなや…。 #右三日スパダリ月間

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いきなりあほみたいなドエロい話をしますけど、うちの燭三日の三日月は、経験値低めです。光忠との初夜までは。一期は大坂城で結構鬼畜だったんだろうはとは思うんですが、あまり共寝はできなかったのではと。なので雌にしたのは光忠で、もう光忠じゃないとイケないし、逆に光忠なら頬に触れて囁文字数

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ぱちりと目を開けた。外はまだ暗いから、起きる時間ではないのだろう。けれど何だかそのままでは二度寝できそうにない目の覚め方をしてしまった。顔を上げると腕枕をしてくれている光忠の寝顔。眼帯をはずしてすやすやと眠る夫は少し幼い顔をしている。数刻前まで泣いて許しを請うまで

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離してくれなかった男と同一人物とは思えないほどには。元の主の如く、妻以外には寝顔を見せない光忠。眼帯も手袋もはずした寝姿を知っているのは自分だけかと思うとたまらない。いつも凛々しいと見惚れる頬にそっと触れる。そのままいつも甘い言葉を紡ぐ唇に。三日月…。

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囁かれただけで甘く痺れる。もういや、堪忍…と泣き喚いたはずなのに。思い出して身体が疼くなど…。はしたない…。思わず口に出して戒める。君をそんなふうに変えたのは、僕だよ。！…みつただ…起きて…。眠っていたはずの光忠がこちらを見ていた。僕との閨ごとを思い出して、また熱くなった？

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俯いたまま、小さく頷く。恥ずかしくて死んでしまいそうだ。ぎゅっと目を閉じていたが、優しい手に促されて顔を上げた。僕が君を変えたんだ。僕を欲しがってくれるように。はしたないなんて、思わなくていいんだよ、三日月。なれど…。慎ましやかな君も美しくて素敵だけれど、泣きじゃくって

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僕を欲しがる君も、艷やかで素敵だよ。どんな君でも僕の三日月なんだから。愛してるよ。…ねえ、どうしてほしい？その可愛い口で教えて？その手は既に寝間着を脱がせにかかっているのだから、わかりきっているだろうに。けれどどんな自分も愛してくれるのだろうから、自分から脱ぎ捨てて抱きつく。

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抱いておくれ、光忠。もっとそなたが欲しい…。仰せのままに。首筋に吸いつかれて、たまらず仰け反った。もっと、もっと…この身が溺れてしまうほど愛しておくれ…。

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#燭三日 #右三日スパダリ月間

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きりはら本丸の燭三日のお話は 「ねえ、秘密の話なんだけど」という台詞で始まり「そんな思い出が今でも心臓を刺すのだ」で終わります。 #こんなお話いかがですか shindanmaker.com/804548 これどう考えても大坂城の頃のいちみかの思い出話じゃん。聚楽第のせいで不穏だわーww

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今日のきりはら本丸の燭三日 ゼラニウムを育てることにした。赤いゼラニウム。花言葉は「信頼」「尊敬」「貴方に宛てた幸福」。やっと咲いた花を見つめる表情が嬉しそうだから、幸福は届いたみたい？ #今日の二人はなにしてる shindanmaker.com/831289 届いたね、三日月☺☺

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今日のきりはら本丸の燭三日 待ち合わせの時刻まで本屋で時間を潰していたら「ひとり？」と声を掛けられる。なんだなんだと顔を上げると相手が立っていて「デートしない？」と誘われた。思わず吹き出すと向こうも可笑しそうに笑った。 #今日の二人はなにしてる shindanmaker.com/831289 やるだろこれw

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「ねえ、君ひとりなの？」ほんの少し上から、けれど嫌にはならない距離感で声をかけられた。光忠との約束まではまだ少しあるからと本屋に入ったのがいけなかった。いつもなら光忠がすぐにやってきて守ってくれるがまだLINEが来ていない。どうしてやろうかと顔をあげると、右目を前髪で隠した色男が

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楽しげに笑っているではないか。「みつ…」「デートしない？これから僕と」光忠のとっておきのいい声が耳許で炸裂する。三日月はクス、と笑い本棚に読んでいた本を戻した。「ちょうどよかった。俺もデートしたかったのだ、お前のような色男と」そう言うと光忠も吹き出す。「僕のような？」手を繋ぐ。

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「いや、ような、ではないな。お前と…光忠と、デートしたかった」「ふふ、正解。今日はどうしようか。君の服を見立てたら、美味しいケーキでもどう？」「いいな！」指を絡ませ、寒くなってきた街並みを歩く。寒いのは苦手だけれど、光忠と一緒なら平気になるのは不思議だ。「三日月」「ん？」

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突然顔が近づいてきて、唇が一瞬だけ触れた。「なっ…ぁ…もう…」手を繋いで歩くことも、不意打ちのキスも、全部光忠が教えてくれた。左手のリングも、揃いで開けたピアスも、光忠に恋をしなければきっと手にすることはなかっただろう。僕と君が一緒にいることは当たり前のことなんだよ。

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気がついたら光忠の腕の中にいた。心が追いつく前に身体を重ねた。何の疑問も持たぬまま、誓いの言葉を述べていた。きっと自分と光忠は、遠い昔から何度も何度も運命を共にしているのだろう。来世も、その先も、ずっとずっと…。「ねえ、愛してるよ」その蕩けるような顔を、どこかで…？

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という現パロ。互いに記憶はないけれど、それでも惹かれ合う感じがたまらない。 #燭三日 #右三日スパダリ月間

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いいおしりの日…？何故か短刀が盛り上がっているので何事かときいてみれば、日にちの語呂合わせなのだと。ああまあ確かに今日は霜月の四日。11月04日となればそうとも取れるのか。燭台切さんってボリューム感あるよね♪と乱に言われたが、ぼりゅうむ？と三日月は首を傾げる。ううむ、光忠の尻か…。

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そう呟くが後が続かない。まあ後ほど考えるとする、と三日月は離れに戻った。ちょうど光忠も戻っていたので、立ってみておくれと頼んでみる。どうしたの？三日月。んん…今日はいいおしりの日なのだそうだ。それで乱が燭台切さんはぼりゅうむ感があると言うてな？そう言われるとうちの旦那さまのは

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どうであったかと考え込んでしまって。引き締まった逞しい身体つきであるとは知っておるが、尻のことまではなぁ…と、思うて。そのまま目の前に晒されたジャージを纏った尻に触れる。普段自分は正面からしか光忠を見ないので、あまり気にしたことがなかった。そっと触れて、光忠が止めないのを

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いいことに揉んでみた。ちょ、三日月？？確かに弾力があって、筋肉質のよき尻だな。閨では縋りつくのに精一杯で、そなたの尻まではちゃんと知らなんだ。すまぬ。もっと知らねばならぬな。え、い、いいよそんなこと…。だって光忠は俺の身体の隅々まで知っておるではないか…俺が触れられぬところまで

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触れて、俺のことを余すことなく知っておるのに…。きっと光忠は俺よりも俺の身体を知っている。だから俺も知りたい。だめか？三日月、そこで上目遣いは反則でしょう？そうだね、じゃあ三日月、僕のことを知ってくれるかい？君がどんな声をあげてくれたら僕が喜ぶか、君が僕を受けいれてる時の

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どんな顔が僕に火をつけるか、知ってほしいな？向き直った光忠の金色の瞳はギラギラと輝いていて。気づけば狩衣は脱がされ袴も落ちていた。あ、待って、光忠…。あなやも否やも聞こえないよ、覚悟して？小袖の下の尻を柔らかく揉まれて力が抜けた。み、つ…。なあに？ああ、君のお尻はいいお尻だよ？

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小さすぎない、柔らかくて適度に弾力もあって。僕の手に吸い付くようなしっとりした肌で。…あとは閨で教えてあげるよ。耳許で囁かれて崩れ落ちた。ああ、またきっと啼かされて終わるのだ…。 #燭三日 #右三日スパダリ月間

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今日のきりはら本丸の燭三日 喧嘩をして相手を泣かせた。泣き顔を見ることがほとんど無いのでうろたえる。慌てて袖口で顔を拭いてやったら小さい声で「ごめん」と言ってきた。許す。 #今日の二人はなにしてる shindanmaker.com/831289 これありそうだなぁ。まあ光忠は泣いた時点でごめん、ごめんねって

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言いながら涙を拭いてあげるんだろうけど。だからきっと、三日月も「俺の方こそ…すまなんだ…」ってぐすぐす言いながらでも言うんだろうなぁ。もういいんだ、僕も大人げなかった。仲直り、ね？って目許にキスするんだぜこのイケメンがw #燭三日

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飴玉を舐めながら「これは何味でしょうか？」と聞いたら無理やりキスされて当てられちゃうきりはら本丸の燭三日 #ふたりだけのしあわせ shindanmaker.com/825388

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飴玉をからころいわせて舐めていたら、光忠が戻ってきた。甘い匂いがする、飴舐めてるの？三日月。そう聞かれたから、何味だと思う？と。ただ当て事をしたかっただけなのに。可愛いこと言うんだね、そう言って抱き寄せてきたかと思うといきなり唇が重なった。ふ…んん…っ…。口の中をいいように

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舐め回されて、力が抜けかけたところでやっと光忠が離れた。もう…あほぅ…。くったりと身体を預けると、三日月の口から奪った飴玉を転がして光忠は笑う。はちみつ？当たったかい？膝に抱きかかえられてこくりと頷けば、当たった、と光忠は無邪気に笑う。そなたの瞳に似ておった。金の望月のようで。

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僕のこの目を、そんなふうに言ってくれるのは君だけだよ、三日月。はちみつのようにとろりと甘く囁く声。光忠が自分に注ぐ愛情がはちみつなら、もうとうに自分は蜜漬けだろう。蜜漬けの月か…。え？僕の目がはちみつに似てるなら、僕がいつも見つめてる三日月は、きっともう蜜漬けじゃないかなって。

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だから、蜜漬けの月。…驚いた。似たようなことを考えていたなんて。それを説明したら、光忠は嬉しそうに笑った。もっと甘い蜜に溺れさせてあげるよ。息もできぬほど？お望みのままに。飴玉は互いの口を行き来している間に溶けてなくなり、三日月の甘い声が響くだけ…。 #燭三日 #右三日スパダリ月間

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いい夫婦の日、らしいぞ。わざわざそんな日を作らなくたって、僕達はいい夫婦だよね？ふふ、ちがいない。俺はそなたのよき妻か？旦那さまよ。もちろん。僕は君のいい旦那さまできてる？そなたほどの旦那さまはおるまいよ。再確認できる日、てとこかな？そうだなぁ。君たち、離れでやってくれないかい？

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どうにも夕餉の支度が捗らないんだけれど。歌仙の咳払いにふたりは微笑む。まあそう言わないでおくれ、歌仙。やっと遠征から戻ったところなのだ。そうだよ歌仙くん。三日月がやっと帰ってきたんだから。 …5時間の遠征先からね…？あなや、と袖で口許を隠して笑うその姿があまりに雅で歌仙は弱い。

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ああもうわかったわかった。厨は僕たちで何とかするから、ふたりはもう離れに行っておくといい。夕餉は運ばせるよ。せっかくのいい夫婦の日なら、ふたりきりで過ごすといい。初期刀殿の心遣いで、離れはいつもよりずっと早くに人払いされた。ふたりがいい夫婦だってことくらい、みんなちゃんと

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わかっているのだから。けれど僕たちの前では少しは控えてもらえるかい？目の毒だよ。歌仙の苦笑いとともに、祝の膳が届けられる。今夜は母屋も宴会だ。主役はそこにいないけれど…。 #燭三日

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きりはら本丸の燭三日のお話は 「意図せず漏れた溜息に、傍らのその人が顔を上げた」で始まり「暖かで優しい感情を貴方が教えてくれた」で終わります。 #こんなお話いかがですか shindanmaker.com/804548 いまだに一期に対してもやもやしていることに気づいて意図せず漏れた溜息に三日月が顔を上げて

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旦那さま、とやわらかく微笑んで右手を差し出す。三日月の右手はあの頃の一期以外、光忠にしか触れることは許されていない。それを思い出して光忠はたまらなくなって抱きしめる。俺は、そなたのものだぞ、光忠。腕の中の愛おしい存在。僕のカッコ悪いところも、全部包んでくれる。愛しい愛しい三日月。

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ねえ、三日月。頬を撫でて、宵闇の瞳を覗き込む。僕のカッコ悪いとこ見て、がっかりしてない？ふふ、俺はそなたをカッコ悪いなどと思うたことはないぞ。この本丸でそなたと出会うてから、ずっと…今も…。唇を掠めるようにキスされて、僕はもやもやしていた心がすっかり消えて、その代わりに

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三日月のことを愛しく想う気持ちだけで溢れていることに気づいた。僕は君に愛し愛される幸せを思い出してほしいって思ってたけど、君を愛することで僕は、暖かで優しい感情を知ったよ。そう言ったら、三日月は少しだけ驚いた顔をして、そして笑った。まるで花が咲いたように。 #燭三日

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今日のきりはら本丸の燭三日 熱を出して寝込む。食欲がないのでゼリーを買ってきてやり一緒に食べる。薬もちゃんと飲めました。早くよくなるといいね。 #今日の二人はなにしてる shindanmaker.com/831289 ういちゃんの風邪がうつったかな？それとも現パロか。会社の上司部下で、長船はどうした？風邪？

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スマホを見るがなんの連絡もない。なんで隠すのかあほうが、と午後から外出、直帰とだけホワイトボードに書いてたくさん買い込んで光忠の部屋へ。合鍵は持っている。勝手知ったる恋人の部屋。光忠？寝室に入ればスマホを握りしめたまま沈んでいる。傍らには解熱剤を飲んだ跡。握りしめたスマホの画面は

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三日月へのメッセージが打ち掛け。うつっちゃいけないから部屋には来…まったく強情な。冷凍庫にあったアイス枕を出してきて頭の下に置いてやり、汗を拭いて何とか着替えさせる。やっと目覚めた伊達男に三日月は軽くデコピン。何故言わぬ、あほうめ。だって僕が風邪で寝込んだなんて言ったら、

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君は飛んでくるでしょう？責任ある立場なのに、だめだよ…。三日月は買ってきたゼリー飲料を渡して飲ませながら、光忠の黒髪を撫でる。恋人が寝込んでいるというのに、じっとしていられるわけがなかろ？それに、いきなり昼から消えても大丈夫なくらいにはいつも仕事は片付いている。かっこいいなぁ…。