1 12月上旬― 史緒里の両親に結婚の挨拶を済ませ、史緒里の実家を出る○○と史緒里。 晴れやかな気持ちで、帰り道を歩き出す。 ○○:ああ〜、緊張した。 史緒里:ふふ、お疲れさま♡ pic.twitter.com/SmRa5wd1ji
2021-12-25 19:39:472 ○○:でも…よかった。ちゃんと認めてもらえて。 史緒里:あはは、うちの親が○○にダメって言うわけないでしょ?幼馴染なんだし。 ○○:…そっか。 史緒里:…それに。 ○○:? 史緒里:○○以上に、私のこと大切にしてくれる人なんていないんだから♡ そう言って○○の腕にくっつく史緒里。 pic.twitter.com/U4Y4M0wPdu
2021-12-25 19:40:443 ○○:ば、ばか…!///人前でくっつくなって! 史緒里:あはは、照れてんの? ○○:照れてない。 史緒里:じゃあなんで赤くなってんの? ○○:それは……暑いから。 史緒里:じゃあ冷たくしてあげる。 そう言って、○○の頬に手を当てる史緒里。 ○○:冷たっ! 思わずびっくりする○○。
2021-12-25 19:41:064 史緒里:○○が繋いでくれないから…冷えちゃった。 ○○をじーっと見つめる史緒里。 ○○:ったく…。 史緒里の手を握ると、そのまま自らの上着のポケットの中へ。 史緒里:ふふ、暖かい♡ ぴったりと寄り添い歩く2人。 冬の寒空の下、2人の吐く息が白く絡み合って溶けていくのだった。 ―――――
2021-12-25 19:41:295 そして、12月17日。 高校3年生のこの日に付き合い始めて、5年。 そんな節目の日に、役所に婚姻届を提出した2人。 建物を出る2人の表情は、今までで1番幸せに満ち溢れていた。
2021-12-25 19:42:036 ○○・史緒里:…/// 不意に目が合うと、自然と笑みが溢れる。 史緒里:ついに…夫婦になったんだね。 ○○:…うん。 繋いでいた手をより一層、きゅっと握る○○。 ○○:…史緒里。 史緒里:? pic.twitter.com/mduTqTu00U
2021-12-25 19:43:537 ○○:俺…史緒里のこと、絶対に幸せにするから。 ○○:命を懸けてでも…史緒里のこと、守るから。 ○○:これからも…よろしくね。 ○○:結婚してくれて、ありがとう。 史緒里:○○…。 ○○の表情を見つめる史緒里の頬が、ほんのりと紅く染まる。
2021-12-25 19:44:238 史緒里:もう、どうしたの急に…/// 史緒里:“ありがとう”は…私の台詞だよ。 史緒里:私を選んでくれて…ありがとう。 史緒里:世界一の夫婦になろうね♡ コクっと頷く○○。 これまで歩んで来た日々を礎に、2人は夫婦としての道を歩み始めたのだった− ――――― pic.twitter.com/op3PGoyJHb
2021-12-25 19:45:179 そして、12月24日。クリスマスイブの夜。 2人の姿は夜景の見える高級レストラン…ではなく、いつもの家のリビングに。 ○○:ごめんね、クリスマスイブなのに良い所に連れてってあげられなくて。 史緒里:ふふ、いーよ。こっちの方が嬉しいもん♡
2021-12-25 19:45:5310 そう言って笑う史緒里の薬指、そして○○の薬指にはお揃いの結婚指輪。 これにお金をかけすぎたので、今年のクリスマスは少し控えめに過ごすことにした2人なのだった。
2021-12-25 19:46:1311 史緒里:それに…私はお家の方がいいかな。落ち着くし、○○といちゃいちゃできるし…/// ○○:史緒里…。 照れながらはにかむ史緒里の表情にきゅんとする○○。 史緒里:それより早く食べよ?冷めちゃうよ。 夕飯は、史緒里の特製クリームシチュー。 pic.twitter.com/wQNzjJU9eC
2021-12-25 19:47:0912 史緒里:はい、あーん…。 スプーンですくって○○の口の中へ。 すると ○○:あっつい!! 口の中がパニックの○○。 史緒里:えっ!?わああ、お水お水! 水を飲み、なんとか事なきを得て ○○:はぁ…死ぬかと思った。 史緒里:ごめんね…冷ますの忘れてた。
2021-12-25 19:47:3613 今度はちゃんとふーふーして、もう一口。 ○○:(自分で食べられるんだけどな…。) なんて思いつつ、パクリ。 ○○:ん!美味い! 史緒里:ほんと?よかった♡ 嬉しそうな表情の史緒里。
2021-12-25 19:51:1514 史緒里:○○のために一生懸命作ったんだからね? ○○:ありがと。 史緒里:これからも…○○のために美味しいものたくさん作ってあげるからね♡ ○○:うん…楽しみにしとくね。 見つめ合い、笑顔になる。 派手さは無くとも、幸せなクリスマスイブの夜を過ごす2人なのでした。 ―――――
2021-12-25 19:51:3415 その後、夜も更けて― 史緒里:ふぅ〜♪ お風呂から上がると、ソファの上、○○の隣にちょこんと座る史緒里。 史緒里:…お待たせ。 ○○:…おかえり。 史緒里の肩を抱き、そっと唇を重ねる○○。 そしてそのまま、じっくりと…濃厚に。 pic.twitter.com/bAXzwwcCeD
2021-12-25 19:53:0016 史緒里:もう…いきなり激しいよ…/// ○○:これ以上…待てないから。 そう言って、もう一度。 史緒里の唇と舌の柔らかな感触を楽しむ○○。 史緒里:んん…んっ、ん…♡ お風呂上がりのせいもあり、身体が火照る史緒里。 だんだんと、吐息が漏れ… ○○:…ぷは。 史緒里:…/// pic.twitter.com/rbbth5u48Y
2021-12-25 19:55:4717 史緒里:○○って…キス好きだよね。/// ○○:まぁ…そうかな。 ○○:史緒里とする時だけだけどね。 そう言って、ソファに史緒里を押し倒す。 そのまま、覆い被さるようにして唇を交わす。 史緒里:(○○…///) キスをしながら、○○の服をきゅっと掴む史緒里。 史緒里:んん…んん♡ pic.twitter.com/V8t7FohcyK
2021-12-25 19:56:5318 舌を絡ませたり、唇を甘噛みしたり吸ってみたり…好き勝手する○○。 史緒里:(溶けそう…///) すると、今度は○○の手が史緒里の服をはだけさせ胸の膨らみを包み込む。 史緒里:んっ…♡んんっ♡ 手の平で膨らみを撫で回され、時折指先で突起を弄ばれると、否応なしに声が漏れ出す。
2021-12-25 19:57:2419 ○○の服を掴む史緒里の手に、自然と力が入る。 ○○が唇を離すと、呼吸を乱す史緒里の目はトロンととろけていた。 史緒里:ねぇ…もう、欲しいよぉ…/// ○○:…せっかち。 史緒里:…○○に言われたくない。 そして、ソファの上、お互い一糸纏わぬ姿に。ん
2021-12-25 19:58:3220 ○○:キスしかしてないのに…びしょびしょだね。 史緒里:うるさい…///自分だってこんなに大きくしてるくせに…! 赤くなりながら反論する史緒里。 ○○がコンドームを取ろうとすると 史緒里:…いらない。 ○○:えっ? 史緒里:夫婦になってからはこれが初めてだから…余計な物挟みたくない。
2021-12-25 19:59:0921 ○○:余計って。 思わず笑ってしまう○○。 史緒里:いいから、早く…/// ○○の上に跨がる史緒里。 史緒里:あああ…♡/// ○○のモノが奥まで入ると、身体の中がきゅんとくる史緒里。 ○○:動くよ? 史緒里:うん…♡ 史緒里を見つめながら、腰を動かす○○。 pic.twitter.com/59rVfpq3pQ
2021-12-25 20:03:5222 史緒里:もう…見過ぎ!/// ○○:仕方ないじゃん、可愛いんだから。 史緒里:…/// ○○:あ、今ちょっと力入ったでしょ。 ○○が笑いながら言うと 史緒里:う、うるさい…!////// ○○の口を塞ぐように、キスをする史緒里。 史緒里にキスされて火が付いた○○は、史緒里を激しく突き上げる。
2021-12-25 20:04:2723 史緒里:…っ、!んっ、んんっ!!♡♡ 思わず○○を抱きしめる史緒里。 史緒里:ああっ♡んっ、あっ!♡/// そして… 史緒里:ああっ♡はぁああ…!♡/// ○○をぎゅううううとだきしめながら、絶頂する史緒里。 ○○:イッちゃった? ○○に抱きついたまま、コクンと頷く史緒里。 pic.twitter.com/ajZBzgaPPW
2021-12-25 20:05:4424 触れ合う胸と胸から、互いの鼓動を感じる。 史緒里:○○…/// 呼吸を整え、唇を交わす。 史緒里:次は…○○の番だよ。 そう言って、ソファに仰向けで寝る史緒里。 ○○も体勢を変え、再び1つになる2人。 史緒里:ああっ!♡♡/// ○○が腰を動かすと、史緒里の“中”がきゅううと締まる。 pic.twitter.com/F0EcpcgE8x
2021-12-25 20:08:0125 ○○:し、締めすぎ…!/// 史緒里:だって…/// 2人の身体が当たる音が室内に響く。 史緒里:ああっ♡ああっ♡ああっ♡… そして ○○:ああ…イきそう…! 史緒里:い、いっぱいちょーだい…♡/// ラストスパートの後、史緒里の中で○○の肉棒がドクドクと脈を打つ。
2021-12-25 20:08:2326 史緒里:…!!///////// それにつられるかのように、2度目の絶頂に達する史緒里だった。 ――――― pic.twitter.com/Wkd3EIbbo6
2021-12-25 20:09:2127 8日付は変わり、12月25日。 ○○が目を覚ますと、すっかり夜が明けていた。 ○○:んん…。 ベッドの上、隣で史緒里がすやすやと眠っている。 ○○:(今何時だ…?) スマホを手に取る○○。 ○○:(うわ、もう昼前か…。) すると 史緒里:んん……おはよ。 史緒里も目を覚ます。
2021-12-25 20:09:4928 ○○:おはよ。 史緒里:今何時…? ○○:もうすぐ12時。 史緒里:わぁ…寝過ぎちゃった。せっかくのクリスマスなのに…。 ○○:…そっか、クリスマスか。 史緒里:どうしたの? ○○:…ちょっと待ってて。 ベッドから起き上がり、何かを取りに行く○○。 史緒里:? すぐに戻ってくると pic.twitter.com/sL5iXXFG3O
2021-12-25 20:10:5129 ○○:ほい、メリークリスマス。 小箱を史緒里に渡す○○。 史緒里:何これ? ○○:クリスマスプレゼント。 史緒里:えっ…? 箱を開けると、中にはネックレスが。 史緒里:!!? 目を見開く史緒里。
2021-12-25 20:11:1830 史緒里:結婚指輪買ったのに、ネックレスも買ったの!? ○○:うん。びっくりさせようと思ってこっそり買った。 史緒里:もう!こんな無駄遣いして…!! とか言いつつ嬉しそうな史緒里。 ○○:無駄じゃないよ。史緒里を喜ばすためなんだから。 史緒里:…わかった。ありがと♡ ○○:へへ。
2021-12-25 20:12:3031 史緒里:でもお小遣い少し減らすからね。 ○○:えっ、お小遣い制なの? 史緒里:当たり前でしょ? ○○:そんなぁ〜! 苦笑いの○○。 史緒里:いいから、早く付けて♡ ○○:はいはい。 ネックレスを史緒里の首にかける○○。 pic.twitter.com/IbRqTyF7uN
2021-12-25 20:16:4332 史緒里:どう? ○○:よくお似合いで。 史緒里:ふふ、ありがと♡ ○○の頬にちゅっとキスする史緒里。 新婚の2人の、新たな日々が幕を開けたのでした。
2021-12-25 20:17:00