【2020/7/15】ヘイトスピーチ禁止条例には「日本人へのヘイトスピーチ」に対応すべき理由はない #ネトウヨデマ対抗テンプレ

片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

ヘイトスピーチを罰則付きで禁止した「川崎市差別のない人権まちづくり条例」について、「外国人の悪口を言えば罰金、日本人の悪口を言っても罰則なしの条例だ」などといって川崎市を攻撃する意見が寄せられています。 ヘイトスピーチを許さない立場から改めて反論（と言うほどでもないか…）します。

片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

川崎市条例で禁止されているヘイトスピーチ（不当な差別的言動）の定義を確認します。 ①生命や身体に危害を加える煽動など ②地域社会からの排斥の煽動など ③ゴキブリに例えるなどの著しい侮辱 を、 公共の場で、かつ拡声器かチラシやプラカード、看板などを用いて行うことが禁止されています。 pic.twitter.com/hVUWkRnaOw

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片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

これらの条件をすべて満たす「不当な差別的言動」が禁止されています。 排外主義勢力の言う「日本人へのヘイトスピーチ」が日本のあちこちで起こっている、特定の場所で繰り返し行われている、という事実を私は知りません。 以下、具体的に条例や解消法の過程などを見ていきます。

片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

１）「日本人へのヘイトスピーチ」も罰則の対象になり得る 市条例は「本邦の域外にある国…を特定し、当該国…の出身であることを理由として…本邦外出身者に対する不当な差別的言動を行い、行わせてはならない」と。日本以外の出身で日本国籍を持つ「日本人へのヘイトスピーチ」も罰則の対象です。

片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

２）「本邦外出身者」の枠組みは川崎市ではなく、与党がつくった そもそも、「本邦外出身者への不当な差別的言動」という枠組みを作ったのは「ヘイトスピーチ解消法」を提案した自民・公明の与党です。川崎市はその法の枠組みに準じて条例にしたのですから、川崎市を槍玉にあげるのは不合理です。

片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

３）自民党も「日本人へのヘイトスピーチ」を問題にせず 2016年のヘイトスピーチ解消法の国会審議では「日本人へのヘイトスピーチ」は誰も問題にせず。問題になったのは「適法に日本に住む本邦外出身者」に限られることから、アイヌ民族やオーバーステイなどへの差別も許されないということだけ。

片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

４）「日本人に対するヘイトスピーチ」の立法事実はない 立法事実とは、法律や条例の必要性や正当性のことを言います。「ヘイトスピーチ解消法」や川崎市人権条例が立法事実としたのは「本邦外出身者に対する不当な差別的言動」です。その実害があることを認めて、同法や条例ができました。

片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

（つづき）2016年4月19日法務委　西田昌司（自民）の答弁 「この法律を元々作ったのは、立法事実として、いわゆる在日韓国・朝鮮人の方々に対する不当な差別的な言動があったということから作っております～しかし、だからといって、その方々以外の方に何を言ってもいいんだとかには当然ならない」

片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

（つづき）同上 「現実問題起こっている立法事実としては、適法に住んでおられる在日コリアンの方々がそういうヘイトスピーチの被害を受けておられると。ですから、そういう立法事実に鑑みこの法律を作っているわけであります」

片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

（つづき）同上 「我々側としましては、今目の前で行われてきたこの在日コリアンの方々に対するヘイトスピーチをいかにして食い止めるかという、そこを立法事実としてこの法律を作ってきたわけでございます」

片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

以上のように、自民党の西田議員は法案の提案者として、「立法事実」となったのは、いわゆる在日韓国・朝鮮人の方々、その方々に対する不当な差別的な言動だ、と述べています。 当然「日本人へのヘイトスピーチ」は問題にされていません。立法事実がないことは明らかです。

片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

５）衆参の附帯決議で「『本邦外出身者に対する不当な差別的言動』以外のものであれば、いかなる差別的言動であっても許されるとの理解は誤り」とされていることから「『日本人へのヘイトスピーチ』も許されない！」と主張する人がいますが、間違いです。

片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

附帯決議はアイヌ民族への差別についての議論をふまえたもの。 「アイヌの方に対する差別が、またヘイトが許されるものではありません。しかし、行政のこの法律の運用面含めて国会の議論の中で、アイヌの方々も含めヘイト許されないということは運用面、宣言することによって可能ではないか」矢倉委員

片柳すすむ（神奈川10区から衆院に挑戦） @kurashi_mamoru

【まとめ】 ・「日本人へのヘイトスピーチ」の立法事実はない ・国会で自民党も問題にせず ・「ヘイトスピーチ解消法」の附帯決議は、「日本人へのヘイトスピーチ」ではなくアイヌ民族やオーバーステイの問題が対象 ですので、川崎市が「日本人へのヘイトスピーチ」に対応すべき理由はありません。

Kazuhiro moriya🧷 @ronettes29

日本人ヘイトって、どういう文脈から出てきたんだろ？ 反日と並んで頭の悪い言葉だよな。

odd_hatch @odd_hatch

自分の観察だと、2016年のヘイトスピーチ解消法の審議中から。「本邦外出身者へのヘイトスピーチが許されないのに、本邦内出身者へのヘイトスピーチが許されるのはおかしい。日本人へのヘイトスピーチだああ」 twitter.com/ronettes29/sta…

odd_hatch @odd_hatch

そういう倒錯した論理になるのは、ヘイトスピーチに抗議するカウンターは外国人であるという偏見がレイシストにあるから。「日本を愛する我々に抗議する日本人はいない。だから抗議に来るのは非日本人だ」という決めつけがある。

３羽の雀 @three_sparrows

すでに2013年６月には日侵会などが「日本人差別をなくせデモ実行委員会」と名乗ってデモをやってたので、大規模カウンターの発生直後からそういう発想はありましたね。 twitter.com/three_sparrows… twitter.com/odd_hatch/stat…

３羽の雀 @three_sparrows

テキストだけのプラカード案。最後に「パチンコはあなたの脳を破壊します。」って書いてあるんだが、人のことを言ってる場合じゃないという気がしますた。　－日本人差別をなくせデモ実行委員会：在日外国人犯罪者追放デモin新大久保プラカード案 nihonjinsabetunakuse.blog.fc2.com/blog-entry-3.h…

2013-06-29 01:39:14

３羽の雀 @three_sparrows

で、桜井誠はリンダさんから訴えられたヘイトスピーチ裁判で「日本人に対するヘイトスピーチ」などと主張して反訴した（2015年）ものの、裁判所からはまったく相手にされないまま完全敗訴しました。 w.atwiki.jp/kusanonemaze/p… /

odd_hatch @odd_hatch

3羽の雀さん @three_sparrows からの指摘。2013年から「日本人差別」「日本人へのヘイトスピーチ」という発想はあった。DBをみなおしたら、2016年以前からデモのタイトルにする例が多数ありました（画像閲覧注意）。 twitter.com/three_sparrows… pic.twitter.com/j6WK2vCO6m

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跡地 @hitomifan

twitter.com/shin_shr190506… pic.twitter.com/xuaQLxH6oE

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