脳外科医竹田くん
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花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

『リピーター医師~なぜミスを繰り返すのか?』貞友義典, 光文社新書, 2006.6.20 #脳外科医竹田くん (p.17) 民法上、裁判所が被告に謝罪を命ずることができるのは名誉毀損の裁判だけなので、医療裁判の原告の医師に対する謝罪要求はもともと制度上難しい。 pic.twitter.com/d3dtd0K48v

2023-05-31 19:43:11
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花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

被告A医師側の弁護士にとって、A医師は大切な依頼者のお客さんです。依頼者ではなく「依頼者の客」なのです。被告側の弁護士にとり、真の依頼者は医師会の医師賠償責任保険(医賠責)か、民間の賠償責任保険の支払いをする保険会社なのです。

2023-05-31 19:48:53
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

依頼者(保険会社)の大切な客(医師)を、必要もないのに裁判所に引っ張り出すことは、依頼者である保険会社の信頼をそこなうことにもなりかねないのです。  医師に反省が感じられないような場合、「保険会社と和解する」というやり方では不十分です。

2023-05-31 19:52:02
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

(p.19) 民事裁判で過失を認められて敗訴や敗訴的和解をしても、新聞やテレビが実名報道をしない限り、誰も知ることができないのです。 #脳外科医竹田くん  平成16年10月から、厚生労働省は、明らかに誤った医療行為や管理により患者が死亡するなどの医療事故が起きた場合に、

2023-05-31 20:00:27
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

第三者機関 ( 財団法人日本医療機能評価機構 )への報告を義務付ける制度を開始しましたが、大学病院などごく一部の病院のみに限られており、不十分なものです。重大事故があっても病院名などは公表されませんから、医療を受ける側の私達が医療ミスを把握できないという状況は何ら改善されていません。

2023-05-31 20:04:19
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

A医師は、もともと「こんな病院で産みたい」という病院・医院のランキング本、名医紹介本に、" 素晴らしい医院・医師 " として紹介されていたのですが、3件の裁判後も「よい医院・医師」として多くの「お客」(妊婦)を集めていると聞きます。  事実を知りたくても誰も知る術がないのです。

2023-05-31 20:09:19
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

ミスを犯した医師は、じっと我慢して「裁判」という名の嵐が頭の上を通り過ぎるのを待てばいいのです。その嵐が通り過ぎれば、今まで通りの「名医」の看板を掲げて仕事ができるのです。反省も要らないのです。講習を受けて研鑽を積む必要もないのです。#脳外科医竹田くん twitter.com/satobtc/status…

2023-05-31 20:20:02
サトウヒロシ @satobtc

「脳外科医竹田くん」という漫画が盛り上がっていますが、モデルになった医師は、赤穂市民病院で半年の間に8件の医療事故を起こした医師なんだけど、現在は大阪の医誠会病院で救急医として働いているので、情報提供します。 大阪市民は情報を知る権利があり医師を選ぶ権利があります。 twitter.com/i/web/status/1… pic.twitter.com/osx4M6Uca1

2023-05-16 01:49:53
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

そして何も知らない患者・妊婦は名医本を見て続々と詰めかけるのです。 (p.20) 裁判は、過去に起きた出来事についての紛争を解決します。過去の事件や事故で被害を受けた人を個別的・具体的に救済するものです。  しかし、医療被害を受けて裁判を起こす人たちの多くは、勝訴するだけではなく、

2023-05-31 20:24:41
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

二度とこんな事故は起こさないでほしい、こんなお粗末な医療は自分の事件で終わりにしてほしいと願っています。  「訴訟によって医療が変われば、この子が産まれた意味があるのだと捉える被害者が多い」。医療従事者はこの言葉をじっくりと噛み締める必要がある。(日本医療企画刊『ばんぶう』2003.4.)

2023-05-31 20:29:29
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

(p.22) 被害者の個別救済(特に民事の金銭賠償)は絶対に必要です。とりわけ医療被害者に対する救済システムが不十分な日本では、それに全力を注ぐことがまず第一目標です。しかし、それを当然の前提として、それだけでは足りないと考えるようになったのです。

2023-05-31 20:35:05