1. 陽菜:う〜ん...。 平日の昼間の学校。 陽菜は頭を抱えていた。 美玖:何悩んでるの〜? 丹生:もしかして例の家庭教師のこと? するといつも一緒にいる2人が陽菜の元に駆け寄る。 陽菜:...うん。どうしたら好きになってもらえるかなって。
2021-12-29 02:10:572. 美玖:あ〜...確かに先生と生徒の関係だしね。 丹生:確かに。 その後、3人でどうアプローチをかけるか考えていると、 美玖:体を触ってみたら? 陽菜:!?/// 美玖が突然変な事をいいだす。 陽菜:ちょ、何を言ってるの!?///
2021-12-29 02:10:593. 丹生:...いや、これは名案だ! 丹生もどうやらこの意見に賛成しているようだ。 陽菜:丹生ちゃんまで何を言ってるの!?/// 丹生:だって、ボディータッチをして〇〇って人が嫌がるか嫌がらないかで今の陽菜への好感度が分かるじゃん?
2021-12-29 02:11:024. 陽菜:なるほど...。 思いのほか合理的な意見と言う事を知り、 陽菜も納得する。 美玖:問題は、陽菜に〇〇さんを適度な頻度と力加減でいかにさりげなく体を触るテクニックがあるかどうかだね。 陽菜:ん〜...
2021-12-29 02:11:045. 丹生:美玖の言い方がいやらしい...。 陽菜:そんな事をする勇気なんて無いよ...。 陽菜は美玖の言葉を聞いて自信なさげに俯く。 美玖:もぉ〜〇〇さんが取られるかもよ?大学生なんでしょ? 陽菜:え!?それは絶対に嫌だ! 丹生:なら頑張らないと!
2021-12-29 02:11:076. 陽菜:...うん、分かった。やってみる。 陽菜は2人に押され、その作戦を実行する事にした。 〜数日後〜 陽菜:どきどき...。 今日はついにこの前に話した事を実行する時だ。
2021-12-29 02:11:117. なので陽菜はもう緊張しかしていなかった。 なんども深呼吸を繰り返し自分を落ち着かせる。 陽菜:えっと...まずは... 陽菜は美玖からの助言を思い出す。
2021-12-29 02:11:138. 美玖:いい?まず触りすぎに注意ね!う〜ん...一旦3回〇〇さんの体に触ってみて。 次に触る場所!いきなり首元とかをさわったら相手もビックリしちゃうから、二の腕とかから触る事! pic.twitter.com/NwyTpzr1pt
2021-12-29 02:11:179. 美玖:最後に触り方! さりげなく触る事!それに強くしちゃダメだよ?優しく触った方が相手もドキッとしやすいから! pic.twitter.com/qd5ouUNanO
2021-12-29 02:11:2010. 陽菜:よし、全部覚えてる...! 陽菜は美玖が行った事を全部思い出しあとは〇〇を待つのみとなる。 〜数分後〜 ピンポーン 陽菜:ビクッ!!
2021-12-29 02:11:2111. 陽菜はインターホンの音に驚いたがもう一度深呼吸をして玄関に行く。 陽菜:ガチャ どうぞ入ってください。 陽菜はいつも通りを装い笑顔で〇〇を迎え入れる。 〇〇:うん。 〇〇はそんな陽菜に違和感を感じることも無く家の中に入っていく。 pic.twitter.com/Ye5eFWvxSa
2021-12-29 02:11:2512. 陽菜:(ふぅ...いつも通りいつも通り...。) 〇〇を家の中に入れた後、 陽菜は〇〇と勉強机に向かう途中に数回肩をわざとぶつける。 陽菜:(バレてないかな...?) 〇〇:よいしょ。えっと...今回はここからだったね。 陽菜:ホッ...
2021-12-29 02:11:2713. どうやらバレてないようだ。 〇〇:陽菜ちゃん? 陽菜:は、はい! 〇〇:今日はここからであってる? 陽菜:えっと...合ってます! という感じで授業が始まる。
2021-12-29 02:11:2914. 今出来たボディータッチの回数は1回。 美玖から課せられたノルマは3回。 陽菜:... 陽菜は授業が始まるとしっかり勉強に集中していた。 〇〇:じゃあ、陽菜ちゃん。 陽菜:はい?
2021-12-29 02:11:3215. 陽菜:(かっこいい...。) 陽菜は〇〇に呼ばれ顔を上げる。 そこには〇〇の横顔がありその顔にみとれる陽菜。 〇〇:この問題を解いてみて。 陽菜:分かりました! こんな感じで授業は進む。 〜約1時間後〜 〇〇:ふぅ、そもそも休憩しようか。
2021-12-29 02:11:3516. 陽菜:はい! 陽菜はシャーペンを手からはなし、背もたれにもたれかかる。 〇〇:陽菜ちゃんには好きな人とか居るの? 陽菜:え〜...内緒です!/// 〇〇:あ、居るのね。笑 陽菜:あ!い、居ませんから!///
2021-12-29 02:11:3717. 〇〇:はいはい。 陽菜:本当に居ませんから! 〇〇:分かったって。 陽菜:もぅ、信じてないじゃないですか。グイッ 陽菜は〇〇の二の腕を軽く押す。 本日二回目のボディータッチだ。 〇〇:そろそろはじめるよ。
2021-12-29 02:11:3918. そしてその後の授業も陽菜は集中して取りかかっていた。 〇〇:よし、この問題最後にしよっか。 陽菜:はい! 陽菜は今日最後の問題に取り組む。 陽菜:カキカキ...
2021-12-29 02:11:4219. 陽菜は最後の問題も難無く正解する。 〇〇:お、すごいじゃん!結構難しい問題だったんだよ。 陽菜:にひひ、やった!♪ 〇〇:じゃあ、今日はここまでだね。 陽菜:はい。 〇〇は立ち上がり荷物をもって部屋を出ようとドアノブを握る。 pic.twitter.com/8WYuzeixB5
2021-12-29 02:11:4620. 陽菜:スッ するとすかさずその上から陽菜がドアノブを...いや、〇〇の手を握る。 〇〇:!? 陽菜:/// 陽菜は顔を赤くしながらドアを開ける。 そして何事も無かったかのように1階に降りていく。
2021-12-29 02:11:4721. 〇〇:(な、なんだったんだ...?) 〇〇も驚きながらも陽菜の後ろをついて行く。 少し強引ではあったが本日のノルマであった3回を達成する。 〇〇:じゃあ、またね。 陽菜:はい!ありがとうございました! 〇〇は陽菜の家を出ていく。
2021-12-29 02:11:4922. 陽菜:はぁ〜緊張した〜。 陽菜は1回のソファにダイブする。 陽菜:でも...〇〇さんの体に触っちゃった...。にひひ。 陽菜はこの後も今日の事を思い返しながら過ごすのだった。 つづく...
2021-12-29 02:11:51