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✐☡ゆうき @daydream307

#mhykプラス お風呂入ってたら突然カインが入ってきて「なんでなんでなんで?!」って混乱するけど、見えてないんだ…と理解し、大事にしたくない想いもあって気付いていないうちにサッサと出よう、と身体を洗ってるカインの後ろを通り過ぎようと足を伸ばすと泡に足を取られひっくり返ってしまうし、

2021-06-10 11:31:30
✐☡ゆうき @daydream307

気付かない内にカインの身体に触れてしまっていて、互いの視線がバッチリ合う。お互いびっくりして沈黙するも直ぐに状況を理解して真っ赤になる。 「きゃーーー!!えっちーーーー!!!!」「ご、誤解だ!賢者様!!」(バッチーーーーン🤚🏻💥‼︎)っていうラッキースケベ1回は起こってて欲しいな😌

2021-06-10 11:31:31
✐☡ゆうき @daydream307

#夜のmhykプラス ため息が出るほど美しい外見のヒースクリフは、その身体もやはりため息が出るほど美しくて、“その時”になった途端急に自分の身体を晒すのが恥ずかしくなって「やっぱりヒースにはもっと綺麗な子の方が…」ってやんわりと拒否をすると真っ直ぐな瞳で「賢者様は美しいです……」と

2021-06-10 21:09:31
✐☡ゆうき @daydream307

一生懸命伝えてくれるけどどうしてもそうは思えなくて。ヒースもこういうことに慣れていないからどうすれば伝わるのか分からず暫し沈黙が流れる。すると、ヒースは急に私の手を握り自身の胸板にぴったりとつけると「聞こえますか?俺はこんなに賢者様にドキドキしてます」って真っ赤な顔で伝えて欲しい

2021-06-10 21:09:32
✐☡ゆうき @daydream307

#mhykプラス 「恋人らしいことがしたい」そういうとヒースは柔らかな笑顔で「では庭でも散歩しに行きませんか?」と手を差し伸べてくれる。 家柄の違いなのか、時代の違いなのか、世界が違うのか。全く分からないが“日本”という国から来た私の“恋人”の認識とヒースの“恋人”の認識にはズレがあるようだ

2021-06-11 19:21:33
✐☡ゆうき @daydream307

想いを伝えあって“恋人”という関係になったというのに何も進歩がない。言ってしまえば“賢者”と“魔法使い”の関係のままなのだ。 最初は恥ずかしさからはぐらかされているのだと思っていたが、彼は本心から言っている。彼にとっての“恋人らしい”は手を繋いだり、庭や街を肩を並べて歩くことなのだ。

2021-06-11 19:21:34
✐☡ゆうき @daydream307

それが悪いことだとはいわない。ヒースの隣に居られるだけで幸せな気持ちになる。でも私はもっと“先”に進みたいのだ。 「ねぇ、ヒース」静かに呟くとヒースは不思議そうに「はい」と返事をして振り向く。振り向いたひ〜すの形の良い唇にそっと自分の唇を重ねる。「これが私の“恋人らしいこと”だよ」

2021-06-11 19:21:34
✐☡ゆうき @daydream307

恥ずかしくて目線を逸らしながら伝えると力強く抱き寄せられた。「ちょ、ヒース!?」慌てて顔を上げると熱を帯びたヒースの視線に捕まった。 「もう一度……もう一度、いいですか?」 返事を待つより先にヒースはキスの雨を降らした。その雨は情熱的で、でもどこか優しくて…雨水が土に浸透するように

2021-06-11 19:21:35
✐☡ゆうき @daydream307

ヒースの愛が私に浸透していくようで、嬉しくて。私はヒースの愛に応えるように腕を首に回してまだ止む様子のないキスの雨を必死に受け止めた。

2021-06-11 19:21:36
✐☡ゆうき @daydream307

#mhykプラス 街まで買い物に行った賢者。異世界のものはどれも物珍しくつい買いすぎてしまった。 「ちょっと買いすぎちゃったな…」重い紙袋をよいしょ、と抱え直そうとすると後ろから「賢者様?」と聞き慣れた声がする。「ヒースクリフ?!」「ずいぶんとたくさん買い込まれましたね」

2021-06-13 17:31:05
✐☡ゆうき @daydream307

くすくすと笑うヒースクリフに見惚れていると「お持ち致します」と当然のように手が差し出される。所作でさえも美しい。「いいよいいよ!結構重いから……」見目麗しいヒースクリフに重いものなんて持たせられない。私結構力持ちなんだよ!と力こぶを見せるとヒースクリフはムッとした顔をした。

2021-06-13 17:31:05
✐☡ゆうき @daydream307

「俺だってこれくらい持てますよ」重い紙袋がふわりと浮き、私の腕からすり抜けた。「あ、そっか。ヒースは魔法使いだもんね」お言葉に甘えようと素直に荷物を預けると重い紙袋はヒースの腕にずっしりと収まった。「え?!魔法使わないの?!」びっくりして駆け寄るとヒースはキョトンとした顔をした。

2021-06-13 17:31:06
✐☡ゆうき @daydream307

「重く、ないの?」恐る恐る聞くと「はい、これくらいどうってことないですよ」と微笑む。「ヒースって意外と力持ちなんだね」と微笑み返すと「はい。俺も“男”なので」と真剣な眼差しのヒースクリフに「俺のこと、意識してくれましたか?」って言われたい。

2021-06-13 17:31:07
✐☡ゆうき @daydream307

#夜のmhykプラス / カイン 気持ちを伝えあってそういう雰囲気になった時に、恋愛経験が少なかった賢者は“ハジメテ”が怖くなり、カインの手が頬に触れた瞬間にビクッと身体を震わせてしまう。涙目になりながら「ぁ、ち、違うの……これは」と必死に伝えようとすると「すまない」とだけ言ってカインは

2021-06-14 18:08:44
✐☡ゆうき @daydream307

自室に戻ってしまった。それからカインは以前と変わらない様子で接してくれるものの、賢者に触れてくれなくなってしまう。 そんな気まずい日々を暫く過ごしているとついにカインは賢者のことが見えなくなってしまう。賢者がいることはなんとなく分かるものの、姿形は認識できていない。

2021-06-14 18:08:45
✐☡ゆうき @daydream307

何度も賢者の方からカインに触れようと思ったが、カインは腕を組み、触れることを拒否しているようで何となく触れることが出来なかった。 ある日、食堂でシャイロックとカインが晩酌をしているのを見かけ声をかけようとすると、賢者に気づいたシャイロックが“静かに”と人差し指を口元に当てて

2021-06-14 18:08:45
✐☡ゆうき @daydream307

合図をしたので賢者はコクリ、と首を縦に振る。 「それで?いつまでこんな状態を続けるつもりです?」 「いや、俺もこのままではいけないとは思っているのだが……」 「一度拒否されたくらいでなんなんですか!騎士団長ともあろう方が」 「“元”だ。それに俺はあいつの前ではただの男だ」

2021-06-14 18:08:46
✐☡ゆうき @daydream307

ようやっとふたりが話している内容が自分のことだと気づく。 「この剣は…俺の手はあいつを守るために使うと決めていたのに傷付けてしまった」 「あなた……馬鹿なんですか?」 そういうとシャイロックは立ち上がり、私の横までくる。 「あの方はたったひとりで知らない世界に来て、私たちと共に戦った

2021-06-14 18:08:46
✐☡ゆうき @daydream307

人ですよ?」 カインは何が言いたいんだ、と不思議そうにシャイロックを見つめる。 「あなたに守られるだけのお姫様じゃないんです」 そういうとシャイロックは賢者の背中をトン、と押し「あとはうまくおやりなさい」と食堂を去っていった。 私は食堂にひとり残されたカインの元に走り、

2021-06-14 18:08:46
✐☡ゆうき @daydream307

ぎゅっと手を握る。 「うわっ!……××!?」 いきなり目の前に現れた賢者の姿にカインはびっくりして椅子から転げ落ちる。 「カイン?!……大丈夫?!」 そっと手を差し出すとカインは少しだけ迷った様子で手を重ねた。 カインが立ち上がっても手を握ったままにしていると、カインは申し訳なさそうに

2021-06-14 18:08:47
✐☡ゆうき @daydream307

「あ〜、もうひとりで大丈夫だから。その……そろそろ」 と繋がったままの手から目線を逸らしポリポリと頬をかいた。賢者はそのままカインの手を自分の頬に当てると「この間は、ごめんなさい」と呟いた。カインはすぐに何のことを指しているかすぐに察して「いや、俺も怯えさせてしまって…」

2021-06-14 18:08:47
✐☡ゆうき @daydream307

「あんたを守ると言ったのに、騎士失格だな」「違う!!!」 掻き消すような大きな声にカインはびっくりしていた。 「カインはいつでも私のこと守ってくれていたよ」 瞳に涙をいっぱい溜めてカインを見つめるとカインはそっと指先で涙を拭ってくれた。 「カインに避けられて凄く悲しかった……」

2021-06-14 18:08:48
✐☡ゆうき @daydream307

そう伝えるとカインは申し訳なさそうな顔をした。 「私ね、元居た世界でほとんど男の人とそういうことしたことなくて……」 真っ赤になって俯く賢者。耳まで赤くなっている。 「だからカインにがっかりされたらどうしようって思っ…」 最後まで言い終わる前にカインの唇が言葉を塞いだ。

2021-06-14 18:08:48
✐☡ゆうき @daydream307

「俺が××にがっかりすることなんてない。騎士の誇りにかけてもいい」 曇りのない瞳で見つめられて顔に熱が集まる。 「そうか…。××の初めてが全部俺のものだと思うと気分がいいな」 カインは嬉しそうな笑顔を浮かべると賢者の身体を抱き上げた。 「え?!」 カインは食堂を出ると自身の寝台に

2021-06-14 18:08:49
✐☡ゆうき @daydream307

賢者を下ろす。 「そんなに暴れないでくれ。まぁ、俺は乗馬も得意だからどんな暴れ馬でも乗りこなしてみせよう」 バサ、と装飾が付いた上着が床に落ちるとカインの鍛え上げられた肉体が視界いっぱいに広がった。 「俺の全てであんたを満たそう……」

2021-06-14 18:08:50
✐☡ゆうき @daydream307

#夜のmhykプラス / ホワイト ごむして…とお願いすると「我は魂だけの存在じゃからの…子は成せん。必要ないじゃろ?」とか言ってくるので悲しい顔をすると「そんな顔をするでない」と優しく頭を撫で大人の姿になると「魂だけだとしてもそなたを愛することくらいは出来るでの」と優しくキスを落とした

2021-06-15 16:21:00
✐☡ゆうき @daydream307

#夜のmhykプラス / ヒースクリフ セッ…の最中、押し寄せる快感に怖くなってシーツを握ると指を絡ませてくるヒースクリフはいる…… 「賢者様、こっちがいいです」とか言ってくるし、気持ちよくてぎゅって握り返すとめちゃめちゃ幸せそうな顔で微笑むんだろうな……(まるで見てきたかのように言う)

2021-06-15 16:31:02
✐☡ゆうき @daydream307

#mhykプラス / ヒースクリフ 「綺麗……」この世界の月は大きい。手を伸ばせば触れられそうなほどに。身を乗り出して手を伸ばすとパシッと横から腕を掴まれる。「賢者様!」額にうっすら汗が滲んだヒースクリフと目が合う。「ど、どうしたの?」「それはこっちの台詞ですよ!賢者様が厄災に連れて

2021-06-15 18:27:00
✐☡ゆうき @daydream307

いかれてしまうかと思いました…」肩で息をしているヒースの背中を撫でながら「ごめんね、あまりに月が綺麗だったから」「……俺よりも、ですか?」 この世界に召喚された時、戸惑う私の手を引いてくれたヒースクリフの美しさに私は見惚れ、何度もヒースに対して“綺麗”と声を漏らしていた。

2021-06-15 18:27:01
✐☡ゆうき @daydream307

ヒースは自身の外見に関しての言葉にはいつも微妙な顔をしていたはずなのに。 「なぁに。妬いちゃった?」悪戯っ子のように笑ってみせるとヒースはもう片方の手も絡めて顔を近づけた。 「はい。……おかしいですか?」 月明かりに照らされたヒースの顔はやはり美しくて私は目が離せなかった。

2021-06-15 18:27:01
✐☡ゆうき @daydream307

#mhykプラス / ヒースクリフ 魔法舎を暫くあけなくちゃいけなくて「この世界にも電話があれば寂しくないのに」って呟いたら「賢者様は声だけで満足なんですか?」と問われる。びっくりしてヒースを見つめると「俺は魔法使いなので」空を飛んで賢者様をすぐに抱きしめられますよ、と優しく微笑まれる

2021-06-17 17:22:04
✐☡ゆうき @daydream307

#夜のmhykプラス / ヒースクリフ 「ねぇ、私のこと抱いてみない?」「ヒースは私で勃つ?」「気持ちヨくしてあげよっか♡」 いつも挑発的な発言をしては「か、揶揄わないでください!」と真っ赤な顔をして怒るヒースが可愛くてしょうがない賢者だが実は処女。 ある日、モブに「そんなに欲求不満なら

2021-06-17 23:36:31
✐☡ゆうき @daydream307

俺とヤろうぜ」って言われているところをヒースに助けてもらう。カタカタと震えてる賢者の手を握ると「いやっ!」と叩かれる。「賢者様…?」と顔を覗くと「ごめ、ごめんなさい…」と何度も呟くばかり。「怖かったですよね」優しい声色で宥めると「本当は、嘘なの…」とぽつぽつと話し始めた。

2021-06-17 23:36:31
✐☡ゆうき @daydream307

「ヒースに意識して欲しくて…脈があるかどうか確かめるために……狡くてごめんなさい」わんわん泣いて「嫌いにならないで……」瞳に涙をいっぱい溜めた賢者と目が合うとヒースは力強く賢者の手を引き、ズンズンと自室に向かって歩き出す。「ヒ、ヒース?!どこ行くの?」突然のことにびっくりして

2021-06-17 23:36:32
✐☡ゆうき @daydream307

前を向いたままのヒースに尋ねると、綺麗に整えられた寝台に賢者を押し倒される。「ごめんなさい、勃ちました」それだけ言うとヒースは優しく賢者を抱いた。

2021-06-17 23:36:32
✐☡ゆうき @daydream307

#mhykプラス / カイン 襟に口紅が付いていることを指摘され慌てているカインを横目で見て、手に持っていたグラスワインを飲み干す。まるで彼は自分のものだと主張するような赤いルージュに心がざわつく。 彼はそういう不誠実なことはしないし、彼が言っていることは真実だろう。気にしてなんかいない

2021-06-19 10:06:12
✐☡ゆうき @daydream307

お手洗いで軽く化粧を直し、ふと鏡を見ると自分の唇には赤いルージュがひかれていた。 「バッカみたい……」 気にしていないと言いながら、心のどこかで彼は自分のものだと嫉妬心を燃やしていたのだ。 「いっそ襟元に飛び込んで上書きしてやろうか…」 そんなことを言いながらお手洗いから出てくると

2021-06-19 10:06:13
✐☡ゆうき @daydream307

「襟なんかでいいのか?」 と壁に寄りかかってこちらを見ているカインと目が合う。 どうしてここに?と尋ねるよりも早く唇が合わさる。 ゆっくりと唇が離れるとカインは紅が移った唇を色っぽく親指で拭って「……べたべたするな」って無神経なひとことを言われたい😌

2021-06-19 10:06:14
✐☡ゆうき @daydream307

#mhykプラス / ヒースクリフ 「他の女の子に愛想良くしないで」ぽつり、と呟くとヒースは一瞬固まり、困った顔をした。 ヒースは立っているだけで絵になる。私だってこの世界に来たばかりの時はその美しさに言葉を失った。だから女の子たちが騒いじゃう気持ちも分かる。私だって“賢者”という立場じゃ

2021-06-19 17:32:17
✐☡ゆうき @daydream307

なかったら“あっち側”だったかもしれない。 それにヒースだって別に女の子たちに愛想を振りまいているわけではない。ノリノリで投げキスを飛ばしているシノと違ってただオロオロしているだけなのだ。それでも我慢できなくて口から出てしまった言葉。そんな身勝手な自分に嫌気がして「ごめん、忘れて」

2021-06-19 17:32:17
✐☡ゆうき @daydream307

と逃げるようにヒースの元を離れた。 それを遠目で見ていたカインが「どうした?喧嘩でもしたのか?」って心配そうに聞いてくるもんだから「なんでもない」と強がると他の魔法使いも寄ってきて「腹が減ったのか?」「どこか体調でも悪いんですか?」など気遣ってくれる。その優しさが嬉しくて

2021-06-19 17:32:18
✐☡ゆうき @daydream307

自然と笑顔が溢れる。 魔法使いたちと談笑をしていると突然輪の外からいきなり手を引かれ「賢者様が仰っていた意味が今、分かりました」って少し苛立っているような顔をしたヒースに人気のないところに連れて行かれて「俺だけにして下さい…」って抱きしめられたい。

2021-06-19 17:32:19
✐☡ゆうき @daydream307

#mhykプラス / シャイロック 「今日はイけます!ヤれます!!」前のめりで昼間から大胆な発言する賢者を大きな溜息で一蹴する。「はぁ…もう少し恥じらいというものを持って、賢者様」「だって…いつまで経っても手を出してくれないじゃないですか」悲しそうに伏せられた瞳。

2021-06-20 20:25:37
✐☡ゆうき @daydream307

こちらがどんな想いで…と若干腹立たしさを感じつつも期待に応えるようゆっくりと寝台に押し倒し唇をひと撫でしてやると一気に熱が集まった。「しゃ、しゃしゃしゃしゃいろっく?!」「おや、どうされたのです?準備されてきたのでしょう?」するり、とタイを解き胸元を肌蹴させると

2021-06-20 20:25:38
✐☡ゆうき @daydream307

賢者は声にならない叫び声を上げ気絶してしまった。「ちょっと、いじわるが過ぎましたね」真っ赤な顔のまま唸っている賢者を見てくすくす笑い、優しく頭を撫でた。

2021-06-20 20:25:38
✐☡ゆうき @daydream307

#mhykプラス / ヒースクリフ 「ヒース!何してるの?」「け、賢者様?!」机に向かって微動だにしないヒースの手元を覗くと手のひらの中にはキラリ、と光る輪があった。 「指輪…?」そう呟くとヒースは慌てて手元を隠す。見ちゃまずかったかな…手作りの指輪だなんて相当凝ってる。ヒースは貴族だし

2021-06-21 21:34:59
✐☡ゆうき @daydream307

将来を誓い合った婚約者が居てもおかしくない。お相手の御令嬢に披露する前に私なんかが見てしまっては…「勝手に見ちゃってごめんね。このことは誰にも言わないから…」「いえ、俺も扉を開けっぱなしにしていたのが悪いので…」2人の間に気まずい空気が流れる。耐えきれずに「じゃあ、」と

2021-06-21 21:35:00
✐☡ゆうき @daydream307

部屋を去ろうとすると「あのっ…賢者様!!」と呼び止められる。「あの…、これ、出来上がったら、貰っていただけますか?」想定外の言葉に「へ…?」と間抜けな声がでる。ヒースは椅子から立ち上がると跪き「…ココ、予約してもいいですか?」

2021-06-21 21:35:00
✐☡ゆうき @daydream307

左手薬指を優しく触れられた瞬間、全ての意味を理解してぶわっと顔に熱が集まる。 「………はい」やっとの思いで出てきた2文字を聞くと、ヒースは嬉しそうに笑った。

2021-06-21 21:35:01
✐☡ゆうき @daydream307

#mhykプラス / ヒースクリフ 不安で眠れない賢者が魔法舎を彷徨っていると聴き慣れた声に引き止められる。「賢者様?こんなところでどうされたんですか?」心配そうに駆け寄ってくるヒースに「寝付けなくて…」と説明するとヒースはそうでしたか、と胸を撫で下ろし、賢者の額に優しくキスを落とす。

2021-06-22 22:26:15