ぎょーそー様についてはりさい目線泰麒目線で語られること多いしかなり偶像めいた印象がついててたまーに内心とか自己評価の人間めいたとこ見るとハッとするんだけど、あせん氏におかれては別ベクトルでここもやはり偶像で…うーーーーん偶像への敗北…
2019-11-10 01:38:43偶像といえば阿選へのある種の偶像視が本人が姿を見せない間はギリ稼働できたけど表に出てくることで現実見ざるを得なくなるのもああそうよね…という感じだった、阿選→驍宗の偶像視も距離を保ったことで生まれた、というかその状態を望んだところありそうなんだよな
2019-11-10 10:33:09よくやった、もう良い、て泰麒に声かけられるの驍宗様だけだよなーーー王ーーーー!!!!てぷるぷるするけど、使令が麒麟の外部殺意装置であることを見切ってしまった以上、王に国を治めてくれるよう望むことも同じラインにのってしまう自覚はするだろうなあ…てこと考えると剣を受け取るシーン…
2019-11-10 10:36:33泰麒の罪であるだけでなく、平穏を願った国民すべてが背負うこと、あたりも繋がるかもしれない。国のための殺害は王単体に負わせるものでなく麒麟も民も等しく負うのやも
2019-11-10 10:38:51王と麒麟の奇跡の担保についての話が出てきたけど、麒麟という生き物が慈悲の塊で人を殺すことはもちろん冷酷になることも謀ることもできない周囲の認識が同時に描かれてて、おそらくその認識は麒麟という生き物の神話でもあって、それが崩れて「人間と同じ選択をする」こともある泰麒という存在…
2019-11-11 20:35:23読者としては超楽しいんだけど、王の正当性を担保する神話を剥ぐことってあの世界的にはめちゃんこ恐ろしいよな。神話があるから王権が成り立っているのであって
2019-11-11 20:37:05黄珠の存在感が大変高い話だったけど、民の認識がそちらに近くなると安定性がだいぶやばそう、だけどそのへんを同時に描いてるってことは先の展開でなんかあるのかなあこわたのしみ
2019-11-11 20:38:09異邦人コンビの王朝っちゃー今まで延だったけど、泰は泰で麒麟はアレだし王朝全体的に黄朱との距離が近いしりさいの天に対する認識が完全に覚めてるのでわくわく度が高いな…
2019-11-11 20:40:45どっかでこの阿選の構図見たことあるなーと思ったけど、アンダーザローズのアンナか…??姿を現さないうちは実子たちも夢を見ていられたあたりの
2019-11-11 20:42:26泰麒に対する偶像の剥がれは…どうなんだろ、驍宗様とかはじめからかなりシビアに見積もってたしなそのへん、人を殺したことが広まらなければひとまずの影響はなさそうだけどせっかくだからどこかに影響もして欲しい(??)
2019-11-11 20:43:42あの世界の天への信仰基本的に王という人間ではなく麒麟という人外を経由したもので、王は人だから失敗することはあるけど麒麟が選んだからには資質はあったということになっており…というのをぐるぐる考えている
2019-11-13 12:32:53いうて連続でやべえ王様が選ばれると「王の選定に失敗した」てことで麒麟も殺されたりはしてたけど…。でも基本的扱いとしては麒麟(天)は無謬で罪や失敗は王のものなんだよな。そして麒麟は絶対的に民の味方であり、王朝が混乱しまくっててもとりあえず麒麟についときゃ正義
2019-11-13 12:35:52人間ではなく天によって統治者が選ばれている、ある種の証明として、人間「ではない」麒麟という生き物があって、その人外性の証明として慈悲の心があり血を厭い汚れで病む性質があり…。転変は信仰の一部ではあるけど、半獣の存在がある以上一度信仰が剥がれたら人外性を示す証明にはならなそう
2019-11-13 12:40:07要するに泰麒の行いやばのやばだな…今回彼が行ったのはおそらく蓬莱での経験由来であり、地震の可能性に気づいたのはあちらでただびととして扱われてたこともあろうけど、背景はどうあれ、麒麟が人を殺し周囲を謀り偽りの誓約すら行う「ことができる」可能性を示したわけで
2019-11-13 12:42:03誓約もヤバのヤバだよな…麒麟本人にはその抵抗の大きさがわかるとはいえ、外から見たらさあ。「可能性がない」こととやりゃあできるのとは大違いだぜよ
2019-11-13 12:43:03今回ろーさん殿が盛大に阿選の背中を押してたけど、彼女が示す「麒麟の選定意外とガバくて阿選が先に行くか同時に見えるかしてたらわかんなかったかもよ」という、麒麟の無謬さへの(黄朱以外はおそらく思いつくこともできない)疑義がかなり大きかった
2019-11-13 12:46:09麒麟の殺意は麒麟本人の教育課程においても民の信仰においても「ないことになっている」が、実は存在自体はしており、使令を通した特殊な発動をするため本人からも周囲からも隠されている、という話がでてきたけど(好き!!!!!)
2019-11-13 12:51:30行政についても、慈悲ゆえに「能力がない」ことになっており基本主体的には関わらない(助言止まり)のも似た筋に見える、今回泰麒はかなり主体的に動いて人事も動かしており、戦略的な動きもしているのだけれど、
2019-11-13 12:53:01恵棟を文州に配置しようとした件、あれは阿選の読みを甘く見積もった結果上を行かれて魂を抜かれた、というかほぼ恵棟を殺される結果になっており、彼の失敗ともいえる。通常の麒麟であればなにか失敗しても慈悲の獣であるゆえだけど、あの件については単に読みが甘い
2019-11-13 12:55:24なんというか、天はなにもしないから無謬だけど、存在するなら失敗もする、みたいな話と近いものを感じるこの辺り。麒麟の無謬性の保証っつーか
2019-11-13 13:03:38実際天の存在するを見たりさいの信仰は覚め覚めの覚めであるので、泰麒の行動が麒麟の無謬(及び王の正当性)にデカ傷つけてるのこの先ピックアップされたらとても楽し…胃が痛いな
2019-11-13 13:05:30驍宗に「もうよい」と言われ、剣を渡して獣になった時点で、泰麒は「殺意や主体的行動による失敗」のない、あるいは「外注して存在を隠している」麒麟という存在にまた戻ってるとは思う
2019-11-13 13:09:51