「外見を超越していないけど均一化されたため美醜の価値観自体を超越した」

岩鳥イワナ🐟 @Iwanna_iwatorI

これはボクの感想なので聞き流してよいのだけど、VRおじさんの初恋を「外見を超越した恋」というのはやはり何か違うなって思っちゃうのよね ホナミはふつうに一目惚れ（なにかわからない寂しげな雰囲気をまとっていたというのはあるけど)だし、お互いの素性が"美少女"で均された結果というか

岩鳥イワナ🐟 @Iwanna_iwatorI

これはボクの感想なので聞き流してよいのだけど、VRおじさんの初恋を「外見を超越した恋」というのはやはり何か違うなって思っちゃうのよね ホナミはふつうに一目惚れ（なにかわからない寂しげな雰囲気をまとっていたというのはあるけど)だし、お互いの素性が"美少女"で均された結果というか

岩鳥イワナ🐟 @Iwanna_iwatorI

もう「外見が良いことは大前提」みたいになってるのよVRでは。 (勿論色んなアバターがあるのでそれぞれの個性が悪いわけではないけど日本コミュニティのマジョリティは少なくとも美少女のかたちをしている) それをもって「外見を超越した」かどうかはちょっと、首肯しづらくて。

岩鳥イワナ🐟 @Iwanna_iwatorI

それでも、彼らの救いはその、平均化された美少女のかたちのなかにあったってことなんだよな

暴力とも子 @violencetomoko

VRおじさんの世界において「なぜ女性の体が必要だったのか」というよりは「美少女アバターが当たり前の世界すぎて、美醜の価値観がほぼ存在しない」という世界観であることが、アバター世界において非常にキーになる考え方だと思います。登場人物誰も顔の話してないことには意味があるんですよ。

暴力とも子 @violencetomoko

イワナさん流石の着眼点すぎる（作者本人もそこまでは言語化してなかったw）

暴力とも子 @violencetomoko

例えば「学校の制服は生徒個人の自由を奪う」という呼びかけについて「学校の制服は、家庭の懐事情やイデオロギーから子供を自由にする役割もある」という合理的な理由もきちんとあって。持たざる者、異端な者のコンプレックスは「自由」をもって解放することはできない（こともある）ので。

暴力とも子 @violencetomoko

相反するあらゆる倫理を固定化した上でスパイダーウェブでぶら下げた漫画、VRおじさんの初恋。イェーイピーターパーカー見てる〜？お前も大変だよな…アイアンマンへの思慕が故に慣れないイデオロギーを扱いあぐねてマスク外したりとかさ…

暴力とも子 @violencetomoko

ぜんぜん関係ない話をしました

暴力とも子 @violencetomoko

でもね、もちろん、3Dアバターの細部に宿る、頬の骨を感じさせるフェチズムや、睫毛の長さ数ミリ単位の調整から生まれる彫像のような美しさに何かを感じることは、それはそれであるんですよ。VRおじさんの初恋の中ではその感覚に対する解像度をあえて下げた、という言い方もできます。

暴力とも子 @violencetomoko

なぜならば、「ホナミとナオキとアオイが三人ともそういうのあんまり重視するタイプの人じゃなかったから、描いてもノイズになる」が一つ、もう一つは「この漫画はフィクションであって暴力とも子のエッセイではない」からです。