自創作まとめ。 未開の島へ探索にきたオベル・トラマナとイヌモノ族との交流記録。
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シマウマヒト @simaumahito

塗ってみた。簡単にキャラ紹介。 【ガヴェイン・シリス…神獣の森にあるイヌモノ族の集落「ニネ村」の族長の息子。精悍な赤毛狼で真っ直ぐな若者。生粋のハンターで狩りが上手。】 #創作キャラ pic.twitter.com/XAxCulgSLc

2018-03-06 16:43:56
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シマウマヒト @simaumahito

簡単な創作キャラ紹介 【オベル・トラマナ】 王家の縁者である名門トラマナ家の次男。大学で人類学・民俗学を学び研究者としてイヌモノ族の調査をする内にガヴェイン達と親しくなる。 #創作キャラ pic.twitter.com/Kh4bQausbo

2018-04-17 12:59:29
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ココノコトリの宿屋に二人の来客がやってきた。20代半ばの人間の青年ともう一人はイヌモノ族の若者だ。 「おやおや、いらっしゃい。部屋は空いているよ」 pic.twitter.com/ulmcZNJT5k

2018-05-01 02:10:25
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竜の店主が微笑みかけると、紺色のマントを脱いだ人間の青年の方がカウンターへと近づいてくる。珍しい白髪が店主の目を惹いた。着ているものは旅装束であろうが、みすぼらしい感じはなく、堂々とした佇まいはどこかの名家の出自であることを想起させる。

2018-05-01 02:14:32
シマウマヒト @simaumahito

腰に刺突剣をさした小綺麗な格好のお坊っちゃん、それが店主の第一印象だった。 もう一人の方は精悍な顔つきをした犬のような外見のイヌモノ族である。薄手の涼しげな民族衣装を纏い、フサフサとした暖色の美しい毛並みを惜しげなく見せつけている。真っ直ぐな瞳の純粋な若者、店主にはそう見えた。

2018-05-01 02:14:33
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しかし若者とはあくまで店主がそう思っただけであり、外見で年齢を判断できないのがイヌモノ族なのだ。 「道に迷ってしまったんだ。宿があって助かった。二人で一部屋借りたい」 小綺麗な青年が言った。

2018-05-01 02:14:33
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「ええ、ええ。歓迎いたしますとも。お二人方こちらにサインを……」 店主が紙を渡すと青年が卓上のペンを握る。 ーーオベル・トラマナ ーーガヴェイン・シリス 「ありがとうございます。ではお部屋へご案内いたしましょう。さあさ、こちらへどうぞ」

2018-05-01 02:14:34
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【星の竜】 #創作 ガヴェイン「オベルよ、星の竜を知っているかね?」 オベル「ああ、父上の所蔵する本で読んだことがある。虹色の翅を持った夜を渡る竜のことだろう?」 pic.twitter.com/WHX04ALnxH

2018-05-01 02:46:48
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ガヴェイン「うむ、その通りだ。我々の間ではその身に星を内包する竜で知られている。 夜に現れ、常に星屑の空を駆けていて朝になると消えてしまう。 朽ちる瞬間夜空に星屑を散らせ、それがまた新たに誕生する竜の苗床となる」

2018-05-01 02:52:53
シマウマヒト @simaumahito

オベル「興味深い話だ。僕は空を飛んだことがないから本物は一度も見たことはないけれど、きっととても美しい竜なんだろう」 ガヴェイン「そうだな、空を飛ぶ竜隊の間では幸運の象徴のように囁かれているという。 それがな……先日のことだ」 オベル「?」

2018-05-01 02:52:54
シマウマヒト @simaumahito

ガヴェイン「狩りの帰り道だった。枯れ草ノ原を歩いている時に流星を見たんだ。それは近くの森に落ちたようで、珍しいこともあるものだとオレは興味の赴くままに星が落ちた方向に行ってみたのだよ」 オベル「ふむ」

2018-05-01 02:52:54
シマウマヒト @simaumahito

ガヴェイン「何とそこには竜がいたのだ。まるで夜の帳のような深い宵闇色の鱗と、7色に光るベールのような羽根を持っていた。初めて見る個体だった。 そいつは動けないようで、草地に横たわって、ただ不思議そうにオレの方を見ているだけだった」

2018-05-01 02:52:55
シマウマヒト @simaumahito

そいつは朝日が昇ると共に泡のように消えてしまったよ。 ーーそして竜がいた場所にはキラキラとした砂のような何かが残っていたーー

2018-05-01 02:52:55
シマウマヒト @simaumahito

「あのーオベルさんを探してるんですけど」 「オベルさんどこに行っちゃったんだろ。パスツール博士の家に行ってくるって言ってたけどなー。まさかスライムにされちゃったんじゃ……。パスツール博士ってスライム愛好家の変人だからなあ」 #創作キャラ pic.twitter.com/P2OiByCr3T

2018-05-22 12:37:28
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シマウマヒト @simaumahito

【ロッソ・ベル】 ひとの町に住むイヌモノ族。オベルが大学寮を出て住み始めた中央区外(外層区)にある、メジロ荘の下の階の住民。 純粋な言動や外見からよく少年と間違われるが、これでも自立した成人である。面倒見がいい。

2018-05-22 12:38:28
シマウマヒト @simaumahito

ガヴェインとは違って外見は人寄り。というのもイヌモノ族はイヌモノ族でもガヴェインの暮らすニネ村の一族とはルーツが異なるからなんだけど……その話はまたいずれ。各キャラについては後々掘り下げていきたいな。

2018-05-22 12:39:22
シマウマヒト @simaumahito

クォヒル:森の番人「おやおや、誰かと思えばイヌの子か。何の用じゃ?ちびっ子がこのような場所に来るものではないぞ」 ロッソ「クォヒルさん、こんにちは。あのー……モギタケの採取に来たんですけど、いつの間にか森の奥まで来ちゃったみたいで」 pic.twitter.com/CK7fPbLvJP

2018-05-23 08:18:31
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クォヒル「ほう、迷ったのかね?森は広いからのう。それならワシが森の外まで送って行ってやろうかね。ちょっと待っておれ。今そっちに行くからの……ヨッコラセ」 クォヒル「むむ!……すまんが、手を貸してくれんか。背骨が痛くて立てんわい」

2018-05-23 08:19:13
シマウマヒト @simaumahito

オベルとロッソ #創作キャラ AzPainter2で着色。メディバンに乗り換える前はずっとアズペ使いでした。アズペは色が薄いのが気になるけど、軽くてお絵かきBBSに近い使い心地が良。 覆い焼き、焼き込みの仕様はメディバンよりアズペの方が好き😊 pic.twitter.com/7giUvqReDX

2018-08-25 16:18:48
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シマウマヒト @simaumahito

◇フラノス・トラマナ… オベルの兄。幼少期から兄弟同じ境遇で育ってきたため、弟の孤独も知っており、その行動には多少の理解を示す。 社交的な性格でもって、女性関係について色々と拗らせるのが得意な模様。 しかしトラマナ家長子として弟ほど自由な生き方は選べないのを自覚している。 pic.twitter.com/gdg2Ttl9wH

2019-03-10 10:34:35
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◇アンジェ…何百年も昔に深い霧に飲み込まれて以来、無人の街となっている「亡霊の街」について調査に来た探索隊の一人。 #創作キャラ pic.twitter.com/s2WMgjoVix

2019-03-21 08:33:14
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色つけてみた 「ゼフに尋ねてみてはいかが?機嫌がいい時には森を案内してくれるよ。 機嫌が悪いと……アレだけど。うんまあ、君の運次第さ。幸運を祈っているよ。(トリ)」 「やあ、ゼフ。ご機嫌はいかがかな?森の奥に隠されているという遺跡に行きたいんだけど、案内を頼めるかい?(オベル)」 pic.twitter.com/As3Qjioso0

2019-05-14 08:05:06
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「遺跡だと?竜のジジイが寝ぐらにしているあの場所か。お断りだ!竜のジジイは話が長い。 それよりオマエうまそうだな。一口齧らせちゃくれまいか?(ゼフ)」

2019-05-14 08:05:34
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「昨日もリザードマンが二匹ぐらい齧られたんだ。(トリ)」 「……それを早く言ってくれないかな……。(オベル)」 pic.twitter.com/L9wDKXgF4r

2019-05-14 08:06:41
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「そいつは焼いて食うと美味いんだぞ」 pic.twitter.com/ojWyzMkvhd

2019-06-15 09:10:08
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まとめたひと
シマウマヒト @simaumahito

ノンビリ気ままに一次創作やってます。成人済み。ダークファンタジー、ホラー系、人外×人、ブロマンスが好き。 3L◎描くのはほぼBLです。映画、ゲーム関連なども呟いています。 無言フォロー歓迎&無言フォロー失礼します。リムーブはご自由にどうぞ。