「人吉鉄道ミュージアム MOZOKAステーション868」(熊本県人吉市)について。
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タケ@ALL-A @take_all_a

「人吉鉄道ミュージアム MOZOKAステーション868」(熊本県人吉市)は、肥薩線 人吉駅の近くに同市が整備した観光施設だ。オープンは2015・H27年。MOZOKA(もぞか)は人吉の方言で「小さい」「かわいい」の意味、868は所在地の郵便番号。 pic.twitter.com/vgxVoId0Qe

2020-09-16 23:05:05
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ただし2020年7月の豪雨災害により休館中で、再開の時期は未定である。施設自体の被害の情報は聞かないが、人吉・球磨地方の被害が深刻で観光客の訪問が見込めない中、当面は休館せざるを得ないのだろう。人吉鉄道ミュージアム公式サイト city.hitoyoshi.lg.jp/q/list/243.html

2020-09-16 23:08:40
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そういう状況ではあるが、とてもユニークな建築なので、これまでツイートしてきた肥薩線シリーズの締めくくりとして紹介したい。右の建築は人吉機関庫。 pic.twitter.com/s2yQSVH2B6

2020-09-16 23:12:06
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人吉鉄道ミュージアムは木造2階建ての円形(正確には16角形)の建築で、用途は資料館。カフェも併設する。設計は水戸岡鋭治氏 / ドーンデザイン研究所、および同事務所の建築設計部門であるシティ建築工房。 pic.twitter.com/uYaumhHSWV

2020-09-16 23:12:56
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人吉鉄道ミュージアムを訪れてまず目に留まるのが、建物を貫通するミニトレインの軌道だ。遊園地やテーマパークのパビリオン以外で、建築の中にミニトレインをここまで積極的に取り込んだ事例は珍しい。 pic.twitter.com/3ZXjQrTwY1

2020-09-16 23:19:28
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人吉鉄道ミュージアムと人吉駅・人吉機関庫の位置関係(現地案内板より)。ミニトレインは屋内に円形の軌道があって、そこから人吉駅に向かって延びている。おそらく肥薩線 大畑駅のループとスイッチバックを意識したレイアウトだと思う(裏付けは取れていない)。 pic.twitter.com/Tf4hmpY46v

2020-09-16 23:23:02
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人吉駅に延びる外部の軌道。私の訪問時は見なかったが、SL人吉が発車する際にミニトレインで併走するというサービスも行われているようだ。 pic.twitter.com/jvG1G8hj4t

2020-09-16 23:24:08
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ミニトレイン軌道の分岐器。軌間は測っていない。 pic.twitter.com/zyNpOUoQ1Q

2020-09-16 23:27:40
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ミニトレインの出入り口。施設の中心に中庭があるので、円形よりもドーナツ形といった方が正確かな。 pic.twitter.com/LYlUzI7a8x

2020-09-16 23:29:38
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2階のルーフデッキ(1階の屋根)。ここにも軌道が設置されている。 pic.twitter.com/3S3t9WKxQ8

2020-09-16 23:30:20
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こちらの車両はペダルを漕いで進むレールバイクだ。 pic.twitter.com/Hx0nbomRwL

2020-09-16 23:31:06
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屋上から人吉駅構内が見渡せる。屋上デッキは主にSL人吉の見学用として設けたのだろうが、以前に述べた通り、架線柱や樹木などがけっこう目障りなので、列車は地上で見学することを勧める。 pic.twitter.com/TGp7zYKVJO

2020-09-16 23:33:23
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では中に入ろう。まずはエントランス。通路と軌道が分け隔て無く共存していて、併用軌道の趣がある。 pic.twitter.com/tK4shd2tK3

2020-09-16 23:38:26
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内部空間の中心をミニトレインの軌道が通っている。軌道沿いはロープや什器を柵代わりに置いているだけ。子供の来場が多い施設でも固定の柵を設置しないという大胆さに驚いた。 pic.twitter.com/8BuQiYzolQ

2020-09-16 23:42:59
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私が知る限り、水戸岡さんの仕事でミニトレインを設置したのは博多駅の屋上広場(2011、1枚目)、大分駅の屋上広場(2015、2枚目)、人吉鉄道ミュージアム(2015)の3件。最初の博多駅に比べると、大分と人吉は軌道をより開放的に扱っている。 pic.twitter.com/vpH2ieoFvO

2020-09-16 23:47:39
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カフェテーブルと軌道の間には一応ロープを張っているが、本来はロープ無しだったのだろうな。この部分、何となく鉱山の坑内軌道っぽい。 pic.twitter.com/h5FCRfwMlD

2020-09-16 23:53:39
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ずっとカーブが続く上に軌道沿いは什器などが並んでいて、見通しは必ずしもよくない。開放的な軌道とすることに施主から承諾を得た水戸岡さんの力量に感心する。おそらく、博多駅屋上広場の前例からこれでも大丈夫だと自信を持ったのではないか。 pic.twitter.com/XcWcxE6MtP

2020-09-17 00:02:07
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もちろん安全上、軌道内への侵入は禁止で、軌道を横断する場所は本物の鉄道と同じく踏切に限られる。 pic.twitter.com/WrLpYOB0QK

2020-09-17 00:11:55
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踏切警標や遮断桿、踏切小屋まできちんと作っている。 pic.twitter.com/GZu8zGjcXh

2020-09-17 00:16:56
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ミニトレインの機関車。大分駅屋上広場のミニトレインと同型のようだ。 pic.twitter.com/si9cgwLhZF

2020-09-17 00:20:59
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屋内をミニトレインが走行する様子。踏切警手が立って周囲を監視している。 pic.twitter.com/1dkWM7wgDx

2020-09-17 00:30:00
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客車の最後尾にも係員が座って注意を払っている。こちらにも操作盤があるので、危険が生じたときは急停止できるはず。 pic.twitter.com/R2BgpiZVzD

2020-09-17 00:31:43
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人吉鉄道ミュージアムの続き。施設名称から、明治期の遺構が数多く現存する肥薩線についての資料館だと私は思っていたのだが、実はそういう歴史的な資料 / 史料の展示は少なかった。 pic.twitter.com/XjJrAPJ6qX

2020-09-17 22:11:07
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では何を展示しているのかというと、水戸岡鋭治氏が手掛けたJR九州の車両デザインの紹介が大半を占める。 pic.twitter.com/AgGGvXS5RY

2020-09-17 22:11:42
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それがダメとはいわないけれど、「人吉鉄道ミュージアム」という名称に対して、内容にズレや偏りがあるように思う。いっそのこと「水戸岡デザインミュージアム」とした方が相応しいのではないか。 pic.twitter.com/gy5LuxYO0v

2020-09-17 22:13:19
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以前に述べたように、人吉駅構内の人吉鉄道事業部には肥薩線に関する資料室があって、人吉機関庫を見学するついでに見られる(下記リンク先を参照)。両者の統合が望ましいのだが、何か事情があってできなかったのだろうか。 人吉鉄道事業部の鉄道資料室 twitter.com/i/events/13033… pic.twitter.com/W6Z2tCt0u0

2020-09-17 22:16:48
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2階は学習スペース。幼児サイズの机・椅子も用意されている。ミニトレインも含め、人吉鉄道ミュージアムが子供に鉄道への興味を持たせる仕掛けに溢れている点は評価したい。その反面、大人向けのコンテンツが弱い。 pic.twitter.com/55CRtbwPyw

2020-09-17 22:18:33
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まあ、それはそれとして、イラストはやっぱり上手いわ、水戸岡さん。これはJR九州の観光列車「ゆふいんの森」。 pic.twitter.com/CME9NHXWa1

2020-09-17 22:23:22
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観光列車「かわせみ やませみ」のポスターとトレインマーク。どちらも「かわせみ」側。 pic.twitter.com/dXnPwyVKsA

2020-09-17 22:26:39
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JR九州 815系電車。テクニカルイラストをオシャレに仕上げる手法は水戸岡さんが最初ではないにせよ、彼の登場は衝撃を受けたなあ。 pic.twitter.com/Hgv67GjZMj

2020-09-17 22:39:54
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まとめたひと
タケ@ALL-A @take_all_a

団地・建築・土木・産業遺産などを紹介するサイトALL-Aとそのブログ版ALL-A blogなどを運営。また、共同参加型建築サイト「建築マップ」のメンバーとしても活動。このアカウントでは福岡とその近県から西日本を中心に、団地・建築・産業遺産関係のニュースと私見をツイートします。

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