ライノラットスネークが後牙ってどこから出てきた話なんだ… マジで気になってるのでソース知ってる人教えてください
2019-02-01 02:18:21@amok_is 私もざっと見た感じですけど、後牙って書いてあるのって日本語サイトばかりなんですよね 見た目の似てるバロンコダマとごっちゃにされてるか、海外サイトでライノセラスアダーの事を言ってるのを誤訳したかじゃないかなと思ってるんですが… でももしかしたら私が探しきれてないだけかもしれなくて…
2019-02-01 03:06:33@kuchinawa_asobi 流通しだしたころに、とある爬虫類雑誌の紹介ページに書かれてたので、それが孫引きを重ねて伝わっている印象ですね。
2019-02-01 18:15:09@yellow_monitor おお~!なるほどそういう経緯があったのですね。 発祥がどこなのか気になって仕方が無くて… ビバガですかね…?
2019-02-01 18:17:10@kuchinawa_asobi ビバガです。引用文献がなかったので、それ以前に書かれたものがあったのかまではわかりませんが。
2019-02-01 18:28:42@yellow_monitor ありがとうございます!ビバガにそういう記述があったと分かっただけでも非常に有難いです。
2019-02-01 18:31:13@kuchinawa_asobi どういった話なのか分かりませんが、去年の私のツイートで、ベトナムライノラットスネークを後牙類と記しました。twitter.com/YOSABA_REP/sta… これでしょうか?違っていたらごめんなさい。
2019-02-01 05:36:37思い出のなみへび【13】ベトナムライノラットスネーク CBに関しては、樹上性種の割に警戒心は強くないし、食欲旺盛なので飼いやすい蛇でした。Gonyosoma属のナメラに似ていますが、こちらは後牙類なんですよね。 #ナミヘビ #ラットスネーク #爬虫類 pic.twitter.com/nVvR4cimIk
2018-12-28 13:05:29@YOSABA_REP そもそもがライノラットが後牙というのが日本のサイトでしか見ないので、その日本のサイトは何を根拠にライノラットが後牙と言い出したのかな、という発端が気になったのです… Twiterでの特定の誰かの発言を指したわけでは無いんです、すみません
2019-02-01 18:09:17@kuchinawa_asobi 約15年前、私がわざとライノラットに咬まれた画像をサイトに載せたところ、京都在住のある有名なアジアンラット愛好家さんが、ライノラットは後牙類(なので咬まれるべきではない)と指摘した事が、日本のサイトで「ライノラット=後牙類」と認識されるきっかけとなりました。ですので、私が原因です。
2019-02-01 19:36:27@kuchinawa_asobi その後、私はライノラットの口を開けて、ボイガ程ではないですが若干発達した後牙を確認したので、ライノは後牙類と私自身も主張するようになりました。毒性はほとんど無いと内心思っていますが、それを主張して誰かに何かあったら責任とれませんので、毒性については何も語らないようにしています。
2019-02-01 19:47:21@YOSABA_REP (ごめんなさい、続きがあったので先ほどのリプライは消しました) う~んそうなのですね… そもそもライノラットの口腔内がきちんと写っている画像がなかなか無いのですが、これがまだましな方ですかね(shutterstock.com/ja/image-photo…) ちょっとこの画像では分からないですね💦 情報ありがとうございます
2019-02-01 20:58:26@kuchinawa_asobi 小さな肉の突起みたいな見た目で、Boiga属や他の種が持つ後牙のような立派なものではありませんでした。無毒のヒバカリでも、上顎の奥を確認すると、それと似た小さな突起があったりするので、それで後牙類ならヒバカリも後牙類ではないかと思ったこともあります。(苦笑)
2019-02-01 22:06:04そして某店主さんから1944年刊の大東亜共栄圏毒蛇解説という本にライノが後牙と記載されているとの情報もいただきました…! 1944年…!笑
2019-02-01 21:13:24こちらも某店主さん(隠す意味あるのかは不明)から追加情報ですが『おそらく(大東亜共栄圏毒蛇解説も)当時海外の文献を参考にして、その後にアクアライフで千石先生が中国の爬虫類でテングヘビの紹介でそれをベースに執筆したのが、その後の情報に繋がったのではないかと思われる』とのことでした。 twitter.com/kuchinawa_asob…
2019-02-02 02:06:432013年出版のOld World Ratsnakes、2018年出版のThe Book of Snakesには毒については特に何も書かれてないですね…
2019-02-01 21:15:50あとは海外のフォーラムサイトの投稿で、ライノは後牙なのか?ってトピックスがあって、そこにライノの牙のはっきり写った画像が載ってたみたいですが2009年の投稿なので画像が見れない…orz
2019-02-01 21:20:10フォーラムサイトで掲載されてるけど今は見れない画像、たぶんこれっぽい!!! faunaexotica.net/attachments/bo… び、びみょ~だあ…
2019-02-01 21:48:43Goさんからもこうのようにアドバイス頂きましたので、Old World RatsnakesのライノラットのページのDentitionの項目を引用しますとこうなっております↓ Dentition: 19-22 maxillary teeth in a continuous series, the last two larger, not grooved; about 25 mandibular teeth. twitter.com/GECKO_MARKET/s…
2019-02-01 22:03:38@kuchinawa_asobi Old World Ratsnakesにデンティション(歯式)と歯の形態について書いてあるので(P. 387)、上顎後端の歯の形状に関してはそれが参考になるのではないでしょうか。 Go!!
2019-02-01 21:41:43【訳】歯列:連続シリーズの19-22上顎歯、最後の2つの大きい、溝なし。約25本の下顎歯。 (google翻訳) 上あごの最後の2本の牙は発達してるようですね…しかし溝が無いということはやっぱり後牙ではなさそう…?
2019-02-01 22:10:19@kuchinawa_asobi 詳しい説明ありがとうございます。おっしゃる通り、牙が溝状に発達しているかどうかで判断できれば非常に分かりやすいのですが、たとえばヤマカガシのように、後牙が未発達で溝がない種でも、後牙類として分類される種が存在するので、話がややこしいんですよね。(苦笑)
2019-02-01 22:41:24@kuchinawa_asobi Old World Ratsnakesにデンティション(歯式)と歯の形態について書いてあるので(P. 387)、上顎後端の歯の形状に関してはそれが参考になるのではないでしょうか。 Go!!
2019-02-01 21:41:43@GECKO_MARKET ありがとうございます! その項目も見てはいたのですが、ここに特に記載が無ければ無毒という認識で良いんでしょうか…?もしかしたら歯の構造は溝歯でなくとも唾液に毒が含まれるとかそういう可能性もあるのかなと…。
2019-02-01 21:59:14@kuchinawa_asobi デンティションの書き方を見る限り、基本的にはAglyphousで、上顎最後端の2本が捕食のために伸長したと捉えてるのかなぁって感じがします。毒の有無などに関しては、P.390において「通常キーパーのミスにより餌と間違われて咬まれる」との記載があるのですが、→続く
2019-02-01 22:10:22@kuchinawa_asobi “咬症”についてはそれだけに留まり、その後の状態などに関する記述が特別無いことから、欧米では本種を無毒と考えていると推察されます。また、以前に本種による“咬症”について事例があるか調べたコトもありますが、ボクの調べた範囲では症例を見つけるコトは出来ませんでした。
2019-02-01 22:21:04@kuchinawa_asobi 以上のコトから、本種に関しては近縁なフレナータスやプラシナスと同様、無毒であるとボクは現状で捉えています。とは言え、口がデカイし、後端の牙も長いコトから、咬まれないに越したコトは無いのかなぁとも思っています。 って、どの種類のヘビも注意は必要ですよね。
2019-02-01 22:31:48@kuchinawa_asobi まぁ、ホントはデュベルノワ腺の有無などに言及した解剖学的所見なんかをビシッと提示出来ればカッコ良かったんですけどね。今回はこんな感じで勘弁して下さい。
2019-02-01 23:49:15@GECKO_MARKET 勉強になります! 解剖からの毒腺の有無等はまだ確認されていない感じなんでしょうか。 そのあたり研究されてる方いらっしゃるんですかね…気になる…! 本当に色々と情報ありがとうございました!
2019-02-02 01:55:18@kuchinawa_asobi Old World Ratsnakesは種の写真紹介と平行して、それに関する論文のリストアップも目的とした本なので、ライノの項に挙げられた論文を全部あたれば、中には解剖学的所見について述べたモノもあるのかもしれません。
2019-02-02 02:13:14@GECKO_MARKET なるほど…もしかしたら毒腺の有無も既にどこかの論文に書かれているかも…ということですね。 英語勉強しなきゃ…(英検3級並みの感想)
2019-02-02 02:24:58昭和19年に発行された毒蛇解説本にすでにライノラットが紹介されているぜ(怒)!溝牙とは書かれているが有毒との記述はないぜ(怒)! pic.twitter.com/a1hicxRdW8
2019-02-02 02:41:19@kuchinawa_asobi 毒液を流し込む為じゃなくて単なる形状(怒)?やはり後牙が長かろうが毒線が確認出来なければ毒蛇だとは言えないと思うぜ(怒)! pic.twitter.com/ku8pl4MITr
2019-02-02 02:53:02@herping_ でもよく考えてみれば本自体が毒蛇の解説本だからわざわざ有毒と書く必要ないやないか(怒)!
2019-02-02 02:47:10@kuchinawa_asobi 日本軍の遠征先で役立つように(?)毒蛇以外もよくわからないヘビは何でも載ってるぜ(怒)! pic.twitter.com/6683j6cDkp
2019-02-02 02:57:15@kuchinawa_asobi ヤスリヘビからセタカヘビまで網羅されているけど(怒)やはり人的被害の研究を最優先にするためか毒蛇ほどは力が入ってないぜ(怒)!
2019-02-02 03:07:39・ライノラットは上顎の奥歯2本が発達していて見た目が後牙類に見えることから1940年代以前には後牙類とされていた? ・それをベースにアクアライフやビバガ等日本の雑誌では後牙類として紹介 ・しかし海外においてはその後奥歯2本に溝もないし咬症例もない事から無毒とされている。(続)
2019-02-02 02:15:25(続き)とはいえ解剖学的側面からの毒腺の有無の発表がされているのかは今のところ不明。 こんな感じでしょうか。 色々な方に教えて頂き勉強になりました…! なぜ日本だけこんなにライノが後牙と広まったのか謎でしたが理由がなんとなく分かってスッキリしました。
2019-02-02 02:42:04