児玉真樹子/Works Report 2023
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花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

(works-i.com/research/works…) 45〜64歳の雇用者のうち、介護をしている人は2021年12月時点で9.7%(正社員では9.2%)。この年齢階級の企業で働く人のうち、約10人に1人が介護に携わっています。  今後、介護をしながら働くことは、今とは比べものにならないほど「当たり前」となっていくでしょう。

2023-05-03 03:37:06
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

子供の成長に伴って負担が軽くなることが多く、ケア が必要な期間も予測しやすい育児に対し、介護は時間とともに負担が拡大する傾向があり、また、ケアに関わる期間を見通すことも困難です。 pic.twitter.com/g7i7IoQyoo

2023-05-03 03:44:54
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花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

さらに介護は、要介護者の状態や認知症の有無、介護サービスの利用、家族との協力、労働者と要介護者の居住関係などにより、負担の個人差が大きい「多様性」や、要介護者の状態の変化によって介護の負担が急激に変化する「可変性」という特徴があります。 pic.twitter.com/GkzwODxv9b

2023-05-03 03:44:54
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花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

会社とビジネスケアラーのコミュニケーションは、スムーズとは言い難い状況です。  介護をしている社員の働きがいやキャリアの問題が置き去りにされてきたこともあり、仕事を外されることや、キャリアに悪影響が生じることを恐れ、職場に介護をしていることを言いづらく感じる社員は少なくない。

2023-05-03 03:49:06
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

(課題1) 介護が始まる前に、介護保険制度や会社の支援制度、地域包括支援センターの機能、家族のかかりつけ医などについて情報収集を行い、両立のためにすべきことを理解しておくことは、介護開始直後の時期を円滑に乗り越えられるかどうかに関わります。

2023-05-03 03:52:07
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

介護体制に目途がつくまでの期間が長い人は、介護開始当初の仕事・キャリアへの不安が大きい傾向があります。介護開始前に適切な知識を持つことは、円滑に仕事と介護の両立を始 め、過度な不安なく働き続ける上での「鍵」なのです。

2023-05-03 03:53:25
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

問題は、介護開始の時点で、仕事と介護の両立に必要な知識を持っていない人が多いことです。 (課題2) 仕事と介護を両立する経験を通じ、仕事に新たな価値を見出すビジネスケアラーは少なくない。  一方、介護を担うことは、ビジネスケアラーに「今の仕事から外されるのでは」

2023-05-03 03:57:49
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

「昇格や昇進が難しくなるのでは」といった、仕事やキャリアの不安をもたらしています。  このような不安は、ビジネスケアラーが仕事の見通しを持つことを難しくし、今の職場で働く意欲を低下させることにもつながっています。

2023-05-03 03:59:35
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

(課題3) ビジネスケアラーがしばしば言及するのが、介護で働く時間が限られるため、仕事の内容や進め方、捉え方、周囲との関係を主体的に見直し、自分に合った仕事の形を作ろうとしていることです。こうした行動は「ジョブ・クラフティング」と呼ばれ、職務満足や仕事・役割へのやりがいを高める

2023-05-03 04:05:21
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

ことが知られています。 これらの仕事の主体的な見直しに関わる行動群を調査したところ、育児も介護もしていない同年代の正社員と比べて、ビジネスケアラーが同僚と協力しあう関係づくりや、大切な仕事を若手や後輩に任せる行動、介護と両立困難な仕事を手放す行動をより多く取っていました。

2023-05-03 04:07:01
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

一方で、「両立困難な仕事の回避」や「仕事の委任」 は、職場に居場所を持って生き生き働く実感を後退させたり、離職の意向を高めたりしていました 。仕事と介護を両立するために仕事を手放すと、職場での居場所を失いやすいというジレン マがあるのです。

2023-05-03 04:09:18
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

難しいのは、ビジネスケアラーが「より良いやり方の模索」を行うほど、「両立困難な仕事の回避」も行われる 傾向が見られたことです。これは、介護のためにやり方を見直そうとする人ほど、仕事の取捨選択も迫られやすいことによると考えられます。

2023-05-03 04:10:49
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

企業や管理職は、このようなジレンマを克服し、ビジネスケアラーがやりがいや居場所感を失わない方法を考える必要があります。 (課題4) ビジネスケアラーが自分の仕事に見通しを持って働き続ける上で、両立の悩みや工夫を相談できる人間関係があることは重要です。

2023-05-03 04:14:39
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

職場内または職場外で両立に関する悩みや工夫を気軽に相談できる人間関係があるビジネスケアラーは、自分の仕事をうまくやっていける感覚を持つ傾向にあります。  問題は、両立の悩みや工夫を話せる人間関係を持たない人が多いことです。

2023-05-03 04:15:56
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

人間関係の種類別に、相談相手がいる割合を見ると、同僚が最も多く、職場内外のコミュニティに参加する人は少数でした。  相談できる人間関係を1つも持たない人は41%に上り、女性で36%、男性で45%となりました。

2023-05-03 04:17:11
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

ビジネスケアラーの中には、責任ある役職に就いている人も多く、「自分の仕事を奪われるのではないか」「キャリアに支障が生じるのではないか」という懸念から、勤務先に介護を担っていることを伝えなかったり、伝える場合でもその対象を最小限に絞り込んだりする傾向が見られます。

2023-05-03 04:18:51
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

多くの人がこうした行動を取った結果、誰が介護をしているのかが可視化されず、ビジネスケアラー同士の人間関係が築きにくくなっていると考えられます。 (課題5) ビジネスケアラーの中には、要介護者とのコミュニケーションや介護と仕事の両立に苦労した経験から、相手の意を汲むコミュ ニケーション

2023-05-03 04:22:50
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

を意識するようになった人や、多様な人材が活躍できる職場風土・働き方への問題意識が高まったと感じている人がいます。  ビジネスケアラーは、多様な事情を抱える人々に共感・配慮する行動や、周囲の人々の気持ちやニーズへの配慮を、より多く行っています。twitter.com/nukupoka0308/s…

2023-05-03 04:25:08
ぬくぽか🌗 @nukupoka0308

考えさせられますね…。 親御さんの介護も立派な「キャリア」だと思うんですよね。 「人生100年時代」かつ「労働力不足」が世の流れですから、何歳からでも職歴をスタートできる世の中になるといいなと漠然と思います。 twitter.com/wormamaantenna…

2023-05-02 20:30:45
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

ビジネスケアラーが持つこのような意識や視界は、企業が多様な人材が活躍する環境を推進する上で、大いに発揮が期待される力と言えるでしょう。  このようにビジネスケアラーは、多様な人材が活躍する職場の 「推進者」としてのポテンシャルを持つ半面、twitter.com/nVlJSNMfzKym96…

2023-05-03 04:27:02
フニフニ @nVlJSNMfzKym96A

介護乗り越えてたら 仕事出来そうだけどな twitter.com/wormamaantenna…

2023-05-02 22:10:34
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

自身は仕事と介護の両立に向けた支援の「受け手」としての機会に必ずしも恵まれていません。  介護が育児以上に大きな仕事やキャリアの不安をもたらすことを指摘しましたが、図表12では、その割にビジネスケアラーが仕事やキャリアをより良く築くためのサポートを受けていないことが見て取れます。 pic.twitter.com/2b2zi0dScP

2023-05-03 04:29:58
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花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

[課題対応1] ビジネスケアラーのうち、介護開始前に、会社から情報提供を受けたと認識する人は19%、上司と日常会話で介護について話した人は11%、人事面談で上司と介護について話した人は23%に過ぎ ません。すぐには効果が見えにくく、手ごたえを感じにくいか もしれませんが、事前の情報収集や

2023-05-03 04:40:15
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

備えの重要性を会社が繰り返し伝えていくことが大切です。 [課題対応2] 介護が始まった当初の仕事・ キャリアの不安をたずねた設問の回答を分析し、共通要因を抽出したところ、①自分の仕事や役割を失う「仕事喪失不安」、 ②会社での昇進やキャリアに支障が生じる「キャリア喪失不安」、

2023-05-03 04:43:34
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

③周囲から気を遣われるようになるなど、これまでの職場における立場が変わる「立場変容不安」の3つが存在していることが分かりました。  管理職が適切に部下のキャリア支援を行えるよう、企業が管理職を支援することも必要です。

2023-05-03 04:45:42
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

部下が介護をしていることを申し出た際に、すぐに仕事の変更や負担軽減を図るのではなく、本人の希望を尊重して、多様な選択肢の中から最も適切なものを相談したり、継続的にそれを見直していくという原則を会社が示したり、その際の選択肢や手順をまとめたワークシートを提供したりすることです。

2023-05-03 04:46:59
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

[課題対応3] 上司の支援には、(A)仕事と介護など予定が重複した場合に、仕事の調整を行う「仕事の調整支援」、(B)重要な仕事を任せ、部下が自律的に判断できるように促す「機会提供」、(C)キャリアのためのアドバイスや支援を行う「キャリア伴走」の3つがあります。

2023-05-03 04:52:22
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

在宅勤務などの柔軟な働き方を拡充し、極力これまで通りの仕事を担 える環境を作ることや、仕事を手放す場合も、その範囲が適切なものになるよう、上司と部下が丁寧にすり合わせを行うことが重要になります。 [課題対応4] 上司や同僚が介護の正しい知識を持ち、介護をしながら働く際の悩みを理解し、

2023-05-03 04:59:32
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

必要な支援を行えるようにすることが、ビジネスケアラーが職場に介護を開示できるようになるための近道ということになります。  全社員に、介護の特性や仕事と介護の両立に関する知識を得るための研修を行うことが望ましいでしょう。

2023-05-03 05:00:35
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

[課題対応5] 国の政策、企業の施策が介護離職や介護疲労の防止にフォーカスしてきた結果、企業の施策において、ビジネスケアラーが仕事やキャリア、そしてやりがいを失わずに働き続ける環境をいかに作るのか、という視点が弱くなっています。twitter.com/Hi_Ban_coran/s…

2023-05-03 05:12:57
ひぃ @製造業コンサル @Hi_Ban_coran

実力主義だ成果主義だジョブ型だと言いながら、年齢が影響する意味不明な労働市場。 30代半ばを新卒相当で採用すればいいじゃん。 10年勤めるかどうかもわからん転職当たり前の時代に将来性も何もないだろう。 twitter.com/wormamaantenna…

2023-05-02 22:08:01
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

介護をめぐる上司と部下のコミュニケーションが難しいことにより、上司がビジネスケアラーの抱える仕事やキャリアの悩みに寄り添った支援を行えないという問題もあります。  介護を過度にセンシティブ情報と捉えたり、介護の知識不足により、さまざまな形で部下との意識のずれが生じるのです。

2023-05-03 05:12:57
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

管理職の果たす役割が重要であるにもかかわらず、 管理職に介護中の部下を支援するための情報が十分に提供されているとは言えません。  会社が管理職に対し、①介護中の部下がどんな経験や悩みを抱えているのかの情報や、②本人がやりがいを失わずに働く上で有効な上司の支援のあり方などの情報、

2023-05-03 05:15:04
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

③コミュニケーションや評価の負担を軽減するようなツールの提供を通じて、管理職を支援していくことが極めて重要と言えます。  管理職と介護中の社員の面談にダイバーシティ推進部門が参加することで、円滑なコミュニケーションやより良い支援をサポートしていく方法もあります。

2023-05-03 05:16:20
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

〈視点1〉 ビジネスケアラーを制約のある社員として 一面的に捉えていないか  ビジネスケアラーの中には、介護を通じて仕事に新たな価値を見出す人も多く、 仕事に対するエンゲージメントは、育児中の社員、育児も介護もしていない社員 と比べても低くありません。

2023-05-03 05:19:20
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

働く時間の制約があることと、仕事への意欲は別の話であることを、人事、管理職、社員全員が理解する必要があります。 〈視点2〉ビジネスケアラーが主体で動くための介護支援、という視点はあるか  介護の負担は個人による多様性が大きいため、介護をする社員自身が、自分にとって必要な介護体制や

2023-05-03 05:23:08
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

利用すべき支援は何かを考え、選択できることが重要です。 自社の仕事と介護の両立支援を振り返り、介護中の社員に配慮するだけでなく、 社員の主体的な取り組みを引き出す視点があるかを考えてみる必要があります。 〈視点3〉 ビジネスケアラーの仕事やキャリアの希望を尊重する視点はあるか

2023-05-03 05:25:06
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

企業あるいは管理職として、ビジネスケアラーの仕事やキャリアへの希望を尊重する姿勢を示せているか、改めて考えてみることが大切です。 〈視点4〉 ビジネスケアラーの職業人としての成長を理解し、会社の成長に取り込めているか  介護を担う社員の中には、短時間で成果を出そうとする姿勢、

2023-05-03 05:29:49
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

周囲との協力関係 構築への意欲、働きやすい職場の推進者としての意識を身につける人が少なくありません。企業としてこのようなビジネスケアラーの職業人としての成長を理解し、自社の成長に取り込む視点を持つことも重要です。

2023-05-03 05:30:27
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

【提案1】 介護が始まる前の主体的な情報収集・ 備えを促す  介護開始前の社員のリテラシーを高めることを、仕事と介護の両立支援の柱の1つと位置づけ、その重要性を社員に繰り返し伝えていくことが求められます。

2023-05-03 05:33:44
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

【提案2】 仕事と介護の両立支援のゴールを、「介護をすることになっても、やりがいを失わずに働き続けられること」に置く  従来のような介護離職防止を目標とした両立支援だけではなく、今後は、介護を担うことになっても、やりがいやキャリアを失わずに働き続けられることを、支援の目標に置き

2023-05-03 05:37:29
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

そのための手立てを講じることが必要です。 【提案3】本人の主体的な創意工夫を促すマネジメントを推奨する  介護を理由に重要な仕事を取り上げないこと、困った時は支援に入る姿勢を上司が示すことが重要です。

2023-05-03 05:41:11
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

一方、介護のために仕事を手放すことが職場における居場所の喪失につながらないよう、柔軟な働き方を整備・ 拡充すること、上司と部下がビジネスケアラーの仕事やキャリアについて、丁寧にすり合わせを行うことなどが必要です。

2023-05-03 05:42:14
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

【提案4】 両立に役立つ資産としての 「つながり・コミュニティ」形成に注力する  介護をしながら働く社員同士のつながりやコミュニティは、仕事と介護の両立に関わる悩みや不安を軽減するほか、両立に役立つ実践的な情報を入手しやすくしてくれます。

2023-05-03 05:44:36
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

介護を「当たり前のこと」として話せる環境づくりに注力したうえで、介護中の社員同士のつながりや情報共有を促すことが有効です。 【提案5】「管理職による支援」を支援する 管理職が職場でビジネスケアラーの支援を適切に行えるよう、企業がサポートを充実していくことが必要です。【了】🧵

2023-05-03 05:50:54
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

( 児玉真樹子)  家庭と仕事の両立に伴う葛藤(ワーク・ファミリー・コンフリクト)で、育児について、男女ともに葛藤を抱えるほど喪失感が高まる、すなわち職業的アイデンティティの確立度合いが低下するという結果が出ました。介護でも同様の結果が生じると推測できます。 works-i.com/project/kaigo2…

2023-05-03 05:55:37
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

アイデンティティが揺らいだ働き手は「制約を抱えつつ、自分らしく働くにはどうすればいいか」を考えざるを得なくなり、キャリアも大きな転換期を迎えます。この時、仕事と家庭の両立に関するメンタリングを受けることで、葛藤が和らぐと考えられます。

2023-05-03 05:56:54
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

育児なら、育児を経験した先輩がメンターとしてメンティー(メンタリングを受ける人)の悩みを聞き、仕事と育児の両立のコツなどを伝授するのです。職場に限らず学校の先輩や友達など、プライベートな関係性の中でもメンター役を果たす人がいれば、同様の効果は得られます。twitter.com/i_yn2/status/1…

2023-05-03 05:59:44
みけ🐈 @i_yn2

このままじゃ発狂するって思って義理の母にSOSした。新幹線の距離なのに即レス。もう一生ついてく😭 pic.twitter.com/MdJK7nu86L

2023-04-30 19:09:37
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

メンターが「成長したいならこの役割に手を挙げてみてはどうか」「あの仕事もしてはどうか」と挑戦ばかり勧めると「家庭の制約があるせいで行動できない」という本人の葛藤を高めてしまう恐れがあることにも、注意すべきです。

2023-05-03 06:01:00
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

育児の場合は20~30代の若手・中堅社員がメインですが、介護の中心世代は40代以降で、メンターになることそのものが、本人の職業的アイデンティティ確立に重要になる年代です。人の話を聞き、それに対する思いや過去の経験を伝える行為は、自分の状況を整理しキャリアを見直すことに大きく役立ちます。

2023-05-03 06:01:59
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

介護世代においては、むしろメンターになる方が大切かもしれません。  危機に直面してもそれを乗り越えてキャリア形成を促す心理的特性として「キャリアレジリエンス」があります。キャリアレジリエンスは何かに失敗した時自分自身を振り返る、あるいはうまくいった経験から学ぶなど、内省によって

2023-05-03 06:03:16
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

形成されることが報告されています。  企業は、プロティアンキャリアの形成で重要な役割を担う「自分の能力ややりたいことを明確化する」という職業的アイデンティティの概念を重視します。経営的な視点から、社員の能力を最大化する目的で「職業的アイデンティティ」の確立に取り組んでいるのです。

2023-05-03 06:05:44
花びんに水を☘ @chokusenhikaeme

一方で「自分らしさ」は、その人の状況によって揺らいだり確かなものになったりする、とても把握しづらい概念です。働き手をサポートするにはカウンセリングのような専門のスキルも必要で、企業ができることには限界もあります。

2023-05-03 06:06:14