7月23日は土用の丑の日 / Twitter twitter.com/i/events/15418… “季節の行事·ライブ” “7月23日は、土用の丑の日です。2022年の夏の土用の丑の日は2回あり、7月23日は「一の丑」、8月4日は「二の丑」です” “このモーメントは自動でツイートを掲載しています”
2022-07-23 16:13:45#ガセ雑学 >土用の丑の日は平賀源内が考案したキャッチコピー というのは誰もが知っているけど、実際にはガセ。 夏場、売り上げが落ちたウナギ屋に頼まれ平賀源内が『明日、土用の丑の日』というキャッチコピーを考案。店頭に貼りだし夏場の痩せたウナギが大人気になった。 と言われているが (↓続
2020-05-14 18:20:02平賀源内がそのような事を書いた文献はない。 Wikipediaでは風来山人名義の『里のをだまき評』で「土用の丑の日に鰻を食べると滋養になる」と記述したと書かれているが、実際にはそのような文面はなく、その中でウナギの記述は「深川の地は陽気がよく、牡蠣・蛤・鰻が捕れる」としか出て来ない。 (↓続
2020-05-14 18:20:03平賀源内に関して、明治29年に生前の記録を妹の子が集めた資料を基に『平賀源内』という伝記本が出ているがそこにはウナギの話はない。 初めて平賀源内と土用丑を繋げた文献は、死後133年、大正2年に書かれた『神田の伝説』の中にある。売り上げが落ちたウナギ屋のコピーを書いた話として。 (↓続
2020-05-14 18:20:03土用の丑の日とウナギがいつ結びついたのかというと、文化文政時代の曲亭馬琴の日記や、近代風俗氏の基礎資料になる『守貞謾稿』にもない。 『山形経済志料』に「天保年間(1831-45年)は土用丑に鰻を食べる習慣は無かったが、嘉永年間(1845-55年)に誰彼もが食べるようになったと書かれている。 (↓続
2020-05-14 18:20:04そして『山形経済志料』では明治時代に入って土用丑は廃れてしまったと書かれている。 どうやらそのタイミングで前述の大正2年『神田の伝説』が書かれ、そこから「平賀源内が土用の丑の日にウナギを食べようと言い始めたんだってさ」がスタートしたらしい。 (↓続
2020-05-14 18:20:04ちなみに「土用の丑の日=ウナギ」は古くから言われているが、平賀源内とセットで盛んに語られるようになったのは平成以降。1971年のNHKドラマ『天下御免』や、石森章太郎の1987年の漫画『平賀源内 解国新書』でも扱われていない。 詳しくは↓ facebook.com/permalink.php?…
2020-05-14 18:20:04松本零士も1989年に大量の資料をかき集め『GENNAI 明日から来た影』という書き下ろしコミックを出版しているけど、さまざまなエピソードが描かれている中、ウナギの話はまったく出てこない。 pic.twitter.com/47d9K2nhzD
2021-09-05 22:46:22@tisensugimura 私がおさえている資料の中で、平賀源内と土用丑の日の鰻を結びつけた最古の文献は、明治38年の『月刊 食道楽 第一巻第三号』「妙なうまい物案内(其三)」(清九郎)になります。 その頃には何らかの書籍に書かれていたようです。 syokubunka.or.jp/library/magazi… pic.twitter.com/WN1V5RGIVh
2021-07-25 10:47:08@tisensugimura ちなみに大田南畝説も明治39年の『月刊 食道楽 第二巻第八号』「鰻料理の話」(ろくせん)に登場しており、平賀源内説並に古かったりします。 syokubunka.or.jp/library/magazi… pic.twitter.com/5r70UNN22v
2021-07-25 10:57:33平賀源内と土用丑の日の鰻を結びつけたものとして、明治31年(1898年)の「東洋大都会」という本が確認できます(コマ番号88、89)。ただメインは太田蜀山人で平賀源内は異説としての扱いです。 dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid… twitter.com/ksk18681912/st…
2022-03-24 20:13:33土用丑の日ということで再掲 土用丑の日平賀源内説について、にぐるたさんからご教示いただきました。明治31年まで遡るのだそうです。 太田蜀山説も載っていますね。直リンクは(続く) twitter.com/niguruta/statu…
2022-07-23 06:12:54dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid… こちらです。
2022-07-23 06:12:55ちなみに土用丑の日について文献記録から検証した最初の人は、私の知るかぎり宮川曼魚(『深川のうなぎ』)です。国会図書館にログオンすると読めます。 dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid… 土用丑の日についておすすめする関連書は『すし 天ぷら 蕎麦 うなぎ』(飯野亮一)です。
2022-07-23 10:27:09すし 天ぷら 蕎麦 うなぎ ──江戸四大名物食の誕生 (ちくま学芸文庫) | 飯野亮一 | クッキング・レシピ | Kindleストア | Amazon amazon.co.jp/dp/B01GO33X5K/ “飯野亮一” “筑摩書房 (2016/3/10)” “423ページ”
2022-07-23 11:04:14“日本料理の基礎が出来上がった江戸時代。後期に入り経済事情が安定すると、ふだんの食事にも胃袋を満たす以上のものが求められるようになる。こうした中で生まれ、洗練されていったのがすし、天ぷら、蕎麦、うなぎだ”
2022-07-23 11:04:15“たとえば、日本橋南詰の天ぷら屋台の名店「吉兵衛」の客が、隣り合わせた屋台のかけ蕎麦に天ぷらを浮かべることを思いつく、といった具合に──”
2022-07-23 11:04:16筑摩書房 すし 天ぷら 蕎麦 うなぎ ─江戸四大名物食の誕生 / 飯野 亮一 著 chikumashobo.co.jp/product/978448… “目次” “序章 食べ物商売の繁盛と四大名物食” “第1章 そば屋の誕生と発展” “第2章 蒲焼屋の誕生と発展” “第3章 天麩羅屋の誕生と発展” “第4章 握りずし屋の誕生と発展”
2022-07-23 11:10:33朗読王その一(「第六十三 鰻屋」, 石橋忍月補・前田曙山編(1898)『東洋大都會』pp.139–140, 石橋友吉./COEIROINK:つくよみちゃん) 当時のうな丼の価格が分かる。 pic.twitter.com/CFIKgEjEq1
2022-07-23 17:10:21朗読王その二(「第六十三 鰻屋」, 石橋忍月補・前田曙山編(1898)『東洋大都會』pp.139–140, 石橋友吉./COEIROINK:つくよみちゃん) 土用丑の日は鰻を食おうキャンペーンの仕掛人について。 pic.twitter.com/Omw2yMQClj
2022-07-23 17:13:14示名打写|製品・サービス|NTTビジネスソリューションズ nttbizsol.jp/service/shimei… “「示名打写(しめいだしゃ)」は、ビジネスフォン用のボタンシートです。お客さまがお持ちのビジネスフォンに合わせたテンプレートと専用シートのセットで構成されています”
2022-07-23 17:24:49“ビジネスフォンの電話機のボタンに割り付けた電話番号や「発信」・「保留」等の機能名を各電話機に表示する際に、手書きあるいは一般的なラベル印刷器ではできないオリジナルのボタンシートを、お客さまのパソコン・カラープリンターで作成することが可能になります”
2022-07-23 17:24:49“特長” “お客さまがお持ちのビジネスフォン機種に合わせて、色・デザインとも複数のテンプレートから自由に選んで作成いただけます。電話機単位や部署単位での色別シート等の作成も可能です”
2022-07-23 17:24:50“専用シートにはボタン配置にあわせて予めミシン目が入っており、お客さまによるカッティング作業が発生しません”
2022-07-23 17:24:50