木暮と深津の話

ふしみ @fushi445

暮と深の話。 沢とリョの繋がりで湘北に詳しくなった深。有り得るか分からないけれど三とも同じ大学なので、更に湘北に詳しくなる。試合の後、暮を見つけて思わず名前を呼んでしまい、暮と話をする事になる。暮がにこにこしながら話すので自分と同じ状況かもと話を振ると「あぁ、そうだよ」と笑う。

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「三井が迷惑かけてないか？」「あー…」「悪い、座学はからっきしなんだ」「聞いてた通りピョン」「宮城からも連絡があるんだろう？」「あれは沢北が世話になってるピョン」「沢北の話をよく聞くから詳しくなったよ」「同じピョン」「なんだお互い様か」と笑った後、暮から連絡先を渡される。

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スマホがある世界観なので別れた後、ちゃんとお礼のメッセージが来る。律儀だなと思いながら暮の人柄と話しやすさも相まって定期的にやり取りする事になる。ある日、暮から「後輩の練習を見て欲しい」と言われて行くと花道と流川がスタンバってた。よし、帰ると踵を返すと三井と松本が居た。

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瞬きをすると河田と一ノ倉が増えた。なんでだよ。イチノが「ごめん、野辺は秋田だから連れて来れなかった」「そうじゃないピョン。なんでお前達がいるピョン」「三井から聞いた」「花道と流川を指導する深津とか面白すぎだろ？」って三が人相悪く言う。松が「俺は止めたんだぞ」と顔色悪く言う。

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「三井明日の練習倍にしてやるピョン」怒る深に三が食ってかかるので河が「いいじゃねぇか！こんな機会滅多にねぇべ」って止める。そこに赤と暮とヤス登場。面子を見て固まる赤。数秒後に「主犯は誰だ？」と絞り出すような声で言うので、その一言で赤が苦労してたのが瞬時に分かって同情する山王メン。

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何人かが三井を指差す。「お前か！」「待って！三井に言ったのは俺だから」って暮が宥める。「良かったな桜木、流川！試合やり放題だぞ！」「よし来いっ！」「ぶっ潰す」って主催した暮がノリノリで状況を楽しんでるので何も言えなくなる赤。赤が振り回されてるのを見て笑う河。観念して準備する深。

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そこからが大変で気付いたら花と流が喧嘩するわ、河が赤にちょっかいかけるわ、シュートで三と松が言い合ってるわ、で収集つかなくなって遠くを見つめる深。ここは動物園か？イチノが暮とヤスにアドバイスしてるのを見てそこ代われと思う深。視線に気づいた暮が駆け寄って、休憩に入る。

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「疲れた？」「身体じゃなくて頭が痛いピョン」「山王なら絶対こんな状況にならないからね」「だろうなぁ」と話す所へ「ピョン吉！！試合！試合しよーぜ！」と花が駆け寄ってきて流が「早く」と促す。大型犬2匹。暮がじゃあ振り分けしようかとヤスとホワイトボード取りに行く。深が赤に

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「アイツらやばいピョン」「すまん…」って不良息子を持つ父親みたいな顔される。 試合やってからはスムーズで、メンバーを入れ替えたりしながら何回かやって終了。じゃあ飯行こうぜって歩く列の後ろから暮にお礼を言われる。「引き受けてくれてありがとう。いい練習になったよ」「次はないピョン」

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渋い顔をする深に暮が「ごめんごめん。でもまさかこうやって深津達とバスケ出来るとは思わなかったから。すごく楽しかったよ」って笑顔で言われて、昔自分がバスケを始めた時の楽しくて仕方がなかった頃を思い出す。夕暮れの帰り道で友達に「また明日な！」って手を振った時の満ち足りた高揚感。

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勝負事とはまた別の初心。ただ純粋にバスケが好きだという気持ちが伝わってきて、なんとも言い難い擽ったい気持ちになる深。「まぁ、練習にはなったピョン」「じゃあ」「でも次は絶対にないピョン」って即答されて「えー」って笑う暮。 そんな暮と深のお話。