
伊藤計劃の作品は少ない(※作者夭折のため)と聞いていたので、読んでしまうのが惜しくなってちまちま読んでいたのですが、つい昨日読み切ってしまいました。
2021-01-26 23:07:10
これでツイッターの使い方があっているのか(?)マニュアルもないのでわかりませんが、とりあえずネタバレ込みの感想を記録しておきます。一部、凍結避けのための誤変換があります。間違いがあったらすみません。未読の方は自衛をよろしく頼みます。
2021-01-26 23:07:42
英語交じりのジョーク(grammar(文法)とglamour,glamor(肉感的な魅力))が良いな、好きだなと思った。
2021-01-26 23:08:15
「……Femme fataleになれない」の後の、「デュモンド(世慣れた)」が理解できていないように思う。誰か知ってたら教えてほしいものだ。
2021-01-26 23:08:40
結局、虐殺器官って何だろう。人類の脳の中に脈々と受け継がれてきた虐殺の本能……。のあたりからすると、言語=虐殺器官でいいのかな。虐殺器官 ? 何か読み落としがあるのかもしれない。再読が必要だな。
2021-01-26 23:08:55
殺すことの意志が自分にあるのか? それとも……。という迷いを抱えていた主人公ですが、最終的に自分の生活の安寧のために人をコロすのにためらいがなくなりましたね。
2021-01-26 23:09:23
ルツィアの死体がものに見えなかったくだりから、おっ主人公変わったのか? と思いましたが、ルツィアのFemme fataleパワーでした。物語の終盤で、死体の処理に困っていますね。
2021-01-26 23:09:45
もしかして、今まではコロししかやってこなかったのかなぁ。片づけまではやってなかったのかもしれないな。(根拠なし)
2021-01-26 23:10:04
それにしても、空飛ぶ海苔(フライングシーウィード)などの虐殺器官の世界の物と現実世界の物(武器など)を溶け込ませてあるのがすごく好き。
2021-01-26 23:18:04
ルツィアとの談義やウィリアムズとの会話の中に出てくる人名がボルヘスとカフカくらいしか分からなかったので、少し反省。でも、好きな作家(ボルヘス)が作品の中に出てきたのには興奮した。
2021-01-26 23:21:53
やはり、教養があったほうが楽しく本が読めるに違いない。(要確認。実際は教養がありすぎると展開が読めてしまって本を読むのはつまらないかもしれないので。)
2021-01-26 23:23:11
サンジェルマン伯爵のwiki読んでたんだけど、「自分は不老不死なので、霊薬を口にする他は食事は必要としない」って何? かわいいね。お茶目だな。
2021-02-10 14:43:11
ガリバー旅行記読んだけど、ほぼ妄想とブラックジョークで書き上げるのすごいな。(もちろん知識もあります。)人間(ヤーフ)やってるの恥ずかしくなってきちゃう。個人的には飛島(ラピュタ)の人たちが考え事から目を覚まさせるために膀胱を膨らませたものでつつかれるというのが滑稽でたまらなかった。
2021-02-12 04:59:40
あの膀胱も何かを風刺したものなのだろうか。 ともかく面白かったし、訳者がよかったのだろうか、大変読みやすい。他のジョナサン・スウィフトの本も読みたい。特にジョナサン・スウィフトが書いた『スウィフト博士の死を悼む詩』が読みたい。
2021-02-12 04:59:43