2020年10月17日
大分県竹田市直入町の長湯温泉にある建築のうち、みつばちの湯(首藤廣剛)と飲泉所コロナダ(グランドライン)について。
0
タケ@ALL-A @take_all_a

大分県竹田市 #長湯温泉 の建築編。クアパーク長湯(坂茂)に泊まった際、近くの農地にこのような建築があった。いかにもアトリエ派の建築家が設計したと分かるデザイン。農家ではなさそうだが… と思いつつ、旅行中は遠目に眺めるだけでスルーした。 pic.twitter.com/BwYMPTusYY

2020-10-15 22:46:02
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

で、後日に調べたところ「温泉交流館 みつばちの湯」という温泉施設だった。設計者は大分を中心に活動されている首藤廣剛氏(事務所名はアルカイック)、竣工は2012・H24。ちゃんと調べて入ればよかったなあ。塔状部分は貯湯槽と思われる。 pic.twitter.com/L0G3qNJ8sj

2020-10-15 22:47:07
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

首藤廣剛氏は浦辺建築事務所の出身、つまり浦辺鎮太郎のお弟子さん。個人的に首藤氏はコンクリート打ち放しやコンクリートブロック造の印象が強く、ガラスを大きく使った木造建築は少々意外だった。 pic.twitter.com/r6r899iPr9

2020-10-15 22:48:44
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

平面・架構は六角形ユニットの組み合わせになっていて、それが「みつばちの湯」の由来らしい。運営は偕生会という社会福祉法人だが、ここは入所施設ではなく地域住民向けの療養・介護予防施設といったところで、旅行者も入浴できる。 pic.twitter.com/lk6rISfsfL

2020-10-15 22:50:16
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

大分県竹田市直入町 #長湯温泉 の建築編の続き。最後に紹介するのは「飲泉所KOLONADA」。これは浴場ではなく飲泉専用の施設である。場所は「クアパーク長湯」前を流れる川の対岸。地図 goo.gl/maps/SFZnykqyZ… pic.twitter.com/08Jidw87kj

2020-10-17 22:09:51
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

竹田市観光情報サイトに記載された名称は「飲泉所コロナダ」で、Googleマップの表記は「コロナド飲泉所」。ブログ等でも ダ と ド の末尾が混在している。ここでは公的な観光サイトの「コロナダ」に従う。 pic.twitter.com/ePGtM6DutI

2020-10-17 22:12:34
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

では KOLONADA とはどういう意味かというと、チェコにおける飲泉所のことらしい。欧州旅行関係のサイトでは「コロナーダ」表記が一般的のようだ。 ユーロ・エクスプレス > チェコの「飲む」温泉文化、コロナーダ euro-ex.com/blog/item/9284… pic.twitter.com/MoGJngLOWm

2020-10-17 22:14:29
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

参考記事をもうひとつ。 skyticket > チェコの温泉の町、カルロヴィ・ヴァリのおすすめ観光スポット5選! skyticket.jp/guide/68805

2020-10-17 22:22:51
タケ@ALL-A @take_all_a

この飲泉所コロナダは竹田市と合併する前の直入町が建設した施設だ。『九州・沖縄を歩こう!建築グルメマップ2 九州・沖縄編』(エクスナレッジ)によると、設計はグランドライン(大分市)という事務所、竣工は1994・H6。これ以上の情報は分からなかった。 pic.twitter.com/ODe11j6tj7

2020-10-17 22:24:12
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

レンガ貼りの壁を建てて中央に円形の四阿(ロトンダ)、端部に公衆便所という構成。西洋庭園におけるフォリー(添景として置かれる建築物)を意識したデザインになっている。 pic.twitter.com/92Bhkq4t65

2020-10-17 22:25:40
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

ロトンダのディテール。ところで「飲泉所コロナダ」は同じ意味を繰り返しているわけで、名称的におかしい気がするが、そこはあまり追求しないでおこう。例のウイルスと名前が似ているのは不運としか言い様がない。 pic.twitter.com/gsg3QT6MUL

2020-10-17 22:27:38
拡大
拡大
拡大
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

水回りは温泉の成分やコケが付着してこんな状態。さすがにここで飲むのは躊躇するなあ。私は飲まなかった。以前に述べたように、クアパーク長湯など長湯温泉の他の施設にもだいたい飲泉所が備わっている。 pic.twitter.com/QBhWGqNyE6

2020-10-17 22:30:44
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

便所だけデザインのテイストが異なる。 pic.twitter.com/JyNuZZsEli

2020-10-17 22:34:20
拡大
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

長湯温泉が飲泉に積極的な理由は戦前に遡る。九州帝国大学別府温泉治療学研究所(現 九州大学病院別府病院)の松尾武幸博士が、ドイツのカルルスバードで温泉治療学を学んだ後、長湯温泉の炭酸泉の効能を解明したことがきっかけだ。

2020-10-17 23:24:18
タケ@ALL-A @take_all_a

戦前から温泉水を瓶に詰めて販売するなどしていたようだ。これは御前湯に展示されていた古写真とそのキャプション。 pic.twitter.com/GoBMqiKZbE

2020-10-17 23:25:32
拡大
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

1989・H1、旧直入町はふるさと創生事業の一環で「全国炭酸泉シンポジウム」を開催し、これを契機に温泉療法が盛んなドイツの温泉地と国際交流を重ねた。以降、御前湯や飲泉所コロナダの整備といった積極策を展開。竹田市との合併後のクアパーク長湯もこの路線上に位置づけられるだろう。 pic.twitter.com/v7YTlF8ZLP

2020-10-17 23:29:25
拡大
タケ@ALL-A @take_all_a

飲泉所コロナダに掲示されたドイツ側関係者のメッセージ(一部)。 pic.twitter.com/YA1fWM00y2

2020-10-17 23:33:25
拡大
拡大
拡大
0
まとめたひと
タケ @take_all_a

福岡県を中心に、建築・団地・土木・産業遺産などについて、ツイッターにつぶやいたことをまとめています。個人サイトの方は放置中。

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?